駒場分析コアとは

駒場分析コアについて

 東京大学・生産技術研究所(生研)は東京大学第二工学部を前身とし,現在は約120の独立した研究室により構成されている総合工学研究所です.生研では研究室間の連携が盛んで,研究室が所有する装置の共同利用が日常的に行われています.

 駒場分析コアはベンチャービジネスをサポートするための東京大学・ベンチャーエコシステムuTIEの支援の下,集束イオンビーム加工装置(FIB-SEM),共焦点顕微鏡,質量分析装置,セルソーターを導入し,2021年度に設置された共同利用のための分科会です.現在,新たに導入された装置群に加えて,所内でこれまで共同利用されてきた装置も本分科会を通じて利用申請することが可能です.

 生研がもつ共同利用のDNAを引き継ぎ,装置の共同利用を通して学内外研究組織,民間企業(特にベンチャー企業)をサポートすることで,学術研究の発展とベンチャービジネスにおけるイノベーションの創出に貢献します.

駒場分析コアを使用するメリット

駒場分析コアでは,装置利用に伴う利用料金は徴収しておりますが,報告書の提出や成果の公開を義務付けておりません(学会発表や論文発表などの外部発表には,「駒場分析コア」への謝辞を付記いただければ幸いです:謝辞例).所内の関連研究者による「技術相談」も行っており,ユーザーの目的にあった解析手法を提案しております.

駒場分析コアロゴマーク

駒場分析コア分科会組織

駒場分析コア分科会は,東京大学生産技術研究所/キャンパス・施設委員会/キャンパス・施設部会/実験設備運営管理専門部会の下に設置されています.
2024年度メンバー

 生研・第4部・溝口照康(2024年度部会長)
 生研・第1部・福谷克之
 生研・第2部・梶原優介
 生研・第3部・野村政宏
 生研・第4部・池内与志穂
 生研・第4部・砂田祐輔
 生研・第5部・酒井 雄也

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