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開講科目名:全学自由研究ゼミナール / 創造的ものづくりプロジェクト
時間割コード:51360
学部・大学院:全学自由研究ゼミナールは学部前期課程・教養学部(前期課程) / 創造的ものづくりプロジェクトは、3、4年生、大学院生
曜限:集中 (11/13イントロダクション、12/11相談会、2月に成果発表会を予定)
担当教員:川原圭博他
授業の概要:現代の人々にとって、Webサービスやスマホアプリを使用しない日はないと言っても決して過言ではないでしょう。これらのシステムは世界中の情報を集約し、整理し、そしてアクセスするための社会基盤とも言えます。本講義では、Webサービスやスマホアプリの仕組み、開発方法、そしてUI/UXデザインについて概観します。
本講義では、実践を重視します。東京大学内部でもutasやitc-lmsをはじめとした、たくさんのシステムが利用され、そうした情報がデータの形で管理されていますた。データ活用とデジタル技術によって生活をより良い方向に変える「DX」の重要性が叫ばれる昨今、各種システムを有機的に連携してその情報を利用できれば、さらに豊かなキャンパスライフを実現できるでしょう。
本講義では、東京大学の誰もが正しい情報にアクセスでき、自在に活用できるキャンパスを実現するアプリやWebサービスを開発することを目的とし、Webサービスやアプリ開発に必要な知識を学び、作ることができるような機会を提供します。
工学部による説明会:10/5(火)18:45
ガイダンス資料と履修方法の説明(ECCSクラウドメールアカウントでログインしてください。)
開講科目名:全学自由研究ゼミナール/ 高度教養特殊講義
時間割コード:51303/ 08X400107
学部・大学院:学部前期課程・教養学部(前期課程)、全学部(後期課程)
曜限:火2
担当教員:坂口菊恵・橋田浩一
授業の概要:新型コロナウイルス感染症の影響を受け、小・中・高のGIGAスクール構想は前倒して進められ、大学でのオンライン授業やハイブリッド授業も通常運用されるようになり、日本においても教育のICT化はようやく進み始めたように見受けられます。しかしながら、これらの取り組みの目的は単に「コンピューターを使って教育を行う」ということではありません。各学習者の履歴や特性を把握して、それぞれに合った教育ブログラムを提供する、ということが目されており、デジタル機器はそのためのログを蓄積するツールとしての役割が期待されています。
教育データの活用により、個々人の学習進度に合わせたコンテンツを提供することや達成度評価の方法が転換することが、直近の利点として挙げられます。さらに、学校に来ることができなかったり、あるいは認知に特性がある子どもに対してその能力を最大限に活かす教育プログラムを設計することが目標としてあげられます。また、居住地域に依存せずに高度な教育を受ける機会を提供することにより、地域格差の解消や、海外を含む遠隔地を巻き込んだ体験学習を行うといった取り組みにもICTは活用されています。
さらに、教育をポスト情報化社会を生き抜くための認知能力を高める機会と考えるならば、従来の教育アセスメント法のみならず、学習者の脳活動などの生理データを利用して学習効率を高めていく可能性についても注目が高まっています。
本講義では、個別最適化教育やICTを活用した教育実践をされているゲストスピーカーをお招きし、将来のベストプラクティスを模索します。個人によるデータ管理のあり方や、脳機能計測の教育利用の可能性を知るために、データ取得や分析も体験します。
主にオンラインで講義を行いますが、数回の対面授業を予定しています。
キーワード
個別最適化、ギフテッド教育、教育ビッグデータ、ニューロフィードバック、学習分析、Ed-AI
Personalized learning, Gifted education, Big data in education, Neurofeedback, Learning analytics, Ed-AI
開講科目名:全学自由研究ゼミナール(学部1~2年生) / 創造的ものづくりプロジェクトⅡ(学部3~4年生) / 創造性工学プロジェクトⅡ(大学院生)
時間割コード:51369 / 未定
学部・大学院:学部前期課程・教養学部(前期課程)、全学部(後期課程)、全研究科
曜限:水5
担当教員:吉田塁
授業の概要:本授業では,工学の教育への応用について学生が理解を深めることを目的に,EdTech(教育において活用する技術)や学習に関する知識を獲得し,最終的には自分たちになりに考えた新たな EdTech をプロトタイプと合わせて提案をしてもらいます.
授業は2部構成で,第1部「学習・教育に関する基礎知識を得る」では,EdTechに関する知識に加えて,学習観,アクティブラーニング,モチベーション,評価など学習に関する基礎知識と教育を提供する側である教員に関する基礎知識を学んでもらいます.その際,ただ話を聞く受動的な学習だけではなく,グループワークなどアクティブラーニングを交えて知識を獲得してもらいます.また,それぞれのトピックに合わせたEdTechのあり方についても検討してもらうことで,自分たちが開発・提案したいEdTechのイメージも持ってもらえるようにします.
第2部「EdTechを開発・提案する」では,まず既存のEdTechを各自簡単に調べてきてもらいクラス内で共有し,EdTechのイメージをより明確化して,各学生にアイデアを考えてもらいます.そのアイデアをベースにグループ分けを行い,プロトタイプを作ってもらい,中間発表,最終発表を行ってもらいます.ここで,グループではなく個人で取り組むことも許容します.また,プロトタイプを作ることから得られる学びは大きいため,実際に動作しないもの(モック)であっても良いので,プロトタイプを作ることは必須にします.できる人は,システムを組んでもらっても良いですし,最近はプログラミングなし(ノーコード)で開発することもできるので,そのようなサービスを活用してもらっても構いません.あまり推奨しませんが,最も簡単なプロトタイプ例としてはPowerPointでシステムの画面イメージを作るものが挙げられます.
詳しくは以下の Web ページもしくは UTAS をご覧ください.
http://edulab.t.u-tokyo.ac.jp/teaching/2021a-edtech/
キーワード:EdTech,学習,教育,アクティブラーニング,グループワーク
EdTech, Learning, Teaching, Active learning, Group work