図書館にある本は、本の内容(ジャンル)によって置き場所を決め、まとめられています。
本の内容(ジャンル)は、規則(=日本十進分類法(NDC))によって分けられており、内容によって分類番号が決められています。
図書館では、分類番号を記載したラベルを背表紙に貼り、本の管理をしています。背表紙に貼ってある3段ラベルの一番上に書かれている数字が、規則によって決められた分類番号です。
本は、分類番号順に並べられているので、自分の知りたい情報の分類番号の本棚に行くと、その情報に関係のある本を一度に見ることができます。分類番号が分からないときは、「NDC Navi」を使って検索もできます。
手に取った本に、自分の知りたい情報が載っているか確かめるために、最初のページから読み始める必要はありません。
次の2つのポイントを確認して、あたりをつけて必要な部分を読んでみましょう。
→本の最初のほうに書かれています。
どのような内容が、どういう順番で書かれているのかなど本の内容をひと目で確認することができます。
本を手に取ったら、まず最初に確認しましょう。
→前書きは、目次の前後に、後書きは、最後のページに書かれています。
本のなかで作者が主張したいことや、結論が書かれており、本筋を確認することができます。
図書館にある本は、パソコンやスマホから検索できるようになっています。ただし、上手に検索ワードを入力しないと、自分の思っていたとおりの結果が出てこない場合があります。
次の3つのポイントを確認して、検索してみましょう。
→入力したキーワードが広すぎたり、狭すぎたりすると、ヒットする本が多かったり、少なかったりします。
キーワードを広げたり狭めたりして、入力しましょう。
→「○○を△△する」等のように、文章のまま入力すると、結果が出てこない場合があります。
「○○ △△」のように、単語にして入力しましょう。
→入力したキーワードの漢字が間違えていると、結果が出来ない場合があります。
漢字が不安な時は、全てひらがなで入力しましょう。