S's Diary 令和7年度
S's Diary 令和7年度
城山高校での日常、学校行事の様子を紹介します。
11月14日(金)
清々しい秋空のもと、「第76回」を数える本校伝統の校内マラソン大会が開催されました。
コースは男女ともに8キロで、制限時間は男子が85分、女子が90分に設定され、生徒たちは、体育の授業で行われた持久走の成果を発揮し、順位や記録、完走というそれぞれの目標に向かって、懸命に走りました。
そして、ゴール後にはPTAから、全選手を労うスポーツドリンクの差し入れがありました。汗をかいた体に染みわたる冷たいドリンクを、生徒たちはおいしそうに飲んでいました。PTAの皆様に心より感謝申し上げます。
競技終了後は会場を体育館に移して閉会式が行われ、上位の成績を収めた生徒に表彰が行われました。
最後に校長先生から、生徒の今後の飛躍への期待が込められた力強いメッセージで大会の幕を閉じました。
11月13日(木)
本校敷地内にある「あかしろ農園」にて、赤岡中学校の生徒・教職員の皆さんと合同の芋ほりを実施しました。
この畑には、今年5月12日に、中学生と本校生徒が協力して約150本の芋の苗を植え付けました。収穫期を迎え、今回の芋ほりは、中学校と高校の連携をさらに深め、生徒同士の交流を広げる貴重な機会となりました。
参加した生徒たちは、土の中から掘り出す大きなサツマイモに歓声を上げながら、学校や学年の垣根を越えて協力し、作業を進めました。終始、笑顔と笑い声が絶えず、一緒に作業を行う中で温かい交流のひとときを過ごすことができました。
11月12日(水)
社会人や学生として新生活をスタートさせる3年次生を対象に、「スーツ着こなし講座」を開催しました。この講座は、「身だしなみ」の重要性を学び、正しい着こなしで自信を持って新生活を迎えることを目的としています。
今回は、プロの視点から最新かつ実践的な知識を提供いただくため、「洋服の青山」から2名の講師をお招きしました。
講座では、基本的な着こなし方と着用時の注意点の説明に始まり、日々の手入れや保管方法といったメンテナンス術、そしてTPOに合わせたスーツ選びについて解説くださいました。
生徒たちは、説明に真剣に耳を傾け、男子は普段着用しないネクタイの結び方などに熱心に挑戦する様子が見られ、女子はスーツにいろいろなスタイルや色があることを学び、自分に合うものを何度も試着しました。
【生徒の感想】
〇ネクタイの結び方が難しかったけれど、講師の方に直接教えてもらって、きれいな形に結べるようになりました。家に帰ってからもう一度練習してみます。
〇スーツのデザインや種類によって、着用の仕方が異なったり、チャックの位置などが違うということに気づかされました。今日の講座を参考に、早く自分に合った一着を見つけたいです。
【教職員の感想】
〇これから社会に出る生徒たちにとって、第一印象を決定づける「身だしなみ」は非常に重要です。今回の講座で、生徒たちがその重要性を意識する良いきっかけになったと感じています。
今回の講座で学んだことを生かし、自信を持って新たな生活をスタートさせ、社会で活躍してくれることを期待しています。
講師の皆様、本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。
11月10日(月)
1年次生のキャリア教育の一環として、11月5日(水)~7日(金)までの3日間にわたり、県内10の事業所にご協力いただき、インターンシップ(職場体験学習)を実施しました。
生徒たちは、実際の職場の雰囲気に触れ、働くことの意義や仕事の楽しさや厳しさ、そして社会人としてのマナーを肌で感じることができました。また、この貴重な経験を通して、将来の自分自身の生き方や進路について具体的に考えるきっかけを得ることができました。
本日は事後指導を実施し、体験の振り返りと、お世話になった事業所へのお礼状の作成に取り組みました。
【生徒の感想】
〇インターンシップを通じ、お客様を前にした際の「責任感」を強く感じました。働くうえで「丁寧な気遣い」や「細やかな配慮」は不可欠であり、常に「周りを見る」観察力や「思いやり」を持つことの大切さを学びました。
〇分からないことは積極的に質問する必要があり、人との接し方や言葉遣い、コミュニケーション能力が非常に重要であることを改めて認識しました。
ご多忙の中、快く生徒を受け入れ、温かいご指導をいただきました事業所の皆様に、改めて心より厚く御礼申し上げます。
11月4日(火)
2年生の家庭型選択生が「保育基礎」の授業で、保育技術検定「家庭看護技術3級」の合格を目指し、赤ちゃんの抱っこやおむつの交換、検温などの実践的な技術練習を行いました。
生徒たちは、保育人形を実際の子どものように大切に扱おうと、優しく言葉をかけながら熱心に取り組みました。最初は抱き方に戸惑う様子も見られましたが、回を重ねるごとに慣れ、人形をしっかりと支え、温かい眼差しを向けるようになっていました。
【担当教員から】
生徒たちは、命を預かる責任感を持って実習に臨んでいます。単なる技術の習得だけでなく、人形に声をかける姿から、思いやりの心が育っていることを感じます。この検定対策を通して学んだ、優しさと確かな知識や技術を、将来に生かしてくれることを期待しています。
10月31日(金)
3年生の福祉型選択生が、介護初任者研修資格の取得に向けた実技演習を受講しました。
演習では、平成福祉専門学校の先生にご指導いただき、高齢者の移動支援や車椅子の操作方法、車椅子からベッドへの安全な移乗技術など、実践的な介護技術を学びました。
講師の先生からは、「一つ一つ細かい声掛けが必要」というアドバイスをいただき、利用者の方の安全を守るための、きめ細かなコミュニケーションの重要性を深く理解することができました。
生徒たちは、分かりやすく丁寧な指導を受け、資格取得への意欲を一層高めています。
10月30日(木)
3年生の家庭型選択生が「フードデザイン」の授業で、調理実習を行いました。
今回は、学校外の専門家の指導を受ける「外部講師活用事業」を活用し、RKC調理製菓専門学校から講師の先生にお越しいただき、生徒たちにとってプロの技術と知識を間近で学ぶ、貴重な機会となりました。
テーマは「魚の調理」で、生徒たちは、魚の三枚おろしに挑戦し、アジを捌いてアジフライを作りました。また、魚のアラから丁寧に出汁を取り、味噌汁も作りました。
実習中、生徒たちは、初めは戸惑いながらも、講師の先生の丁寧なご指導のもと、真剣な眼差しで包丁を動かし、楽しみつつも熱心に取り組んでいる姿が見られました。
実習後のレポートには、「魚を三枚におろすのは難しかったけれど、先生が優しく教えてくださったので、なんとか最後までやりきることができた」や「自分で捌いたアジで作ったアジフライは、いつも食べているものよりおいしかった」といった、達成感と喜びあふれる感想が多数寄せられました。
10月24日(金)
秋晴れのさわやかな空の下、城山高校の体育祭が盛大に行われました。今年のテーマは「三燦太陽(サンサンシャイン)」。1年赤、2年青、3年緑の3チームに分かれ、どのチームも、一つ一つの競技に全力を尽くす姿が随所に見られました。二人三脚、障害物競走、玉入れ競争、借り物競争といった定番の種目から、学年対抗リレーに至るまで、生徒たちは楽しみながら参加し、また仲間を一生懸命に応援し、会場全体が一体となって盛り上がりました。
中でも、各学年が練習を重ねて披露したよさこい踊りは、体育祭のハイライトとなり、息の合った演舞に、会場からは大きな拍手と声援が送られました。
今日は、準備、運営、片付けも生徒たちが中心となって主体的に活動し、笑顔と自信に満ちた声があふれる体育祭となりました。
ご多忙にもかかわらずご来場くださいました保護者等の皆様、実習等でお世話になっております福祉施設及び保育所の皆様、温かいご声援をいただき、誠にありがとうございました。
また、昨日の総合練習を含めた二日間、近隣の皆様には、騒音等で大変ご迷惑をおかけいたしました。ご理解とご協力に心より感謝申し上げます。
生徒のみなさん、本当にお疲れさまでした!城山高校、最高!
10月21日(火)
城山高校では、生徒会と各クラスの交通安全委員が中心となり、「あいさつ運動」を実施しています。この活動には、赤岡中学校の生徒さんと先生方も一緒に参加し、本校の生徒たちと教員とともに校門や学校近くの交差点に立ち、登校する生徒や地域の方々に元気よくあいさつを交わしています。生徒同士、そして地域の方々との温かい交流を通して、一日の気持ちのいいスタートを切っています。
登校時の元気な声かけは、コミュニケーションの大切さを実感し、豊かな人間関係を築く良い機会にもなっています。
この「あいさつ運動」は、本日から10月23日(木)まで行われます。
10月15日(水)
2年生は総合的な探究の時間に「地域を知り、地域で活動し、地域に貢献する」をテーマとした校外学習活動を実施し、「レク班」「ボランティア班」「取材班」の3班に分かれ、それぞれの活動に取り組みました。
「ボランティア班」と「取材班」は、地域の方々との協働で、学校周辺の清掃活動を行いました。この活動を通じて、日頃お世話になっている地域への感謝の気持ちを表すとともに、環境美化に貢献することができました。地域の方々との温かい交流は、生徒たちにとって大変貴重な経験となりました。一緒にご協力くださった、株式会社ダイナム様、地域活動支援センターあけぼの様、香南市社会福祉協議会様、そして地域のボランティアの皆様方、本当にありがとうございました。
一方、「レク班」は、来週に控えた体育祭に向けての準備を行いました。地域の方々をご招待する体育祭の案内ポスターを作成したほか、当日、皆様に使っていただけるよう応援小旗も作成しました。来週の体育祭が今から楽しみです!
10月14日(火)
「保育基礎」と「保育実践」の授業で、保育実習でお世話になっている赤岡保育所の園児のみなさんに贈るために、折り紙のメダルを作成しました。
園児のみなさんには、10月24日(金)に本校で開催する体育祭に参加してもらい、一生懸命頑張った競技の後に、このメダルを参加者全員に渡す予定です。生徒たちが一つ一つ心を込めて作ったメダルを手に取り、とびきりの笑顔で喜んでもらえたらうれしいです。
また、メダル制作とともに、競技で使用するアニメキャラクターのパネルも、みんなで工夫しながら作成しました。
赤岡保育所の園児のみなさん、そして関係の皆様の来校を、生徒・職員一同、心よりお待ちしております。
【競技内容の紹介】
園児のみなさんは、運動場の中央まで走り、カードをめくって同じキャラクターのパネルを持った生徒の所へゴールしてもらいます。ゴール時に、生徒から園児のみなさんに参加賞のメダルをお渡しします。
10月10日(金)
一日体験入学を行いました。残暑の中、多くの中学生と保護者の皆さん、中学校の先生方に来校していただきました。
まず、体育館で校長先生の挨拶から始まり、学校紹介動画の視聴と学校側からの説明を行い、4つのコースに分かれて体験授業へと進みました。
体験授業では、Excel(エクセル)を活用した商業の授業、リンゴやキウイなどの果物を使った電池づくりに挑戦した理科の授業がありました。また、保育基礎の授業では在校生が検定の成果を披露し、パステルアートの体験があり、福祉の授業では、人の心と体の仕組みを理解し、「マッスルスーツ」の着用体験を通じて人体の構造を学ぶなど、城山高校ならではの幅広い学びに触れられる機会となりました。
最後に、施設見学を行った後、体育館でのエンディング動画の視聴をもって終了しました。
中学生の皆さん、城山高校の雰囲気はいかがでしたか?短い時間でしたが、一人でも多くの方に城山高校のよさを感じてもらい、興味を持っていただけたなら、これほど嬉しいことはありません。来年4月に、皆さんと城山高校で再会できる日を楽しみにしています!
本日、体験入学に協力してくれた在校生の皆さんも、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした!
10月8日(水)
2日間の秋季休業を挟み、本日から後期が始まりました。
始業式では、校長先生から、「毎日の勉強や学校行事に真剣に取り組む」ことや、「自分の目標に向かって邁進してほしい」といったお話がありました。
始業式後、生徒たちは各学年・クラスに分かれ、早速授業に取り組んでいます。
後期には、体育祭や修学旅行、インターンシップなど学校の主要な行事が数多く控えています。多忙な学期となりますが、これらの貴重な経験を通して、生徒たちのさらなる成長を期待しています。
10月3日(金)
本日で考査Ⅲが終わり、前期の終業式が行われました。
終業式の前には、普段は見過ごしがちな場所や、教室や廊下の隅々まで丁寧に大掃除を行いました。
終業式では、校長先生のお話の後、週明けテストの優秀者表彰と後期生徒会役員の認証式が行われました。
10月6日(月)と7日(火)の2日間は秋季休業となり、後期は10月8日(水)から始まります。
9月30日(火)
南国警察署のご協力のもと、フジグラン野市にて行われた秋の交通安全運動キャンペーンに参加しました。
当日は、本校生徒6名と教員1名が参加し、駐車場や店舗出入口にて、交通安全のチラシと啓発グッズのセットを配布し、安全運転の徹底を呼びかけました。
お忙しい中にもかかわらず、快くご協力くださった皆様に、心より感謝申し上げます。
城山高生も、地域の安全に貢献できるよう、交通ルールを遵守し、安全意識を高めていきたいと思います。
9月30日(火)
本日から前期の締めくくりとなる、考査Ⅲが始まりました。試験初日は、全員がそれぞれ真剣に取り組んでいました。考査は金曜日まで続きます。今日のテストの結果に一喜一憂しすぎず、気持ちを切り替えて、明日以降もベストを尽くしましょう。
9月24日(水)
2年生を対象とした「乳幼児ふれあい体験」を、本日の5・6時間目に実施しました。
高知県助産師会の方々と乳幼児とその保護者の方々が来校してくださり、妊娠や出産、子育てについて学んだ後、実際にふれあいを体験しました。
この体験を通して、いのちの大切さや子育てについて理解を深め、生徒一人一人が自身のライフプランを考えるきっかけとすることができたと思います。
生徒たちは、将来の親としての自分を想像し、子育てへの温かい気持ちを育むことができた機会となりました。
本日は、乳幼児と保護者の皆様、ご指導をいただきました高知県助産師会の皆様に心より感謝申し上げます。
9月17日(水)
令和7年度後期生徒会役員選挙が行われました。立候補者たちは、「よりよい学校生活を送れるように全力を尽くしたい」と熱い思いを伝えました。投票の結果、立候補者全員が信任され、11月から新しい生徒会が発足します。「新しい学校のリーダー」として、今後の活躍に期待しています。