HISTORY

東大射撃部の歴史と展望

学内の東大射撃部は大正3(1914)年に設立されました。設立には当時の東大総長も関わったと言われています。

戦前は三八式歩兵銃を陸軍から購入して使用し、安田講堂に弾丸とともに保管して練習場(大久保射撃場など)に出かけていました。

第二次世界大戦後、部活動は中断していましたが、塚田三麿氏を赤門射撃会員として迎え、昭和43年に、本田善健氏ら有志が、戦前の東大射撃部OBの子弟らに呼びかけて銃の購入資金を貸し与え復活させ、現在に至っています。

令和4(2022)年、念願の運動会再昇格を果たしました。新体制となった東大射撃部の今後の展望としては、体制の改革、教本の作成AR射場設置ビーム競技装置・銃コートの購入・更新などを通じて、練習の充実化・実力の向上を図り国公立大学射撃部最強」の座を確立し、最終的に強豪ぞろいの私大射撃部に対抗することを目標としつつ、射撃競技の普及・振興に一層寄与していきたいと考えております。