家具以上建築未満
だんだんの丘(放課後等デイサービス施設のための什器設計, 2019)
企画・設計 永田建築事務所(平山善雄)・正木哲
丘のような地形の屋内遊具。登ったり隠れたり/座ったり寝転んだり/飛び降りたり潜り込んだりと、こどもが自由に使える遊具のデザイン。
家具・ワークショップ用家具
思い出をつなぐ家具のデジファブ・リメイクプロジェクト2022~2023
NTT社会研究所との共同研究(協力:大牟田未来共創センター・大牟田市)
設計・製作:山田くるみ,正木哲,平田裕次
大規模な団地の建て替え及び周辺の小規模化した団地の建替・集約事業が進んでいる.引越しを控えた住民に話を聞くと,引越を余儀なくされるなかで,それまで使っていた家具や家電を継続的に使用したいと考えているものの,部屋の規模が変わることや引越の負担を考え,破棄せざるを得ないと考えている状況が明らかになった.
このプロジェクトでは, 近年注目されているデジタルファブリケーション技術を適用しながら,思い入れがある家具をリメイクしてサイズを縮小するとともに他の用途への転用を図ることで,継続的な使用の実現を試みる.
シェアブックカフェ2020
三池炭鉱宮原坑職員住宅活用プロジェクト
企画・デザイン 宮﨑遥・正木哲(2019)
櫓を模したスツールやベンチを、地元小・中学生、三池工業高校の生徒らと組み立てワークショップを行った。
市営住宅集会所ベンチのデザイン(入居者とのものづくりワークショップ)
設計:有里友吾・播磨竜太(本科5年生 2019年当時)
バームクーヘンを6分割した形状のベンチ。思い思いに並べ替えて自由に座れるベンチ。市営住宅入居者の方々と、将来完成する集会所で使うベンチを一緒に組み立てるワークショプを企画した。
軒下のある集会所:市営住宅集会所の計画(基本計画, 2016)
市営住宅の建て替えに際し、新しいコミュニティを築く拠点となるであろう集会所の計画を行った。通常は鍵が閉まる時間が多い集会所ではあるが、住棟の廊下へとつながる軒下の通路空間を設け、造り付けのベンチもすることで、いつでも佇むことができる。自治会の集会やイベント時にも、その前後で人の溜まりが生まれ、自然発生的な交流を促せると考え計画した。
集会所の軒下空間
建て替え時のコミュニティ再生支援として、ワークショップやイベント運営等を藤原研究室と行った