本校について

塩竈市立第一中学校 校歌

作詞:扇畑忠雄  作曲:佐藤益喜


 本校の校章は,塩竈桜に『中』を配したものである。この桜は1938年天然記念物に指定されたもので,関山桜系のものといわれている。重弁で花弁も他の八重桜より多い。雄しべの変化したものと思われる2~3の小葉があるのが特徴である。国の桜といわれる桜,塩竈の名をもったこの花に,誇りと希望と理想をたくし,紅の花弁の合い集うところに生徒の和合協調,雄しべ3本に真理と創造と博愛の意味を持たせた。また,緑の二つの小葉を上向きにしたのは,全体として静的な構成に動的な要素を加え,生徒の清らかな心が,あくまで向上しようとして躍動する状態を示し,さらに全体の色調を考え,中に白または銀色の『中』を入れたものである。

(昭和22年4月17日制定)

塩竈第一中学校沿革史