我究館 館長 杉村貴子
1992年の創業以来、33年間で11,000名を超える皆さまが我究館を卒業され、幅広い業界でそれぞれの“志”をもってご活躍されています。
創業者である杉村太郎は、バブル経済の終末期に大手損保企業の人事部で採用活動に携わる中、学生たちが社会に出る前に自分自身と向き合う重要性を痛感し、志を立てる塾、我究館を創設しました。当時平成の松下村塾と呼ばれた我究館では、我を追究する「自己分析」を日本で初めて就活生に提案し、自己分析とキャリアデザインの描き方を示す指南書として『絶対内定』を世に送り出しました。
「人々の人生を輝かせること。そして、その人たちと共に、社会をより良い方向に導いていくこと。」
これが、創業以来変わらぬ我究館のミッションです。
このミッションのもと、多くの学生が自己と真摯に向き合い、夢を描き、志を立て、力強く社会へと飛び立っていきました。
そしてこのたび、私たちは新たな挑戦として、「我究館就活研究所」を設立いたしました。
我究館就活研究所は、誰よりも学生の近くで日々伴走している私たちだからこそ見える“リアル”を出発点に、等身大の視点で「働くとは何か」「就活の本質とは何か」を問い直し、社会に発信してまいります。
また、就職活動および就活支援業界の健全な発展に寄与し、社会全体に新たな価値を提案していくことも、私たちの大切な使命であると考えています。
この新たな一歩を進めるにあたり、研究所の所長に、我究館で学生たちに寄り添い、数多くの成長を支えてきた小田切コーチが就任いたします。
ここから新たに、我究館一同、この研究所を通じて、我究館の理念である
「Toward Integrity ― 高潔な、人を育てたい」
を礎に、誠実で本質的な研究と発信を重ねてまいります。
“働く”を通じて、人生がより豊かに、より輝くものでありますように。
これからの我究館就活研究所に、どうぞご期待ください。
2025年7月25日
我究館 館長 杉村貴子