新宿区立小学校PTA連合会(略称:小P連)は、新宿区内にある各小学校PTA(単位PTA、略して単P)の活動を支援し、横のつながりを強化するために組織された団体です。創立から78年という長い歴史を持ち、現在は区立小学校29校のうち25校が加盟しています。
私たちは、子どもたちがより豊かな環境で学び、育つことができるよう、学校・保護者・地域、そして教育委員会などの関係機関を結ぶ架け橋としての役割を担っています。
小P連は時代の変化に合わせて、柔軟に「進化」を続けています。かつては各学校に役割を割り振る「当番制」が中心でしたが、2020年のコロナ禍を機に組織を抜本的に見直しました。現在は、各学校のPTAが主役となり、小P連はその活動をサポートし支える「支援型組織」へと役割を変えています。
具体的には、負担の大きかったブロック当番制(輪番制)を廃止し、参加校による実行委員会形式へと移行しました。
また、会長会(年5回、平日19時開催が原則)への参加についてはZoomによるオンライン参加を可能とした他、各校会長以外の役員(副会長など)の出席を可能とするなど、特定の個人に負担が集中しない、より開かれた組織運営を推進しています。
小P連に加盟することで、単独の学校PTAでは得がたい「つながり」や「支え」が生まれます。
他校の成功事例や課題解決のアイデアを共有できる貴重な機会です。「他校では役員構成をどうしているか」「校長先生との連携はどう進めているか」といった具体的な悩みについて、区内全域のPTA役員と直接話し合い、自校の活動をより良くするためのヒントを得ることができます。
個別の学校だけでは解決が難しい課題も、小P連として「統一要望」をまとめることで、教育委員会へ直接届けることができます。教育長との意見交換会などを通じて、児童擁護員の増員や学校施設のバリアフリー化、通学路の安全確保など、保護者の声を教育行政に反映させてきた実績があります。
活動を支援するための実務的なサポートも充実しています。
単P支援事業(補助金): 各学校PTAが主催するイベントに対し、1回につき上限50,000円の経費を補助します。
PTA総合保険: PTA主催行事中の万が一の事故に備える保険への加入が可能です。
優待・招待案内: プロスポーツ(ヤクルトスワローズ、FC東京など)の観戦招待や、劇団四季、キッザニアなどの優待割引を利用できます。
小P連では、目的に応じて複数の委員会が活動しており、それぞれが専門性を活かして子どもたちのために動いています。
スポーツ実行委員会: 65年の歴史を誇るバレーボール大会や卓球大会を、参加者の手で企画・運営しています。
広報委員会: 負担を軽減するためデジタル化を進め、タイムリーな情報を発信しています。
研修委員会: ネットリテラシーやPTAのあり方など、全校共通の課題をテーマに、オンラインも活用した研修会を企画しています。
ゆめじぎょう委員会: 全29校の児童を対象とした大規模イベントを運営します。過去、国立競技場での体験教室やオーケストラコンサート、イリュージョンショーを実施しました。
防犯委員会: 地域で見かけるオレンジ色の防犯プレートの配布や、各校への防犯グッズの提供を行っています。
小P連は、単なる組織の集まりではありません。子どもたちが学校で友達を作るように、保護者同士も学校の枠を超えて繋がり、支え合える場所です。神楽坂から落合まで、新宿区全域に広がるこのネットワークを、ぜひ皆さんのPTA活動をより楽しく、有意義なものにするための「装置」として活用してください。
私たち執行部一同、皆さんと共につながる喜びを広げ、子どもたちの笑顔のために力を尽くしていきたいと考えています。