被験者募集
東京大学 大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 生命知能システム研究室
東京大学 大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 生命知能システム研究室
臨床研究協力者(fMRI検査)募集
(募集期間) 許可日から 2027年1月1日まで
(実施日時) 具体的な時間は相談可能
(場所)東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構
(謝礼金) 検査1回につき謝礼5000円(図書カードで支給)
(募集人数) 100名
(参加可能な方)
18歳以上65歳以下の成人で以下の禁忌事項に該当しない方*。
(禁忌事項・以下に該当する方は参加できません。)
・ペースメーカーが埋め込まれている方
・手術や薬剤注入等の用途で金属が体内にある方
・金属加工業等に勤務から体内に金属片が偶然入っている可能性がある方
・閉所恐怖症の方
・体を横たえると酷い息切れをする方
*研究への参加は任意で、参加に同意しなくても不利益を受けません。同意した後でも、いつでも不利益を受けることなく同意を撤回できます。研究参加による成績上の優遇や単位認定への影響はありません。検査で異常所見が偶然に発見された場合、その所見をご本人に直接お伝えします。
(検査内容)
「機能的磁気共鳴撮像法(fMRI)*」を用いて、テレビゲームのような認知課題を行っている時、および安静時の脳活動を調べさせて頂きます。その際、左耳の迷走神経耳介枝を非侵襲的に電気刺激する「経皮的耳介迷走神経刺激(transcutaneous auricular vagus nerve stimulation, taVNS)」を行います。実験の準備・課題の説明から調査終了までおよそ60分程度です。
検査は予め、検査者より口頭で課題の説明があります。その説明後、MRI装置内のベットで横になり、体を動かさずに、眼前に提示される映像を見て頂いたり、ヘッドフォンから流れる音を聞いて頂きます。また、計測前に説明を受けた内容に従って、手元のボタンを押して頂く場合もございます。
(検査の目的)
本研究は、認知課題、迷走神経刺激装置および非侵襲的脳計測法であるfMRIを用いて、迷走神経刺激中の神経活動を詳細に調査することで、迷走神経刺激療法の仕組みを理解することを目的としています。患者様の結果の比較対象群とするため、健常成人を対象に本研究への参加をお願いさせていただくことになりました。
* fMRIとは
fMRIは、脳の神経活動に伴う血流の変化を非侵襲的に計測する装置です。生体を傷つけることなく脳の活動を調べることが出来ます。この方法は安全性が保証されている方法であり、世界中の病院、大学、研究機関で幅広く用いられ,苦痛や危険性を伴うことはありません。