令和7年7月25日(金)~27日(日)までの三日間、昨年度同様、せんだい演劇工房10-BOXを会場にリーダー研修会が開催されました。この研修会は、県内の高校演劇の充実・発展と、実践活動を通してのリーダー育成を目的に開催されています。
今年度も横山真氏のコーディネイトのもと、今回はコメディアスの皆さん、三桜OG劇団ブルーマーの皆さん、そして菊池佳南氏をはじめ仙台・東京で活躍する東北ゆかりの俳優の方々を講師にお迎えしました。県内23校から約50名余りの生徒が参加し、3つのグループに分かれて研修を行いました。自己紹介や基礎的なコミュニケーション・ワークショップ、班活動に続き、あるグループでは町探検や人間ウォッチングにも挑戦し、今回のテーマ「50cm」について意見を出し合いました。一日を通して、生徒たちは仲間と意見を交換しながら考えを深め、主体的に創作活動に向き合いました。セリフの細部にまで意味を持たせ、動きの隅々にまで工夫を凝らし、各グループがそれぞれ独自の作品を仕上げ、三日目に成果発表を行いました。準備段階では試行錯誤を繰り返しながら稽古に励み、本番では自分らしさを存分に生かした表現を披露しました。
同じテーマに取り組んだにもかかわらず、演出の工夫や視点の置き方、描かれる物語は大きく異なり、いずれの作品も創造性あふれる仕上がりとなりました。互いの発表を見合う中で、多くの生徒が新しい発見や刺激を受け、発表後には活発な意見交換が行われました。さらに、他チームの舞台にも真摯な姿勢で向き合い、ときに笑いが起こったり共感のうなずきが広がったりと、会場全体が温かな一体感に満ちていました。何より、学校の枠を越えて演劇を志す生徒が集まり、同じ目標に向かって協力できたことが大きな成果です。演技力の向上だけでなく、参加者同士のつながりや講師の先生方との交流も深まり、最終日には互いの成長を認め合いながら別れを惜しむ姿が見られました。今回得た貴重な経験と学びをそれぞれの学校へ持ち帰り、今後の活動に生かしてくれることを期待しています。今後も、生徒の主体性と創造性を伸ばす取り組みとして、本研修をさらに発展させながら継続していきたいと考えています。最後になりましたが、この研修会のためにご協力いただきました先生方に、深く感謝申し上げます。