Research

カイコが生産するシルクの主成分である「シルクフィブロイン」と「シルクセリシン」。いずれも単純なアミノ酸から構成されていますが、これらが有する多様な特性から、新素材としての可能性を秘めています。

本研究室では、シルクの構造ー物性相関を明確化するとともに、その凝集構造を緻密に制御することで、目的の形態、物性、機能性を最適化し、シルクを新たな機能性素材として創出することを目的としています。

シルクが元来有する力学特性や機能性の機序を分子レベルで理解し、それらの機能を最大限に引き出すことで、医療機器、再生医療材料、食品添加物、培養肉、環境素材等、多彩なアウトプットを指向したシルク新素材開発を行っています。

管腔構造体

シートデバイス

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フィルム

ゲル

樹脂

研究テーマ

基礎研究

応用研究