若葉が日差しに輝き、夏の気配が色濃くなる5月下旬、私たちの研究室は新しく加わった学部4年生(B4)が主役の2日間の研究合宿を開催しました!
合宿は千葉県の緑豊かな山々に囲まれた自然の家で行われ、B4学生たちはそれぞれの研究テーマを発表し、全員で活発な議論を交わしました。
今年のB4学生が選んだテーマは、組織の透明化や鼻腔内の薬剤浸透、細菌の不活性化から光学系の設計まで様々です。合宿内での教員や先輩との議論を通じて、研究の方向性や手段等、これからの研究活動をどのように行っていくのかを具体化させました。B4学生の発表はどれも素晴らしく、研究室メンバーからのアドバイスが彼らにとって大きな学びとなりました。
また、1日目夜にはゲーム大会で盛り上がり、2日目午後にはBBQをみんなで楽しみ、研究室内の親睦を深めることができました。
B4学生の皆さん、ようこそ伊藤研究室へ!よい研究生活を!!
電気通信大学(東京)で開催されたOptics and Photonics Japan 2024で6件の発表を行いました。
発表リスト
小切山圭,伊藤輝将,三沢和彦
テラヘルツパルス光照射によるアミロイド繊維の伸長状態の変化
金江陽希,伊藤輝将,塚越かおり,大山泰司,岩野直哉,富澤美月,カウスタフ ダス,稲葉真太朗,池袋一典,三沢和彦
ラマン分光法を用いたDNA メチル化によるグアニン四重鎖構造のトポロジー変化の検出
江口航平,伊藤輝将,三沢和彦
アテローム性動脈硬化の早期診断に向けた泡沫化マクロファージのラマンスペクトルの解析
斉藤伸阿,伊藤輝将
時間分解誘導ラマン散乱顕微鏡における非共鳴背景光の抑制
小塚朱莉,阿部英樹,伊藤輝将,三沢和彦
UVC パルス照射による細菌不活化効果とチミン二量体形成量の関係
加藤銀一,伊藤輝将
液滴濃縮ラマン分光法を用いた血清モデル中の薬剤濃度推定
三沢・伊藤研の修士学生2名がアメリカフロリダ州で開催された国際学会「Optica Biophotonics Congress 2024」で発表を行いました。長旅と発表おつかれさまでした!
Paper TW3B.6
Shuri Kozuka, Shundai Yamamoto, Terumasa Ito and Kazuhiko Misawa,
"Peak Power Dependence in Bacterial Inactivation Using UV-C Pulsed Light Irradiation"
Paper OW1D.4
Haruki Kanae, Terumasa Ito, Kaori Tsukakoshi, Shintaro Inaba, Mizuki Tomizawa, Kaustav Das, Kazunori Ikebukuro, and Kazuhiko Misawa
"Detection of Structural Changes in DNA Due to Methylation Using Raman Spectroscopy"
(a collaborative research work with Prof. Ikebukuro's Lab at Dept. Biotech. & Life Science, TUAT)