本校について
塩竈市立第一中学校 校歌
作詞:扇畑忠雄 作曲:佐藤益喜
潮の光 あさぼらけ 三年の思い 清らかに
水平線を 遠く見て まなこ輝く わが命
ここに誠を 求めつつ 学ぶわれらに 誇りあり港の空に 飛ぶ鴎 白き翼も さわやかに
平和の旗を なびかせて 世界の海に 通う船
ここに力を あわせつつ
学ぶわれらに 希望あり青葉は薫る 風の中 わが学び舎の とこしえに
雄々しく高き 歌声の
こだまはひびく 千賀の浦
若き心を 育てつつ 学ぶわれらに 理想あり
本校の校章は,塩竈桜に『中』を配したものである。この桜は1938年天然記念物に指定されたもので,関山桜系のものといわれている。重弁で花弁も他の八重桜より多い。雄しべの変化したものと思われる2~3の小葉があるのが特徴である。国の桜といわれる桜,塩竈の名をもったこの花に,誇りと希望と理想をたくし,紅の花弁の合い集うところに生徒の和合協調,雄しべ3本に真理と創造と博愛の意味を持たせた。また,緑の二つの小葉を上向きにしたのは,全体として静的な構成に動的な要素を加え,生徒の清らかな心が,あくまで向上しようとして躍動する状態を示し,さらに全体の色調を考え,中に白または銀色の『中』を入れたものである。
(昭和22年4月17日制定)