大曲小学校区
本校は,東松島市南東部に位置し,東は石巻市と赤井南小学校学区,西は矢本東小学校学区,南は太平洋,北は赤井小学校学区に接している。
沖積世最大の海進以降,海の後退に伴い陸化してできた平地である。北から東にかけて定川が流れ,南には東西に北上運河が流れている。
農業・漁業・工業・住宅地の4地域に大別されるが,特に南側の大曲浜は海苔の生産地として名高く,古くから皇室に献上されていたことで有名である。しかし,東日本大震災により大打撃を受け,現在,復興の途上にある。
震災前に16行政区があった学区は,現在①五味倉地区,②上納地区,③横沼地区,④大曲地区の4自治体で構成されている。学区の北西に位置するあおい地区には復興住宅が建てられ,本校に通学している児童がいる。大曲浜海岸には県海浜緑地が再整備されている。
交通面では,国道45号が主要幹線道路で,朝夕の時間帯は上下線共に,かなりの交通量である。ただ,北側を通る三陸自動車道の利用者も増え,国道の混雑はやや解消されつつある。また,JR仙石線が通っており,最寄りの駅は陸前赤井駅である。
学校は,明治6年,大曲壽昌院に第七学区第二中学区第五十一番大曲小学校として創立された。その後,変遷を経て,昭和30年4月9日,矢本小学校大曲分校と表浜分校を廃止し,大曲小学校として独立開校した。児童数の増加に伴い,校舎の増築も行われ現在の姿になっている。
県教委の研究指定も数多い。道徳教育,図画工作,性教育等の指定を受け,取り組んできている。昭和39年の開校10周年記念式典を皮切りに周年行事も挙行しており,平成27年には60周年行事を挙行した。
大曲小学校沿革史
令和7年度 大曲小学校グランドデザイン
大曲小学校の歴史と伝統を基に、地域の実情や児童の実態に即しながら、新しい時代を生きる 上で必要な「徳・知・体」のバランスの取れた力や、自立と協働の心と態度を身に付けた児童の 育成を目指し、「児童が安心・安全に楽しく過ごせる学校」「賢く学べる学校」「地域と共に育つ学校」の創造に努める。
(1)自分らしい生き方の実現に向けて、粘り強く努力する児
童を育てる学校を目指す。
(2)常に感謝の気持ちをもって、他者と関わり社会貢献を志
す、児童を育てる学校を目指す。
(3)発想を大事にし、一人一人の自主性と可能性を伸ばす学
校を目指す。
(4)コミュニティ・スクールの理念のもと、児童も地域も共
に育つ学校を目指す。
(5)働きがいのある職場づくりを進めながら、探究と協同の
学びを授業実践の中心に据え、教育活動の質的向上を図
る学校を目指す。
学校いじめ防止基本方針