急速な変化が進む現代社会において子どもたちが困難に直面した時,それらを乗り越えることができる強い精神力や自分の判
断に基づいて行動できる力を育成しなければならない。そのためには,一人一人の子どもに基礎・基本を中心に据えた「確かな
学力」や多様な体験から得られる豊かな人間性・社会性の育成をはかることが大切である。
本校は,地域と共に歩む学校をめざし,地域の方々の力を借りながら教育活動の充実を図ってきた。特に本年度は,次の6点を
重点に取り組みを進めている。
①組織的な校内研修体制のもと,基礎・基本の定着と学力の向上に取り組む。
②特別に支援を要する児童や家庭的に支援を要する児童をはじめ児童一人一人に寄り添ったきめ細かな支援と指導の充実を図
る。
③お互いを思いやり,尊重し,生命や人権を大切にする指導の充実に努める。
④たくましく生きるための健康や体力「基礎体力」を「育成する。
⑤学校紫煙地域本部事業で組織された地域ボランティアを活用し読書活動や安全教育の充実を図る。
⑥防災教育を進める。
「きらきら いきいき 山の手っ子」
学校教育目標を「きらきら いきいき 山の手っ子」とし,基礎・基本を身につけ,自ら課題を見つけ,自ら学び,考え,判
断し,問題を解決する資質や能力を育てる「確かな学力」の育成,主体的に行動するとともに,他者とも協調し,他人を思いや
る心や感動する心を育てる「豊かな人間性」の育成,たくましく生きる基礎となる力を育てる「健康・体力」の向上など,知・
徳・体のバランスのとれた児童の育成をめざし,日々の教育活動を進めている。
知「よく考える子ども」,徳「思いやりのある子ども」,体「挑戦する子ども」を目指す子ども像とし,落ち着いた学習環境
を整え,学校経営計画に基づき,学力向上に向けて組織的な校内研究を推進することにより「自分のよさも 人のよさも 認め
合える子ども」の育成に取り組んでいる。