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活動の記録を随時更新中!
活動の記録を随時更新中!
今日は月に一回の会議の日でした。一ヶ月間に行った作業の報告会を行いました。報告会と聞くとお堅いイメージを持ちますが、久しぶりにものラボのメンバーと喋られるのは楽しく、朝起きた時は休日に学校に行くのが億劫で、とても眠たかったですがなんとか報告会の間は起きることができました…💤次回の報告会は6/28ということで、その間あまりメンバーと交流ができないのは悲しいので今から先輩に奢り飯に連れて行ってもらおうと思います。それでは次回の更新をお待ちください。
4期 たぬきち
約1ヶ月ぶりにみんなで集まる機会で、やはり顔を合わせるとslackやzoomで話してるよりずっとずっと楽しく、対面で集まる機会を大事にしようと改めて思った会でした。前回の集まりからあまり時間はありませんでしたが、今日までそれぞれの部署でミーティングを重ねただけあり、草案というにはすばらしすぎる報告書が多くて、全体を統括する身としてはとても嬉しかったです。
来月の全体会までやることは山積みですし、これからテストもたくさん待ち受けていて憂鬱ですが、みんな頑張ってくれると思うので、きっとなんとかなるでしょう!テストが何気に一番不安です......🥺
今から当日どんなワークショップになるのかワクワクが止まりません!!また次回の更新をお待ちください☺️
1期 ぼやちゃん
ものラボ東京ワークショップ、2日目です!
昨日ですっかり大学生のお兄さんお姉さんと仲良しになったので、みんなニコニコで部屋にやってきました。早くピタゴラ装置に触りたくてうずうずしてますね。
2日目は午前中の3時間でピタゴラ装置を完成させ、午後からは発表とその準備を行います。タイムリミットがある中、子どもたちにどんな声をかけるか、ファシリテーションの役割を担う大学生の腕の見せどころです。
ピタゴラ作成は昨日に引き続き3回それぞれ一時間弱で、作戦会議から始まります。私が参加していた班は一人一人が担当中のギミックに加えて、まだ誰も手を付けていないゴールギミックが残っていました。昨日は特に時間を気にせず作りましたが、今日は自分の担当があとどれくらいで終わるか予想して全体の計画を立ててみることになり、子ども同士の話し合いでこのゴールギミックは「自分の担当が終わった人からやる」ことに決まりました。ホントにいけるかな?と思うところはありましたが、ここでは任せてみます。
さて、3回中2回の作成時間が終わりましたが、みんな担当分が終わっていません!!一見ピンチに見えますが、実際ピンチです。子どもたちも焦り始める中、ここで最も大事なことは大学生が焦らないことです。「完成させなきゃ」という大学生の焦りは子どもたちに伝わり、ピリピリした空気になってしまいます。(と、前回のものラボを経験したメンバーが教えてくれました。)「完成しなくてもいいや」くらいの気持ちで挑むのが吉です。そもそもピタゴラ装置はビー玉の気分で挙動がコロコロ変わるものですから、どこまで詰めたら完成なのかもはっきりしませんからね。
そして迎えた最後の作成時間はこれまで以上に熱心に取り組んでいる様子でした。まだ満足し足りない子どももいますが、ひとまず休憩です。微調整はまたあとでやろうね。
お昼ご飯とともに、見学会が始まります。昨日と合わせてなんと約6時間もピタゴラに集中したので疲れた顔をしている子どももちらほら見られますが、ここで気分転換&元気回復です!!見学会ではお兄さんお姉さんと一緒に本郷キャンパス内を巡ります。行き先はドローンの研究室、大教室、図書館の3つもしくは2つです。それぞれ軽くご紹介します。
ドローンの飛行デモを見せていただいたのは工学部機械工学科趙研、通称DRAGON研です。羽で羽ばたくように飛ぶドローンや空中で変形するドローンが爆音で飛ぶ様子は迫力満点で、小学生はもちろん、大学生も大はしゃぎしていました。
そして東大の中でもそこそこ大きい、300人収容可能な大教室を見てきました。実は私が普段授業を受けている教室だったりします。小学校の6倍くらいの大きさのある黒板の前でスピーチするふりをしたり、整然とした座席に座ったりと各々楽しんでいました。大学生も小学生も最後列が一番人気なのはどうしてでしょうね。
総合図書館は入ってすぐに3階まで吹き抜けるレッドカーペットの大階段が有名です。入館には学生証のタッチが必要ですが、実は事前申請すれば家族を連れて入ることができます。
見学コースを1周して帰ってきたらお腹もペコペコです。私がエレベーターで上がろうとしたら階段で行こうよ!と言われてしまいました。小学生の元気は素晴らしいですね。負けていられません!
そういえば小学生ってご飯のときもよく喋るんですよね。時間を気にして食べることが多くなった現在、すっかり忘れていた楽しさを思い出しました。
午後は発表とそれに向けた準備の時間です。ピタゴラ装置が動く様子を撮影した動画と、各自が工夫したところなどを発表する原稿を作ります。自分が工夫した、頑張った、難しかったところ、を書き起こすのには意外と苦労している子どもが多い印象でした。細かい部分でさえ何度も試行錯誤してきたことを、むしろそばで見ていた大学生の方が良く覚えているものです。最初はビー玉が上手く通らなかったよね、と一緒に思い出すとどんどん記憶がよみがえるようで、見ていて少し不思議な体験でした。
そして、いよいよ発表です。保護者、来賓の方々の前でピタゴラ装置を披露しました。他の班のピタゴラ装置もここで初めて見たのですが、全く異なった面白いギミックがてんこ盛りで感動しました。大学生同士で作るとここまでの差は出ません。コンセプトの根底から個性が出せるのは、小学生の特権なのかもしれませんね。その後は自由に見て回る時間となり、保護者の方にこうやって動くんだよ!と力説する様子についつい頷いてしまいました。
最後には表彰式がありました。どの班も困難を乗り越えて作り上げた素晴らしい子どもたちばかりですので、なんと全班それぞれに異なる賞が授与されました。自分の見ていた子どもたちが立派に授与される様子を見ていると、なぜでしょう、目頭が熱くなってしまいました。ものラボワークショップに携わって本当に良かったなと心から思った瞬間でした。
もっと作りたいと名残惜しく思う子どももいたと思いますが、ひとまずこれにてものラボ東京ワークショップはお開きです。間違いなくものづくりを楽しんでいただけたので、目標達成です!子どもたちの元気と発想力と集中力には驚かされっぱなしで、見習いたい部分すらありました。
もともと私がものラボに携わった理由はピタゴラが好きの一点だけで、当初は子どもたちとこんなに楽しめるとは思いもしませんでした。準備期間は長かったですが、やはりものラボの魅力は最後の当日二日間です。子どもたちに楽しんでもらうはずが、こちらもこの上なく楽しませてもらいました。何度も言いますが、ものラボワークショップに携わって本当に良かったです。ものラボに関わる全ての方々、そして参加してくれた子どもたち、ありがとうございました。
文責 4期 くじらちゃん
いよいよ、ものラボ東京ワークショップ、当日1日目の朝となりました!
朝早くから会場に集まった大学生たちは、本番を目前にして少し緊張している様子も。
ですが、これまでこの2日間にわたるワークショップが子どもたちにとって充実したものとなるよう、私たちもたくさんの準備をしてきました。朝礼と最終確認を終え、気合を入れて本番初日に臨みます。
さっそく、各班の大学生が子どもたちを迎えに行きます。みんな元気に、そして今日をとても楽しみに、会場の教室にやって来てくれました!みんな、2日間よろしくね!
子どもたちのほかに、お世話になるご来賓・後援の方々、先生方、そして大学生の全員がそろったところで、まずは開会式からスタートです。ここでは、スタッフ紹介や、ワークショップのなかで大切になる約束事の説明などが行われました。子どもたちが元気に挨拶や返事をしてくれて、私たちも自然と元気をもらいます。
さて、式が終わったところで、イベントのメインであるピタゴラ装置の作製に進みたいところですが・・・実はその前に、お楽しみの時間があるんです!
まずは、班のみんなのことを知り、仲良くなるためのアイスブレイクを二つ行いました。一つは、サイコロを転がして出たお題に沿って自己紹介をしていく「サイコロ自己紹介」。ここで班のみんなも、一気に打ち解けたようです!
もう一つは、ファシリテーターがこれからピタゴラ製作をする時に使う道具や材料を使って、子どもたちに教えてもらいながらお題の動物を作る「動物表現ゲーム」。ファシリテーターの私はこれにチャレンジしたのですが、いくつもの道具を使って表現した「親子のクジラ」が完成できたときには、与えられた道具から対象の動物を表現する、子どもたちの柔軟な発想力に驚かされました。
こうして、各班でメンバー同士の交流が深まったところで、次に行うのは、おみやげ作り。2日間の最後に、記念として子どもたちが自分で描いたイラストをボードライトにしてプレゼントするのですが、そのための絵をタブレットに描いてもらいます。かわいいものからかっこいいものまで、個性ある様々な力作が出来上がりました!
そしてその後は、待ちに待ったピタゴラ装置製作の準備へと進みます。2日間の作業日程やギミックを作るポイントなどを教えてもらった子どもたちは、様々な道具や材料を見て(みんな興味津々!)、どんなギミックを作りたいかを絵や文章に表してもらいました。そして、最終的に班全体でどんな装置を完成させるのか、作戦会議を行いました。
ファシリテーターと楽しくお昼ご飯を食べた後は、いよいよ本格的なピタゴラ製作の時間です!
初日の製作時間は2時間半ほど。各班のファシリやサブファシリ、遊撃が見守る中、子どもたちは、それぞれが使えそうだなと考えた道具、作戦会議で話したことなどを基に、思い思いに自分のアイデアを形にしていきます。みんな、たくさんの道具・材料、様々な選択肢があるなかで、レールや木材を組み合わせてビー玉を転がしたり、エレベーターを作ったりと、いろいろなギミック作りに挑戦していますね。もちろん、良い案が思い浮かばない、装置が思ったように上手く動かない、などの壁にぶつかるときもありますが、ときにはお兄さんお姉さんのサポートも得て、試行錯誤をしながらギミックを製作していきます。そして、仲間と協力しながら、徐々に班全体で一つの大きなピタゴラ装置を作り上げていきます。おっ、僕の班ではどうやら動く電車がメインテーマとなりそう?そして他の班も見渡してみると、なかには先生方や大学生も驚くような工夫を凝らしたギミックが生まれてきているようですが・・・!?
そんなこんなで夢中になって作業をしていると、1日目終了の時間が近付いてきました。まだまだ作業を続けたいところですが、本日の製作時間はここまで!
最後に、自分や班全体の進捗など、今日の振り返りをワークシートにまとめて、1日目は終了となりました。
みんな、明日もよろしくね!
文責 4期 とし
本日は、各部が進捗報告をしたのち、前回に引き続き、4つの班に分かれてピタゴラ製作に取り組みました。
今回も、ワークショップ当日に子どもたちと一緒にピタゴラ装置を製作することをイメージしながら、限られた時間のなかで作業を進めていきます。各メンバーは、子どもがアイデアを出すときや製作をしていく過程で何か困るようなことはないか、ギミックを作る上で不足しそうな材料やほかにもあると良い道具はないか、などを想像したり班のメンバーで議論したりしながら製作に取り組みました。
最後に、製作したピタゴラ装置の実演発表を行いました。各自が、製作時にこだわった点や当日子どもがぶつかりそうな壁、思ったように動作しない箇所への対応方法などを挙げていき、各々が今後の課題として気付いた点を本番に向けて共有していきました。
私は、自分の班に指定されていたギミックのひとつである「ガウス加速器」というものを装置に組み込む担当でしたが、その作りやすさに反して、装置全体の流れに上手く取り入れることに思ったよりも難航しました。このような反省点や試行錯誤のひとつひとつを、本番に向けた糧にしていきたいと思います!
文責 4期 とし
秋セメスターの活動も早くも3回目。
少し前に、タイムテーブル作成や会場配置などの、ワークショップ開催に向けた各メンバーの運営役職が決定しました。それに伴い、今日は同じ役職や担当のメンバーを学生間で把握することからスタートです。同じ部に所属するメンバーで集まり、これから行うタスクや今後の予定の確認などを行いました。
続いてのディスカッションでは、昨年度の東京ワークショップおよび夏の高山ワークショップ参加者に、自分の当日の役職についてや、子どもたちと関わる上で印象に残ったことや工夫したこと、ワークショップを通して学んだこと、といった体験談を語っていただきました。経験者の話を聞くことで、新規メンバーもワークショップ開催に向けた準備をより具体的にイメージできるようになり、継続メンバーとの交流も深めることができました。
さて、前回の授業では、「ファシリテーターの役割は何か」など、ファシリテーションについての基本事項を学びました。今回で3回目となるスタッフ養成プロでは、グループワークで、ものラボにおいてファシリテーターが必要である理由やその存在の利点は何かなどを改めて考えました。そして、ファシリテーションを知らない人にも説明するつもりになって、各々が自分自身の言葉で言語化することでより深い理解を得ることに努めました。
新メンバーである私も、最初はファシリテーションという概念に対しあいまいなイメージしか持っていなかったのですが、自身の頭で考え言葉にすることで、ファシリテーターになった自分をより明確に思い描くことができたと感じています!
文責 4期 とし
スタッフがピタゴラを作ったことがなくてどうする!ということで始まったピタゴラ製作。材料は100均グッズから木材まで幅広く揃っており、ピタゴラスイッチが大好きな私としては非常に心躍る体験となりました。複数人でピタゴラを作ることのメリットは、アイデアが連鎖して思いがけない方向に進んでいくことですね。一人で遊ぶのとはまた違った面白さがあります。この楽しさをぜひ子供たちに味わってもらいたいです。
さて、「ファシリテーション」という概念をご存じでしょうか。ざっくり言うと「内容には踏み込まないが話し合いを上手に進める」というイメージです。私もここで初めて出会いました。まさに言うは易く行うは難しな概念ですが、我々ものラボのメンバーはワークショップに向けて子供たちの良いファシリテーターとなれるよう勉強を積んでいきます。
第1回で欠席していたメンバーにも出会い、我らがものラボの顔ぶれもわかってきました。学科・学年もバラバラな環境は学部に進んでしまうと珍しいので良い刺激になりますね。これからの活動が楽しみです!
文責 4期 くじらちゃん
本日より2024秋セメスターの活動が本格始動しました。工学部5号館441室に集まったメンバーを見ると、2か月前の高山での濃密な日々が思い出されます。そして視線をずらすとそこには新たな顔ぶれが。ものラボ東大の優しい雰囲気で、早くも笑顔が零れていました。
秋セメスター初回となる今日は、吉崎先生によるものラボの説明から始まりました。今年度で10回目を迎えたものラボ高山WS(ワークショップ)の始まりは2012年。コロナ禍での休止を経て体制を新たに再開されました。そして高山の経験を基に昨年度から始まった東京WSが、今セメスターのゴールとなります。
ものラボの沿革や理念を学んだ後、アイスブレイク及びスタッフ養成プログラム①を行いました。スタッフ養成プログラムでは、小学生とピタゴラ装置を一緒に作る私たちがピタゴラを作ったことがないようではお話にならないということで、ピタゴラ装置の製作(の途中まで)を行いました。
私はゴールギミックを担当し、高山WSで出会った小学生のY君が考えてくれたアイデアをお借りして設計と製作を進めました。今回は完成しませんでしたが、良いものが作れそうです。Y君、元気にしているかな...
秋の音を感じる清涼な空の元、ものラボ東大は東京WSへ向けて歩き始めました。
文責 3期 たっくん
2024年7月6日に、今期のものラボの最後の授業が行われました。今回も、上越教育大学から河野先生と界さんにお越しいただきました。
最初に、「ものラボ」そのものについての振り返りを行い、8月に岐阜県高山市で行われる、ワークショップに向けての共通認識の形成を行いました。「ものラボ」では、創造性の発揮、協働性の学び、人の「とき」と「くらし」を豊かにする「ものづくり」の3つが目標として掲げられておりこれらを意識したワークショップ作り、ファシリテーションを心がけようと思いました。
途中で、当日行うアイスブレイクのドミノゲームを実際に行いました。4つの班に分かれて行いましたが、自分の班だけ正解できなかったのが悔やまれます。アイスブレイクを通して、学生間の仲も深まり、当日のワークショップでもうまくいくといいなと思いました。
最後に、会場配置やタイムテーブルの説明があり、より具体的にワークショップを想像することができました。ここから授業はないので、それぞれがワークショップに向けて準備に勤しむことになります。頑張ってワークショップを成功させます!
文責 B2 たけぽん
本日は高山ワークショップに向けて、子どもたちの制作の手助けとなるギミックカード制作に取り組みました。ギミックカードには様々なギミックの概要と簡単な作り方を載せ、子どもたちが自分たちで装置を完成させられるようにデザインも工夫しました。
ギミックカードは制作のヒントとしてワークショップの円滑化や子どもたちのモチベーション維持に寄与する一方、自由な創造を損ねてしまう可能性もはらんでいます。そのため、前回の河野先生のお話やこれまでの経験を踏まえ、具体と抽象のバランスを取りながら慎重にデザインすることが求められます。
私は自分で考えたギミックのギミックカード制作を任され、ギミックの制作と撮影、カードのデザイン全て行いました。改良の余地を残し、なるべくシンプルに作るよう心がけましたが、少し難易度が高いギミックに仕上がっているかもしれません。高山ワークショップ当日にはスタッフとしてそのカバーができればと考えています。
また私たちのギミックカード制作と並行して、アイスブレイクの担当者はワークショップ当日のアイスブレイクについて構想を練っていました。我らがYouTuber吉崎先生がこれまでにないほど楽しそうにテストプレイをしていたので、さぞ面白いアイスブレイクに仕上がっていることでしょう!
一方で語らい、一方で黙々と作業を進めるメンバーに、高山に響く子どもたちの笑い声を見た一日でした。
文責 名倉(B2)
本日は、上越教育大学の河野麻沙美先生を講師にお迎えし、教育学の観点から「ものラボ」についてご講義いただきました。講義後には、学んだことを踏まえて「ファシリテーターのあり方」についてメンバー同士でディスカッションを行い、ワークショップでファシリテーターとして何を意識し、どのような行動を取るべきかを議論しました。
私のグループでは、ファシリテーターの役割として、子どもたちがコミュニケーションできる場を作ることと、答えを教えるのではなく問いを投げかけることの二つを挙げました。私たちが緊張していると、その緊張は子どもたちにも伝わり、十分なコミュニケーションが取れなくなってしまいます。そのため、明るく全力で楽しむ姿勢を私たちから見せることが大切です。また、「こうすればできる」と教えるのではなく、「どうすればうまくいくかな」と子どもたちの目線に立ち、子どもたち自身が考えることを大切にしたいと思います。
「ものラボ」が目指す「ものづくり教育」においては、創造性と協働性を育むことに加え、人の「とき」と「くらし」を豊かにすることが理念として掲げられています。私自身、ファシリテーターとして、子どもたちにものを作る楽しさや、仲間との試行錯誤を体験してもらうことにとどまらず、子どもたちと一緒に完成作品を見る人にどうしたら驚きや感動を与えられるか、というところまで考えていければと思います。
岡本(M1)
2024年度Sセメスターの第二回授業では、「ピタゴラ装置の中に含まれる仕掛け(ギミック)とは」と「面白さの起源とは」という2つの議題についてグループワークを行いました。ブレインストーミングで集めたアイデアをKJ法を用いて整理することで、各班で考えを構造化しました.時間制限がカツカツな中、各班で建設的な話し合いを進め、それぞれがピタゴラ装置への認識を深めることができました。
授業後には大学近くの100円ショップに向かい、翌週の授業で行うギミック制作用の材料を入手しました。100円ショップの様々な商品を見ることは想像力を刺激し、次週のギミック制作へのモチベーションが高まったように思えます。
その後大学近辺のイタリア料理店「た喜ち」で懇談会を楽しみました。一緒にご飯を食べることを通じて、お互いのことをより知り、仲良くなることができました。
まだ東大ものラボ2024夏学期が始まって授業としては2回目ですが、お互いを知り、ピタゴラ装置を知り、今後につながる有意義な活動日になりました。
B2 森
ワークショップの二日目では、午前9時の開始と同時に、ピタゴラ装置製作を再開しました。参加してくれた子供達は、続きを早く作りたい!と楽しみにしてくれていたようで、スタッフも嬉しいです。二日目の午前が終わる頃には、各班の装置の全貌が見えるようになり、子供達もラストスパートをかけていました。私が担当した班では装置の製作がスムーズに進み、時間が余ったので、装置全体の装飾に力を入れています。
お昼ご飯の前後で、東京大学工学部のキャンパスツアーを行いました!ものラボを支えている教授たちの研究室や、最先端の研究道具を目の当たりにして、子供達も大はしゃぎです。装置製作に余裕のある班は工学部の建物を飛び出し、キャンパスを巡りました。班ごとにツアーを行いましたが、帰ってくる頃には一層班内の仲が深まっているのを感じて嬉しくなります。
キャンパスツアーが終わると、製作時間は残りわずか。最後の発表に向けて、大学生スタッフも全力で子供達を応援です。時間との戦いで、装置がうまく動かず焦ることもあったと思います。最後まで全力を尽くす子供達の姿は、大学生の私たちにとっても刺激になりました。
最後の発表タイムでは、スタッフやおうちのかたが見守る中、子供達が順番に装置についてプレゼンしました。どんなところを頑張ったのか、どんな部分が難しかったのか、立派に発表できていて、この二日間が大きな自信になったことがわかります。今回のものづくり・共同作業の経験が、彼らの今後に少しでもプラスになることを願っています。
B2 土志田
2024年度の東京WSの一日目では、小学生の参加者と合流したあと午前中にアイスブレイクとお土産制作、午後にピタゴラ装置作成をしました。
アイスブレイクでは「サイコロ自己紹介」と「お絵描き伝言ゲーム」を通して、参加者どうしで仲良くなるとともにWSのスタッフとも交流をすることができました。参加者は、大きいサイコロをふるのを楽しみ、協力して絵を書いて仲良くなりました。
お土産制作では、自分だけのオリジナルキーホルダーを制作しました。自分で、素材を選び、iPadを使用して調べてキーホルダー用の絵を描きました。
午後には、大学生が準備した「ギミックカード」を参考にしたり、たくさんある材料の中から好きなものを選んだりして、ピタゴラ装置の作成に取り組みました。最初に、作戦会議と設計図の作成を行い、チーム内での意思疎通を図りました。「ギミックカード」の中でも「ガウス加速器」と「アルキメデス螺旋」はとても人気でした。
僕は、今回のものラボが初めての参加でした。裏方として動いていたので参加者と密接に関わることは多くなかったですが、一日目に限らず全体を通して参加者の笑顔がたくさんみれてとても充実感がありました。特に最後の表彰式での参加者の笑顔が忘れられません。材料が足りなくなってしまうなど、改善可能な点は見直して次回のWSに繋げていきたいと思います。
本日は高山WSの最終日でした。
午前は二日目までに終わらなかった作業を行なった後、実際に装置を動かし、撮影を行いました。完成を目前にして、子供達も朝から興奮しているように感じられました。一日目、二日目の装置制作を経て完成した装置が最後まで動作した際は、子供達と一緒に感動しました。
午後は子供達が作成した装置についてプレゼンを行いました。緊張している中で、それぞれが自分の担当した部分についてよく発表できていたように思います。その一方、私自身の反省としては、装置がさらに面白く見えるような動画の撮り方について、あらかじめよく研究しておくべきだったと考えています。
多くの方々と協力しながら、高山WSを成功させることができたのはとても良い経験になりました。子供達の柔軟な発想にも驚かされ、高校生にも支えてもらいながら、楽しく充実した時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
B3 松下
本番3日目、ついに最終日です。
朝から元気いっぱいな小学生たち。「今日は家族がピタゴラ装置を見にきてくれるし、夜は花火大会があるし、いい1日だなぁ」とのことでした。小学生の夏休みの思い出の1ページになるであろう、本ワークショップ。なんとしてでも満足いく装置の完成をサポートしたいなと身が引き締まりました。
ミニ作戦会議をしたのち、最後の制作時間に入ります。昨日のディスカッションの内容をもとに、装置間をつなげます。「ボーリングのピンが倒れることでストッパーが外れて、、、」「ドミノが倒れることで蓮華から鉄球が転がって、、、」などの繋ぎの工夫を盛り込み、装置が止まらず動くか試し、修正する作業を繰り返していきます。昼休み直前になんとか動画撮影まで終えることができました。スタッフは交代で昼ごはんを食べながら(昼ごはんスキップする強者も!)、午後からの発表会に向けて動画編集とスライド作成を行いました。
発表会はコンテスト形式をとり、各チームが5分で自分のチームの装置動画発表と使ったギミックの面白い点についてプレゼンを行い、小学生や保護者、スタッフが投票を行いました。私たちのチームは「自分が作りたいものを作る意思を貫徹しようとし、スタッフとたくさんコミュニケーションをとって装置を作り上げた点」が評価されて「スタッフ賞」を獲得することができました。最後までに,人の手を借りずにゴールする完璧な装置を作り上げるには至らず、動画編集で部分部分をチョキチョキする技術に頼ってしまうことになった面もありましたが、3日間という「長い時間」で装置制作に没頭できたこと、3日間という「短い期間」で机いっぱいに広がる大きな装置を協力して作り上げられてことは小学生にとって忘れられない思い出になったと思います。
最後は元気よくハイタッチして小学生とお別れをしました。
ものラボ高山WSは大成功で幕を閉じました。
夜の懇親会では私の斜め前に座っていらっしゃった和井田製作所名誉会長の和井田様から「ピラゴラスイッチのスイッチの意味」や「ピタゴラ装置におけるデザイン思考、STEM教育」等のお話を聞くことができ、ピタゴラ装置の奥深さを学びました。
高山WSに参加したことで、他者と共同して創造的なものづくりをする楽しさや達成感を体感することができました。次は春の東京WSです。こちらに向けての準備も始めていきたいと思います!
最後に、本WSを開催するにあたり4月から私たちの活動をサポートしてくださった杉田研の杉田先生と吉崎先生、一緒に活動する中でたくさんの助言をくれたり相談に乗ったりしてくれたメンバーのみんな、小学生への接し方についてレクチャーしてくださった河野先生、スポンサーとして活動をサポートしてくださった和井田製作所の担当者さま、WS開催にあたりお手伝いいただいた全ての方に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
B2 長谷川
発表会の様子
装置前で記念撮影(ブルーチーム)
小学生とジャンプハイタッチでお別れ。
学生スタッフ集合写真
ワークショップ2日目の午前中は、小学生の参加者は別会場で時計作り体験を行いました。
その間、運営スタッフは各グループの進捗状況を確認し、現在の設計の力学的な実現可能性や残り時間で装置を完成させるためには何が必要かなどを相談しました。もちろんピタゴラ装置に正解となる「完成形」は存在しませんが、人の手を加えずに装置がスタートからゴールまで作動するビジョンを大学生と高校生のスタッフで共有することは、その後の装置作製に大いに役立ちました。
午後は小学生の参加者と共に装置作製に取り組みました。私のグループでは、個人で作ったギミックをみんなで相談しながら繋げたり、1日目に1人で作ってみてうまく動かなかった装置を取り込んだ新たなギミックを考えたりと、グループで協力しながら進めることができました。
B2 眞柄
本番2日目です。
午前中は小学生が時計作りを楽しんでいる裏で、私たちスタッフは各グループの装置を見学して困っている点を共有して相互にアドバイスし合いました。
昨日の段階で私たちブルーチームは各自がギミックを作り終わっていました。ですが、既に7割ほど繋がっているグループや、渦を利用してボールが外に出るオリジナルの装置を考案していたグループがあって衝撃を受け、焦りを感じました。
私は他の大学生メンバーや先生方から、エレベーターに使用する板の摩擦の軽減方法や繋ぎのコツ(ドミノ依存から脱却したい!!)を教えてもらい、だいぶ視界が明るくなった感覚がしました。
午後、オリジナル文字盤の立派な時計を腕に巻きつけた、元気いっぱいな子供達が戻ってきました。装置製作作業を再開します。私たちスタッフは昨日と同様に、小学生の困っている点を一緒に解決したり、午前中に他のメンバーからもらったフィードバックを小学生に伝えて自分の装置に反映してもらえるようにしました。既に自分の担当するギミックを完成させた小学生たちには「見る人をさらに引き込むためにはどんな工夫が加えられると思う?」と質問すると、「高さをつけて装置をダイナミックにする」「ガウス加速器をつけて勢いをつける」といった意見が出たので、それをもとにさらに自分の装置をブラッシュアップしてもらうことにしました。明日の最終日には装置を完成させ、動画を作成しなければなりません。全体の装置完成のために必要不可欠なのが、装置間の「繋ぎ」の部分。本日最後の作戦会議では、明日スムーズに移れるようにする為、装置の全体像を小学生メンバーと確認し、繋ぐ方法をディスカッションしました。明日「繋ぎ」を作成できるといよいよ装置完成です。
B2 長谷川
ブルーチームの装置。 苦戦していたトランポリンも成功!
本番1日目です。
開場の時間になったら小学生が続々とやってきました。元気いっぱいな子もいれば、周りに同じ小学校の人がおらずちょっと不安げな子もいます。
私のブルーチームでは、最初はみんなもじもじしていました。アイスブレイクのストローチャレンジ(ストローで高いタワーを作って、その上に粘土ボールを刺して高さを競うというグループワーク)で、残り時間10秒の「よし、粘土刺すぞ!」というタイミングでぐにゃりとタワーが曲がってしまってみんな大笑い。まさにアイスがブレイクした瞬間でした。
その後のグループでのピタゴラ装置の作戦会議では、なんと多くの小学生メンバーが「僕このカード(大学生スタッフが作ったギミックカード)に書いてあるエレベーター作りたい!」、「私は見る人がハッとするような方向転換する何かを作りたいけど、難しいかな?」というように「既に自分が作りたいもののアイディア」を持っていました。そのため、私たちのグループでは「作りたいものを、作ってつなげて超大作!」というテーマで製作を行うことにしました。サクッと設計図を仕上げていよいよ小学生たちにとって待ちに待った製作時間へ。
これを作りたい!という意志ははっきりしているのになかなか形にならなくて(重さにポールが耐えられずに折れる、トランポリンで跳ねたビー玉が穴に入ってくれないなど)「あーっ!!」と残念そうな声を上げる子もいれば、「面白い素材見つけたから作るもの変える!!」と新しいギミックを作り始める小学生もいます。横の子にちょっとしたアドバイスをする子もいました。人手が足りない時は遊撃隊スタッフが飛んできて困っている小学生の相談に乗ったり、作業を代わりにやってくれたりするので、小学生が楽しそうに思い思いに装置を作り始めていったのが印象的でした。
明日はいよいよ各自の装置を完成させ、つなぐ作業に入るのを目指します。
B2 長谷川
頼もしすぎる加工メンバー
昼休み@スタッフ休憩室。エネルギー消費を抑える。
お昼頃には、ものラボの東大メンバーも高山に到着し、ものラボに関わるメンバー全員で顔合わせをしました。
全体で簡単に自己紹介をした後、高校生とペアを組み、3日間のスケジュールを確認しながら小規模のピタゴラ装置を製作しました。高校生は初めてのピタゴラ装置作りでしたが、作りたいものをお互いに言語化し、グループで相談しながらスムーズに進めることができてよかったです。
明日からいよいよワークショップが始まります。限られた時間内に完成できるか不安ですが、参加者全員で楽しみながら装置を作製していきたいです。
B2 眞柄
いよいよ明日は待ちに待った高山WS本番。そして今日は本番前日です。今日は4月からの準備の成果を悔いなく発揮するための大切な準備日となりました。
ほとんどのメンバーが7:20東京発の新幹線に乗車しました。(誰も遅刻しなかったのは素晴らしい!)富山で特急ひだに乗り換えて、山々の眩しすぎる緑を楽しんだり座席を動かしてトランプで遊んだり思い思いに往路を楽しみました。中には当日の流れの細部を確認し合ったり、当日使用するスライドを作成したりとギリギリまで準備に余念のないメンバーもいました!高山に到着、下車後、会場である高山文化会館のホールに到着すると、吉崎先生や杉田先生、上越教育大の河野先生や高山市教育委員会の先生方,高山工業高校の高校生たちが既に会場の準備をほとんどしてくださっていました。このプロジェクトは多くの方のサポートで成り立っていると再認識し、身が引き締まった瞬間でした。
今日の私たちのメインテーマはズバリ、「リハーサルしつつ、高校生と仲良くなろう!」です。本番では小学生4、5人につき大学生スタッフ1人、高校生スタッフが1人付きます。スタッフは小学生と一緒に装置製作を行う、時間管理を行う、困っている子はいないか周りを見るなど複数のことを同時にする必要があります。そのため、スタッフ間の連携や協力が重要です。
本番で同じグループを担当する高校生と顔合わせ後、本番同様の活動(アイスブレイク→装置製作)を行いました。短時間で装置を1つ完成させたことで、ペアの高校生と仲良くなれました。また、リハーサルの中で当日小学生に声かけをする内容などについても考えることができました。
終了後、本番で着用するものラボTシャツとバンダナを受け取って準備万端!
明日からの本番、思い切り楽しみたいと思います!!
B2 長谷川
高山駅に到着
スタッフTシャツ着用、気合十分
本日のものらぼでは、ピタゴラ装置の完成動画の発表会を行いました。
他のグループメンバーの発表を聞いて、装置を作るうえで苦労したことで共感できることが沢山あったり、一方で装置の工夫で自分にはなかった着想を得られたり、動画編集の表現の違いによって装置そのものの見え方に違いが出たりするなど、発表を通して学ぶことが多くありました。
発表会の後、高山ワークショップで子どもたちの発想を大事にしながら装置を製作していくにはどうサポートしていくか、意見共有も行いました。
自分たちでピタゴラ装置を作った経験があり、その難しさを知っているからこそ、色々な意見が飛び交いました。皆の意見を聞きながら、実際に高山ワークショップでサポートする側としてどう動いていくべきか、想像しやすくなったと感じています。
本郷での授業という形態でのものらぼは今日が最後です。
次回はついに高山ワークショップ、こどもたちが楽しく満足した形でピタゴラ装置づくりができるように、授業で感じ取ったこと、学んだことを踏まえて満足ゆく運営をしていきたいです。
小板橋(B3)
学生の制作作品はこちら
今日はこれまでの装置製作とはちょっと離れて、高山WS当日のプログラムについてディスカッションを行いました。1日目からの動きを先生に説明していただき、合間に「グルーガンは小学生から離れた場所に置いたほうがいいね」、「小学生が作業しやすい机の配置にしよう」、「作品コンテストの後はグループごとの記念撮影もあったほうが良いのでは?」などなど、WSをより小学生に楽しんでもらうために活発なディスカッションが行われました。
最後に、「自分が今回のWSに参加する目的は?」「WSで達成することは?」を各メンバーが考え、google formを介して共有を行いました。
WSの詳細について知ったり、WSに自分が参加する意義を再確認できたりした回になりました。
本番まで後1ヶ月とちょっと。着々と準備が進んでいます!
長谷川(B2)
6/10のものラボでは、5/20に引き続きグループに分かれて装置製作を進めました。また、装置製作の最後のフェーズ、製作した装置を動画作品にまとめるため、動画編集の基本事項を学びました。
装置を製作する中で、脳内で思い描いているものを形に出来ず、行き詰まった際には、他のメンバーと話してアイディアをもらったり、他のチームの装置を見たりしてリフレッシュしました。
動画を完成させるまでにもう少し時間がかかりそうですが、最後まで楽しみながら進めていきたいです。
眞柄(B2)
5/27のものラボでは、上越教育大学の河野准教授にものラボについての講義をしていただいた後、メンバーでディスカッションをしながら教材の枠組みを検討しました。
私たちものラボは、ものづくりワークショップの理念として
・ものを作り上げる楽しさとしての創造性
・仲間と試行錯誤を通して作り上げる協働性
・人の「とき」と「くらし」を豊かにする
を掲げています。この理念を高山ワークショップで実現するために、私たちはどのようなことを意識し、どのような行動をとれば良いのか考えました。
私は、創造力とは「思考を言葉や形にして相手に伝える」という行動と表裏一体だと考えています。仮説と結果の違いがどこから発生しているのかをみんなで考えることや、投げ出すことなく楽しく試行錯誤するための足がかりを作ることなどの働きかけによって参加者の創造力が大いに発揮されるのではないかと考え、ワークショップ当日はそういった点に配慮しながら運営していきたいと思っています。
眞柄(B2)
本日のものらぼでは、実際にピタゴラ装置の作成を行いました。
先生が用意してくださった大量の小物や素材を前に手が伸びそうになるのを抑えながら、(風船、ストロー、プラ板、ドミノにスプーン。ピタゴラ装置を作るのに足りないものはないのではないのか というくらいたくさん用意してくださっていました。) まずは 基本的な知識を確認しました。どの素材が適しているのかを判断したり、接合の方法を使い分けたりするのは高山 WS で実際に私たちが率先してすることになりますが、なかなか難しそうです。また、電動の機械の使い方の説明を受け ました。こっちも安全に気をつけながらしっかり使いこなせるようになりたいと思います。
そしてアイディアも何もない状態からピタゴラ装置製作がスタートしました。前回学んだ面白くするための工夫や、よく使われる技法を思い出しつつ、各ペア思い思いに作っていきます。私のペアはミニチュアのシーソーを作って、ボビン を使ってロープウェイを再現できないかなぁと話しているうちに2時間の制作時間は終了。ちょうどに煮詰まってきていたところなので、一旦中断して色々考え、来週以降に続きをすることになりました。
6 月 10 日までに満足いく仕上がりで完成できるように着々と作業を進めていきます。次回も楽しみです!
長谷川(B2)
当日の様子はこちら
4/22、ものラボ2回目も東京大学工学部5号館430室で実施しました。ものラボのメンバー10名、杉田先生、吉﨑先生に加えて、上越教育大学の河野准教授、日本女子大学の荻野准教授にもご参加いただきました。
今回は、3、4人のグループに分かれて2つのグループワークを行いました。まず初めに、1つ目のグループワークでは、各自が事前課題で試聴してきたピタゴラ装置の「要素」を付箋に書き出し、それらを模造紙に貼り付けながらアイディアを整理しました。私の班では、集まったおよそ100個の要素を3人で真剣に分析しました。途中整理が行き詰まった際には、図式化したり、別の言葉で置き換えてみたり、先生方とお話したりして思考をまとめ、最終的には「材質」「動き」「視聴者」という3つの軸を用いることで議論を収束させました。白熱している議論を時間内に収束させるのはかなり大変でしたが、メンバー全員が議論に積極的に参加している空間で充実した時間を過ごすことができてとても楽しかったです。メンバーの仲もさらに深まったように感じます。
眞柄(B2)
2つ目のグループワークでも1つ目と同様に模造紙に付箋を貼りながら分析・分類するという形をとりました。2つ目では1つ目より深く踏み込んで、課題の装置の「どこが面白いのか」「どうして面白いのか」ということをグループ内で共有しました。事前課題では1人2つの装置をネット上などから探してきて、面白さなどを分析してきたのですが、メンバーそれぞれが吉崎先生の想定を超えるほどの豪華で長いピタゴラ装置を選んでいたため、個々人が考える面白さのポイントにもたくさんのバリエーションがあります。「ああ、この人は装置の素材に面白さを感じるんだな」とか「運動の軌道や仕組みに興味があるのか」といった発見があり、とても有意義な共有ができたと思います。
次回の授業まで1ヶ月近く空いてしまいますが、これから実際に自分の装置を作成していくのがとても楽しみです!
土志田(B2)
グループで制作したワーク模造紙はこちら
本郷キャンパス工学部5号館430室にて,今年度夏学期のものラボ活動メンバーの初顔合わせを行いました.
生憎の雨にも関わらず,スタッフ2名と学生9名(総勢10名,欠席者1名)が一つの部屋に集まることができました.学生からは1年生|1名(理科),2年生|4名(理科3名,文科1名),3年生|3名(化シス,化生,建築),修士1年生|2名(機械情報,電気工学)とかなり幅広い領域・学年から参加してくれました.(なんと女性が過半数越えです.)
ガイダンスでは,他己紹介ワークと各自の活動の方向性の策定を実施しました.
アイスブレイクの意味合いを兼ねていた他己紹介ワークは大変盛り上がりました.きっと皆,お互いの顔と名前がインプットできたはず,です.欠席者の方も顔写真付きのスライドを送ってくださったので,参加者も既に顔見知りな気分になっているかもしません.ただ,全員の顔合わせも心待ちにしています.
各自の活動の方向性策定では,活動目的・目標の言語化,高山ワークショップへの参加方法希望と,課外活動への参加希望をアウトプットしました.言語化を通して新たな発見があったかと思います.こちらについてはまた授業の後半に言語化の機会を設ける予定です.活動の中で希望が変化していくことも、,各メンバーが楽しめたらと期待しています.
これから全員で活動を盛り上げていきしょう!
吉崎(スタッフ)