令和八年度 赴任のご挨拶
― 創立八十周年の節目、淀江中学校の新たな歴史を共に拓く ―
「白鳳の里」淀江に、うららかな春の光が降り注ぎ、まちの桜が新入生を祝福するように美しく咲き誇っています。
この度、歴史と伝統ある米子市立淀江中学校の校長として赴任いたしました、冨田 健一(とみた けんいち)と申します。地域に愛され、輝かしい歴史を積み重ねてきた本校の一員となれましたことを、心から光栄に感じております。
さて、去る四月十日、本校は八十一名の新入生を迎え、第八十回入学式を挙行いたしました。 本校は、昭和二十二年の開校以来、今年で八十周年という大きな節目を迎えます。一万人近い先輩方が社会の第一線で活躍されているこの学び舎で、新入生たちは、歴史の証人として、そして新たな一ページをつくる主役として、その第一歩を踏み出しました。
私は、校長として、生徒たちに次の二つのことを伝えています。
一、歴史を誇り、未来を拓く
私たちの淀江は、古代から続く豊かな文化が息づく町です。この伝統ある地で学ぶことに誇りを持ち、先人が築いてきた歴史を礎に、自分たちの新しい力で淀江中学校の未来を拓いていってほしいと願っています。
二、「まことをもって貫く」
本校の校訓であるこの言葉を大切にしたいと考えています。「まこと」とは、誠実さと真心です。中学校生活の中で壁にぶつかった時も、自分自身に嘘をつかず、仲間を思いやり、最後まで誠実にやり抜く心。その積み重ねが、生徒一人ひとりと、この淀江中学校をさらに輝かせる原動力になると信じています。
米子市が掲げる「住んで楽しいまち米子」の未来を担う一員として、生徒たちが淀江の地で誇り高く育っていくよう、我々教職員一同、一丸となって教育活動に邁進する所存です。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、本校の教育活動へのご理解を賜りますとともに、多感な時期を過ごす子どもたちの成長を、学校・家庭・地域の三者が手を取り合い、共に支えていただければ幸いです。
この「八十周年」という特別な一年が、生徒たちにとって、そして地域の皆様にとって希望に満ちたものになりますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和八年四月 米子市立淀江中学校長 冨田 健一