学校紹介

校長挨拶

 高知県立高知国際中学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。本校は、平成30年4月に開校した併設型中高一貫教育校です。併設高等学校として、高知県立高知国際高等学校が令和3年4月に開校しました。また、中高で国際バカロレア教育を実践しており、中学校は令和2年11月にミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)、高等学校は令和3年1月にディプロマ・プログラム(DP)のそれぞれ認定校となり、IB ワールドスクールとして教育実践を行っています。そして、生徒は国際バカロレアの教育プログラムにより学習指導要領の学習内容を探究的に学んでいます。生徒が主体的にボランティア活動を計画して行動するサービス・アズ・アクション(SA)や個人で課題研究を行うパーソナル・プロジェクト(PP)などの特色ある教育活動を行っています。


 本校の教育方針は、 「多様な文化の理解と尊重の精神を通じて地域や国際社会に貢献する、心豊かでたくましく生き抜く人材を育成する」です。これはグローバル社会で求められるスキルを表しているものです。また、お互いの価値観や文化を尊重し合う姿勢を身に付けることが前提になると思います。


 この教育方針を実現するために、地域を知り、地域を学び、地域で行動する教育活動を進めています。各教科の学習においては、学習内容と社会とのつながりを意識しながら授業を進めるとともに、生徒同士が自分の考えを述べ合い、その考えを磨き上げるグループ活動を積極的に行っています。その探究学習の成果としてのSAやPPの取組も年々充実してきています。例えば、生徒が自ら地域防災を考えるイベントを企画して行ったり、地元商店街の活性化のために広報誌を作成したり、新型コロナウィルス感染症の終息を祈念したシトラスリボン運動を展開したりするなど、日々の探究学習を生かしながら生徒が主体的に行動しています。また、国内の国際バカロレア認定校や海外の学校との交流にも積極的に取り組んでいます。コロナ禍で制限もありますが、複数の学校とウェブ会議システムを活用して学校を超えた共同企画のイベントなどについて協議を進めています。このように探究的な学びを進めて行く学校として、紆余曲折しながらも、保護者や地域の皆様のご協力をいただきながら一歩一歩前進しています。


 最後になりましたが、令和4 年度は新入生80名を迎え、全校生徒217名でスタートしました。生徒一人ひとりの豊かな人間性を育みながら、個性の伸長を促すとともに、生徒の夢の実現に向けてしっかりと支援してまいります。「信頼される学校」「生徒・教職員の頑張り、笑顔が見える学校」を目指し、生徒の健やかな成長のために教職員一同、一丸となり全力で努めてまいります。


高知県立高知国際中学校長 片岡 真希


教育理念

多様な文化の理解と尊重の精神を通じて地域や国際社会の発展に貢献する、 心豊かでたくましく生き抜く人材の育成。


1 学ぶことを誇りに思い、形成されるアイデンティティを尊重します。

2 基礎的な学力を身に付け、自由で創造的な思考力を涵養します。

3 自主と自立を礎にした強い自己を確立します。

4 信義と礼節を重んじ、公共と奉仕の精神を養います。

5 社会の一員としての責任を果たし、郷土への愛着と誇りを育みます。

教育目標

グローバル社会で求められる高い志、資質・能力を育む

1 自ら学び、考える力を身に付け、生涯にわたって学び続ける態度を養う。

2 多様な価値観を尊ぶ精神を持ち、他者とともに生きる態度を養う。

3 豊かな創造性を持ち、未来を切り開く、自主・自立の精神を養う。

目指す生徒像

地球を生きる市民感覚のある生徒 ~Think Globally, Act Locally~

・  異なる価値観の文化を尊重し、協働できる生徒

・  学びと人生を豊かに創造する生徒

校歌

学校経営計画

学校通信

いじめ防止基本方針

メディア掲載等

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