出願する学部、学科のQ&Aを
必ず確認してください
Q.過去問題集を公開していますか。
A.本入学試験の過去問題は、以下公開しております。
https://www.chuo-u.ac.jp/connect/admission/special/answer_example/2026.html
基幹理工学部
(1)出願者の資格について
Q.要項にⅡ-Ⅰ.【学科共通出願資格】、Ⅱ-Ⅱ.【学科別出願資格】本学で数学を学習するための基礎学力を持ち、数学に関する学習意欲、創造力をアピールできる者、とあるのは、両方の条件を満たしている者ということですか。
A.そうです。この高大接続型自己推薦入学試験では、Ⅱ-Ⅰ.【学科共通出願資格】に加え、数学に関し自他共に認める「何か」を持っている人を、一般選抜によらずに、積極的に受け入れようと考えています。
Q.高等学校から大学への飛び入学も認めていますか。
A.いいえ。Ⅱ-Ⅰ.【学科共通出願資格】の条件が必要ということは、いわゆる飛び入学は認めないということです。但し、本数学科には「科目等履修」の制度が実施されています。この制度によって現役高校生時代に本数学科の単位を修得されますと、本学入学後にその分進級が容易になり、学部から本学大学院への飛び入学(これはすでに実施されています)の可能性が大きくなります。
(2)自己推薦書について
Q.まず100字以内で要約し、500字以内で詳しく記述するとありますが、あまり長くなくてもよいのでしょうか。
A.これが自己推薦の一番肝心なところですから、せっかくの記載スペースを十分活かして、しっかり自分をアピールしてください。
(3)2次選考の筆記試験について
Q.筆記試験はどんな形式で行われますか。一行問題になるのですか、それとも何かを読んだうえで論述するのでしょうか。筆記試験の文字数やテーマについても教えてください。
A.これは、年度によって変わることもあるので、一概には言えません。しかし、数学的素養を見ることを目的としていますので、数学の問題に関して数学の論証をすることが中心になります。筆記試験の時間が90分であることに留意し、設問がどのようなものであっても、時間内に考えをまとめて要領よく記述するよう心がけてください。テーマは高等学校の数学の基本から外れることはありません。
(4)面接について
Q.面接ではどんなことが重視されるのですか。筆記試験の内容も問われるのでしょうか。
A.自己推薦書でアピールしたことと数学的素養を、面接で確かめることになります。もちろん、筆記試験の内容も面接で取り上げられることでしょう。要は、志願者が本数学科で自分の力を発揮し、数学の勉強に打ち込んでいくことが可能かどうかを、面接によって判断したいのです。なお、面接時間は20分ほどを見込んでいますが、延びることもあります。
Q.中央大学物理学科の高大接続型自己推薦入試は、他の自己推薦入試と何が違うのですか。
A.中央大学物理学科のWebサイト(https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/koudaibutsuri)に掲載された探究課題の中からテーマを1つ選び、自分で実験をして、レポートを作成してもらいます。その際に、メンター(助言者)1名の協力を得ることができるところが特色です。メンターは高等学校の理科か数学の教員、できれば物理担当の先生が望ましいです。また、2次選考でのレポート発表会は、審査委員(私たち大学教員)だけでなく、少人数グループ内の他の受験生も一緒に行うのも特色です。
Q.探究課題はどのようなものですか。実験テーマはどのように選んだらよいですか。
A.まず、物理学科のWebサイトで探求課題を確認してください。探究課題は、高等学校の「物理基礎」と「物理」の教科書の内容から選んだものです。学校で使っている教科書の該当するところを読んでみて、実験を行ってレポートを作成することができそうかどうか、まずはよく考えてみてください。教科書の章末や節末に、実験の方法が書いてあることがあります。そういった記述は大いに参考にしてください。
中央大学物理学科のWebサイト(https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/koudaibutsuri)にもヒントを載せておきます。高等学校の理科室にある実験器具や装置を使わせてもらえるかどうか、メンターの先生に予め相談してみると良いかもしれません。
Q.探究課題の実験をする際に、メンターの先生や学校の友達に手伝ってもらってもよいですか。
A.実際に実験をすることによって、高等学校の授業で習った物理の内容を正しく理解し、より深く考えてもらうことがこの入試の目的です。実験がうまく行かないときは、何か考え違いや考え落としがあるのかもしれません。そのようなときは、メンターの先生からのアドバイスを大いに参考にすべきです。場合によっては、あなたと同じように物理に興味を持っている学校の友達と議論することで、すばらしい改良案を思いつくかもしれません。しかし、これはあなた自身の入学試験であることは忘れてはいけません。あくまで、あなたが主体的に探究課題に取り組んでください。あなたが大学に入って物理学を学んでいくための素質が試されます。
Q.1次選考の際に提出するレポートを書くにあたって、メンターの先生や学校の友達と相談してもよいですか。
A.1次選考のために提出してもらうレポートは、この入学試験を受験したあなたの「解答」です。ですから、学校の友達に相談することはせずに自分自身で作成してください。但し、物理の実験レポートをどのような構成で書いたらよいのか、あるいは、図やグラフをどのように用いたら効果的なのか等、よく分からない人もいると思いますので、メンターの先生との相談は良いこととします。メンターの先生には、所見として、「実験やレポート作成の際にどのようなアドバイスをしたか」、また、「それに応じて受験生がどのような創意工夫を行ったか」を記述してくださいますよう、お願いいたします。私たちは、メンターの先生方から頂いた所見が、この高大接続型入試の要と考えています。
Q.2次選考の際の筆記試験にはどのような対策が必要ですか。一般選抜の問題よりは簡単ですか。
A.選択した探究課題ごとに別々の試験問題を用意しますので、一般選抜と比べると、出題範囲は絞られることになります。「物理基礎」と「物理」の両方の教科書の該当する部分をよく勉強してきてください。但し、筆記試験には必ず計算問題も出題します。ですから、数学もしっかり勉強しておかなければいけません。大学での物理学では、数学を積極的に用います。大学入学後、講義や演習でつまずくことがないように、高等学校における物理と数学の両方の基礎学力を試験します。
Q.2次選考のレポート発表の対策方法についてアドバイスをください。
A.レポート発表では、1次選考の際に提出したレポートよりも、図表やグラフをさらに効果的に使うことが求められます。1次選考の結果発表から2次選考まであまり日にちがありませんが、メンターの先生とも相談して、プレゼンテーションの仕方を工夫してみてください。発表用に作成した図やグラフ等を学校の友達や家族に見せて意見を聞いてみると、より分かりやすいものに改良できるかもしれません。
Q.2次選考でのレポート発表のために用意したスライドの電子ファイルをUSBメモリーに入れて持って行けば、当日、パソコンは貸してくれますか。紙のポスターやOHP使用は可能ですか。
A.発表に使うパソコン等は、各自持参してください。紙のポスターやOHP等での発表は不可とします。
Q.2次選考でのレポート発表は、他の受験者もいるところで行うということですが、その意図は何ですか。
A.同じ探究課題を選んだとしても、実験の方法やその考察の内容は受験生によってそれぞれ違っているはずです。レポート発表会では同じグループ内に異なる探究課題を選んだ受験生も含まれます。同じく物理学科への進学を希望する同年代の受験生の、それぞれの創意工夫を聴くことは、それ自体よい勉強になることでしょう。この高大接続型自己推薦入試では、入学試験そのものも「学び」の場となることを期待しています。
Q.2次選考でのレポート発表では、受験生どうしでの質疑応答の時間が5分ずつ用意されているそうですね。自分の発表とそれに対する質問にはうまく答えられても、他の人の発表に対して質問ができないと減点されてしまいますか。
A.大学での講義や実験では、些細と思われるようなことでも、その都度、講師に質問することを奨励しています。質問した人自身が正しく理解しているかどうかを確認できるだけでなく、そのときの講師とのやり取りを聴くことによって、受講者全体の理解度も上がるからです。入学試験ではありますが、私たち審査委員だけの前で発表するのではなく、「将来のクラスメート」たちの前で発表し合う楽しい発表会にしたいと思っています。他の人の発表をよく聞いて、各自一つずつは質問するよう努めてください。受験生どうしの質疑応答に関しては、減点方式ではなく加点方式で評価することにします。
Q.応用化学と化学の違いはなんですか。
A.化学の歴史を振り返ってみると、実は応用化学から基礎化学が発展してきました。一例としては、古くは染料化学(応用化学)として試行錯誤されていた中から、有機化合物の行う反応が数多く見出され、それらが整理、理論化されることによって有機合成化学(基礎化学)が作り上げられました。すなわち、具体的な目標を持って物質を創製したり、性質を調べたりするのが応用化学であり、それらの知識や技術を体系化するのが化学といえるでしょう。もっとも現代では、応用化学も基礎化学を基本として展開されていますので、応用化学科のカリキュラムでも、物理化学、無機化学、有機化学といった基礎化学科目もしっかり身につけられるように工夫されています。
Q.資格を取ることはできますか。
A.卒業に必要な単位を全て取得するとともに、教育実習をはじめとする教職科目を履修することで教育職員免許状を取得することができます。なお応用化学科で認定できる免許状の種類(教科)は中学1種(理科)、高校1種(理科)となっています。
Q.私は化学グランプリに出場したことがあり、日本化学会が主催する研究発表会で研究発表したことがあります。この場合、所定用紙No.4にはどちらの資料を添付したら良いでしょうか。
A.両方の資料を添付してください。アピールポイントは多ければ多いほど有利と考えてください。
Q.筆記試験にはどのような問題が出るのですか。
A.化学の基礎知識を問う問題が出題されます。また化学を学び研究に結びつけていくためには英語は欠かすことができませんので、英語で記述された化学的な事柄に関する読解力や英作文能力を問う問題が出される場合もあります。これらによって応用化学科の授業についていけるかどうかに関する判定を行います。
Q.面接はどのように行われますか。
A.自己アピールを行ってもらったうえで、質疑応答を行います。自己アピールでは、特に化学に関連した事柄について、これまでどのような取り組みをしてきて、大学入学後はどのようなことがしたいのかを、5分以内の時間で、端的にまとめて話してください。質疑応答では、化学の基礎技術や基礎知識に関して質問します。また、自己アピールの内容、出願書類と筆記試験の結果についても質問があります。なお、自己アピールではパソコンを使ったプレゼンテーションが可能ですが、大学側で準備したパソコン、プロジェクターで投影テストを休憩時間中に行っていただきますので、係の指示に従ってください。
Q.面接ではどのようなことが重視されるのですか。
A.化学を専門に勉強していくための素養や熱意があることが重要です。筆記試験や面接での応答を通して、化学の基礎知識に基づいた考え方が身に付いているか、質問の意図をよく理解して論理的な受け答えができるコミュニケーション能力があるか、といった点をチェックします。
Q.数学や物理が苦手でも、大学の授業についていけるでしょうか。推薦入試受験希望のため、いわゆる受験勉強をしていないので心配なのですが。
A.化学を専門として学ぶ場合でも、基礎的な数学や物理学、たとえば微積分や力学、電磁気学の知識は、どうしてもある程度は必要となります。そのため、応用化学科のカリキュラムにも数学や物理の授業が組み込まれています。しかし、物理に関しては高等学校で物理を履修しなかった人向けの「未修クラス」がありますし、数学にも補習クラスが設けられていますので、特に心配する必要はありません。重要なことは、高等学校で履修している科目をしっかり学んだうえで進学していただきたい、ということです。大学での授業は、高等学校の教科書の内容がわかっていれば、十分についていくことができるでしょう。実際の応用化学科全体での4年卒業率(入学者数に対する4年で卒業になる学生数の割合)は、直近のデータで約8割です。
Q.生命科学科では何を学ぶのですか。
A.生物と生命現象を対象とする科学は、現在、もっとも進展の著しい研究分野のひとつです。生命科学科では、細胞の構造や運動、光合成をはじめとする生命を支える代謝、細胞分裂の制御メカニズム、動物の発生学、そして地球環境や生態に関わる基礎科学を、分子生物学、ゲノム科学およびバイオインフォマティクスなどの最先端の研究方手法を用いて研究しています。これらの基礎研究は、それぞれの応用分野(医療、環境科学、農学など)に繋がります。本学科のカリキュラムでは、最終学年の4年次に、各研究室で展開されている先端的な研究に実際に参画します。1~3年次では、その前提となる知識と技術を学ぶために、さまざまな講義科目と実験科目を組み合わせて履修します。
Q.大学院の進学について
A.大学院では、学部で学んだ知識に基づいて、実際の研究での経験を深めることができます。生命科学科では、学部での成績が優秀な学生に対して大学院への推薦入学制度があり、推薦入学生には、4年次の時点で大学院の講義科目の一部履修を認め、卒業研究からの一貫した研究を可能にしています。大学院生のほとんどが少なくとも1度は学会において研究発表を行っています。学会での発表では、研究課題の明確で深い理解、仮説構築力、および高いプレゼンテーション能力が要求されるため、必然的にこうした能力が涵養されることになります。この経験は、就職活動や社会人になってからも大いに活かされます。
Q.生命科学科のカリキュラム履修に物理や化学の知識は必要でしょうか。
A.現代の生物学や生命科学といわれる学問分野では、物理、化学、数学、さらには情報科学などを基盤とした考え方や 手方法で研究が実施されることが少なくありません。高校では、生物、物理、化学、地学は別々のカリキュラムとして学びますが、大学では、高校で学んだ化学や物理などの知識を基盤として、さまざまな生命科学の内容を学びます。そのため、出願資格としても、生物以外の理数系科目を履修し十分な成績を修めていることを求めています。
Q.面接はどのようにおこなわれるのですか
A.受験者は、はじめに、パソコン等を使い、自己アピール書類として記載、提出した内容をプレゼンテーションします(約5~7分間)。加えて、生命科学科を志望する動機、学習意欲、自分の創造性などについてアピールします(約3分間)。その後、プレゼンテーションの内容や提出書類に関して質疑応答および、基礎的な学力を問う口頭試問を行います(約10分)。プレゼンテーションでは、アピールしたい点を、できる限りその裏付けとなる事柄などを示しながら時間内にまとめ、面接担当者に分わかりやすく伝えてください。
Q.実験科目が多いのはなぜですか。
A.生命科学の研究は、さまざまな生物それ自体に加え、生物の活動や生命活動、遺伝、細胞、タンパク質、酵素、遺伝子、さらには、生物をとりまく環境を対象とします。近年はバイオインフォマティクスやゲノム科学のように、大規模データを解析し、いわゆる実験を必要としない分野も増えていますが、実験科学的なアプローチが基本です。生命科学の実験では、化学、物理学、情報科学などの手研究方法が応用されています。卒業研においても、みなさんがこれまでに得た知識を総動員することが要求されます。生命科学科で開講される実験科目あるいは演習科目で、みなさんはこうした経験をすることになるでしょう。実験科目では、事前に十分な予習が必要であり、また、レポート作成を通して、より理解を深めることができます。さらに、論理性と表現力を養うことができます。
社会理工学部
Q.3つの系統とは何ですか。
A.みなさんが大学生活中にしなければならないことの一つは、自分の進路を決めることです。学年が上がるにしたがって、次第に自分が進むべき進路のイメージができ上がってくるはずです。3つの系統は進路のイメージをもとに、存分に勉強するための仕組みです。将来進もうと思う分野の科目を重点的に勉強します。都市環境学科には,社会基盤施設の整備・維持管理を担う社会基盤系,持続可能な技術とデジタルツインを担う水環境・防災系,快適で多様な活動が生まれる公共空間を市民とともに計画・創造する計画系があります。
Q.大学院に行きたいのですが。
A.これまで毎年数十名以上の学生が、学部で学んだ知識をさらに深める、あるいは知識の幅を広げるため大学院に進学しています。都市環境学科では、学部での成績が優秀な学生に対して大学院への推薦制度があり、また4年次には学部と大学院の共通科目を配置してより高度な知識の修得を支援しています。大学院生はみな少なくとも1度は学会において研究成果の発表を行い、しっかりした問題意識、仮説構築力またコミュニケーション能力を磨いて修了しています。また民間企業や公務員においても大学院生と学部生を区別して採用するケースも増えています。
Q.グループディスカッションはどのように行われ、そこでは何が重視されるのですか。
A.教員が出願書類を参考にして色々な質問をします。それらの質問に対して自分の言葉で、いかに的確にわかりやすく説明できるかを重視します。自分が理解したこと、考えたことを他の人に正しく伝える能力は都市環境学を学ぶうえでも、将来、研究や実務を行なっていくうえでもとても重要なことです。元気あふれる質疑応答を期待しています。
Q.ビジネスデータサイエンスとはどんな学問ですか。 ビジネスデータサイエンス学科では何を学ぶのですか。
A.本学科では特に企業や組織、社会の問題解決のための理論や⽅法論、科学技術について体系的に学びます。そのため、本学科では「データサイエンス」「データエンジニアリング」「ビジネス」の3つの分野により学問を体系づけています。それぞれの分野の具体的な科⽬群についてはシラバスや学科カリキュラムを参照してください。データに基づいた⾼度な評価や意思決定を⾏うための数理科⽬、データを扱う計算機に関する科⽬、技術を適⽤するビジネス領域の科⽬を⼗分に学べる科⽬を配置しています。また、本学科ではPBL(Project Based Learning)を重視しており、理論的かつ実践的な知識と技術を習得することを重視しています。
Q.入学試験要項の「出願資格」は多くの項目が書かれていますが、全てをクリアしていなければ応募できないのでしょうか。
A.本試験では、基礎学力、創造力、知的好奇心、学習意欲といった点に基準を置いた選考を行います。大学での教育に耐えうるには一定の基礎学力を有することが不可欠なため、出願資格のⅡ-Ⅰ.【学科共通出願資格】については必ずクリアしていなければなりません。そのうえで、Ⅱ-Ⅱ.【学科別出願資格】のビジネスデータサイエンス学科の(2)「基礎学力、創造力、知的好奇心、学習意欲をアピールできる者」を積極的に受け入れようと考えています。Ⅱ-Ⅱ.【学科別出願資格】(2)の中で挙げた例については、参考にはなると思いますが、必ずしも全ての項目を満たしている必要はありません。また、例示されていない項目をアピール項目として挙げてくださっても構いません。活動実績や受賞歴、資格等は自己推薦書で自由にアピールしてください。書類選考で十分な検討を行います。コンクールやコンテストについては、規模よりも内容を重視します。本学科の自己推薦の趣旨から言って、大きなスポーツ大会での活躍よりは、小さな規模であっても数理科学やシステム工学、コンピュータ科学に関連する領域のものが望ましいと言えるでしょう。
Q.自己推薦書には何を書けばいいのでしょうか。
A.高大接続型自己推薦入学試験では、書類選考と筆記試験・面接の2段階で選考を行います。書類選考では、出願資格をクリアしているか否かと、自己推薦書の内容について評価します。大学での教育に耐えうる一定の基礎学力があることは前提としますが、それよりも社会に対する問題意識を持ち、大学時代に実社会で役に立つ理工学の学問体系を体得したいと考える意欲のある方を歓迎します。大学での教育や研究は、単に与えられた問題を解く受け身なものではなく、自ら問題を発見し、解き方を考える自発性や独創性が重要であると私たちは考えています。自己推薦書では、ご自分の個性や社会に対する問題意識をアピールしてください。
Q.2次選考の筆記試験はどのような形式で行われますか。
A.筆記試験の形式やテーマ、文字数は年度によって変わりますが、自己推薦書とは異なり、限られた時間内でテーマ内容を理解する読解力、自分の意見やアイデアを出す創造力、そのアイデアを論理的に記述する能力を判断します。基礎的な学力を問うような問題が出題されることもあります。
Q.面接ではどのようなことを訊かれるのでしょうか。 筆記試験の内容も問われるのでしょうか。
A.面接では、自己推薦書でアピールされた内容を確かめることになります。ビジネスデータサイエンス学科で意欲を持って学問に打ち込んでいく人材であるかどうかを判断するために面接を行います。文章で書ききれなかった思いや熱意を語っていただければと思います。また、筆記試験で記述された内容について面接で取り上げられることもあるでしょう。基礎的な学力を問うような質問がなされることもあり得ますが、特に事前準備を要するものではありません。
Q.提出課題はどのような観点から評価されるのでしょうか。
A.ビジネスデータサイエンス学科で学ぶためには、基礎的な数学の知識は不可欠です。そのため、ビジネスデータサイエンス学科のカリキュラムにも数学関連の授業が多数組み込まれています。入学時に必要と考える数学の練習問題を課題として課しますので、しっかりと学習したうえで進学していただければと思います。現時点での出来具合よりも学習意欲に重点を置いて評価します。課題に対する取り組み姿勢については、面接でも質問することがあります。
Q.出願書類を書くとき、注意するべきことを教えてください。
A.これは高大接続型自己推薦入試の要となるものですから、出願書類に関する説明をよく読んで、あなたがなぜ人間総合理工学科に入学を希望しているのか、あなた自身のどんな能力や経験が本学科における学びに役立つのか、本学科で学んだことを将来どのように活かしたいと思っているのか等について、分かりやすく表現してください。本文の他に、写真やスケッチ等も使用できるので、上手に活用して、読む人(教員)にあなたの魅力・能力をアピールしてください。一般的な人物紹介ではなく、あなたと人間総合理工学科の結びつきを伝えるように心がけましょう。また、自己推薦書は、あなたが自分自身の考えを分かりやすくまとめ、主張と根拠を明確にして論理的に表現する能力を備えているかどうかを見るためのものでもあります。ですので、内容と文章の構成力の双方が評価の対象となることを念頭に置いて、準備してください。
Q.2次選考のプレゼンテーションと質疑応答は、どのように行われるのですか。
A.まずプレゼンテーションとして、受験者に教員の前で自己アピール書類の内容を説明してもらいます。任意提出書類の事柄を含めてもかまいません。黒板や予め用意したポスター、パソコン等を必要に応じて活用し、自己アピールをしてください。発表の後、発表内容や提出書類に関する質疑応答を行います。基礎的な学力を問う質問等がある可能性もありますが、特に事前に準備をする必要はありません。
Q.プレゼンテーションでは、どのようなことが重視されるのですか。
A.自分の考えや主張を、分かりやすく論理的に相手に伝える力は、人間総合理工学科で学び研究を行ううえでも、将来社会に出て活躍していくうえでも、非常に重要な能力です。そこでプレゼンテーションでは質疑応答も含めて、自分自身の考えを相手に的確に理解してもらうための「伝える力」、人の意見・主張を正しく理解する「聞く力」、短時間で考えをまとめる臨機応変な「判断力」等を重点的に見ていきます。言葉で伝えるのが難しい事柄は図表や動画を活用する等、工夫を凝らして、分かりやすい発表を目指してください。プレゼンテーションは、単なる自己紹介ではありません。あなたの研究興味や学習意欲、将来の展望等熱意を持ってアピールしてください。
Q.「人間総合理工学科」という名称には、文系的な素養があるような印象を受けます。理数系科目が苦手なのですが、この学科で勉強していくことができますか。
A.人間総合理工学科は非常に幅広い理工学の分野であるため、必ずしも理科や数学全般を深く理解しておかなくとも研究ができる分野も存在します。しかし、人間総合理工学科は、物事を科学的な視点から見ていく学問分野であるため、対象となる現象を理数的見地から考え捉えていく能力が求められます。この能力を鍛えることは、将来、大変役に立ちます。理数系科目に苦手意識をもってしまうことは、大学での研究生活をよりよいものにしていくための機会を逸することになるため、苦手意識を前面に押し出さずに、前向きに学習に取り組んでいくようにしましょう。
Q.人間総合理工学科には多様な研究分野がありますが、受験時または入学後すぐに一つを選ばなくてはならないのですか。
A.その必要はありません。1年次前期には、各教員がオムニバス形式でそれぞれの領域を紹介する「フレッシュマンセミナー」が開講され、学生の皆さんが自分のテーマを見つけ、それを研究していくために何を学んでいく必要があるのか、自ら考えていくことをサポートします。また1・2年次の講義は各研究分野の入門にあたるものが中心で、幅広い知識を身に付けながら、自分の専門を見極めていくことができます。既に興味がはっきりしている人であっても、様々な領域の基礎を学ぶことで、より広い視点から独創性のある研究テーマを見つけることができるでしょう。複数の研究室にまたがるテーマを選ぶことも可能です。但し、主として所属する研究室は選択することになります。
先進理工学部
Q.精密機械工学とはどのような学問ですか。機械工学とどこが違うのですか。
A.機械の精度を上げるとその性能を向上させることができます。例えば光ディスク、ハードディスク等は、機械の精度向上が記憶容量の増加に直結しています。このように精度を追求することで、機械性能の向上、さらには機械の新たな可能性を追求するのが精密機械工学です。精密機械工学科では、機械工学の各分野において、最先端の精密機械を作るために必要な精密さを追求しています。但し、性能を上げるために個々の技術要素の精度のみを追求しても、それだけでは機械全体の精度を上げることはできません。機械のある部分の精度を追求して行くと、その部分のみを高精度化するだけでは不足であることがわかり、視野をシステム全体に広げた発想を迫られるのです。本学科では、基礎となる個々の知識だけでなく、その知識をベースとしながら、それらを統合したシステム全体を見渡すことのできる能力を涵養することを目指しています。これが、本学科の目指す独自の教育ポリシーです。
Q.2次選考の筆記試験ではどんな問題が出るのですか。
A.筆記試験の形式、問題は特に定めてはいません。但し、その目的は、本学科で精密機械工学を学ぶために必要な最低限の基礎学力が備わっているか、機械に対する知的好奇心・探究心を十分に持ち合わせているか、自分の意見やアイデアを筋道立てて説明する能力が十分かを審査します。身近な機械の動作原理やそれに利用されている物理法則を理解し、新しい機能を付加するならばどのように設計するか、といったことを常日頃から意識してください。
Q.面接はどのような形式で行われるのですか。
A.面接では、これまでのものづくりの経験等、学習意欲や創造性をアピールするものと、創作課題に対する回答について発表していただくとともに、発表内容への質疑を行います。発表ではパソコン等を使ったプレゼンテーションを約10分で行ってください。なお、学習意欲や創造性をアピールするものについて3~5分、創作課題への回答を5~7分を目安に説明してもらうことを想定しており、残り時間で質疑を行います。文字では伝え切れなかった内容や精密機械工学に対する熱意を、是非プレゼンテーションを利用して積極的に行ってください。コンテストへの参加作品や工夫した点等、具体的にアピールしたいものがあれば、プレゼンテーションの中で、現物あるいはパソコンでの映像、画像等を利用して説明してください。
Q.面接ではどのようなことが重視されるのですか。
A.発表していただいた内容の確認を第一の目的としています。質疑やプレゼンテーションを通じて、精密機械工学を学ぶための意欲と探究心、創造力、論理的思考能力を総合的に評価します。単なる自己紹介とならないよう面接で主張したい点を明確にし、その裏づけとなる事柄とあわせて、時間内にわかりやすく相手に伝えるための練習をしておいてください。
Q.電気電子情報通信工学科という名前の中には情報という言葉が入っています。情報工学科との違いは何ですか。
A.情報工学科では、コンピュータという情報処理機械に関する学問・技術を、その基礎から応用まで学ぶのに対して、電気電子情報通信工学科では、電気現象をエネルギー・物質・情報という3つの側面から捉えた学問・技術を学びます。従って、無線ネットワークの設計を例に取ると、暗号によるセキュリティの確保だけでなく、ビルによる電磁波の回折や散乱による影響までも考えるような学科です。
Q.就職に有利だと聞いていますが、就職先は電気系業種が多いのでしょうか。
A.今では、身の回りにある工業製品のほとんどが、電気エネルギーを利用し、電気信号で情報を伝達しています。そのため、電気・電子・情報通信工学分野は、21世紀の高度情報化社会を支える必須の学問・技術であると言えます。その結果なのでしょうか。電気系、情報通信系だけでなくインフラ系、機械系、化学系等多岐にわたる業種から人材が求められています。実際に、OB・OG 共に様々な業種で活躍しています。このような幅広い応用分野や技術の変化に柔軟に対応できるよう、基礎力の養成に重点をおいたカリキュラムを提供しています。また、電気電子情報通信工学科では、より高度な専門知識や技術、研究開発能力を修得するため、大学院への進学を推奨しています。大学院へは、通常の入学試験による選抜のほか、学部の成績が優秀な学生に対する推薦入学試験により、合計で毎年40~60名(学部の40%程度の割合に相当)の学生がそのまま進学します。大学院修了者は、半数以上が製造業に就職し、技術職・研究職を始めとする専門性の高い職種で活躍しています。
Q.教育・研究のレベル、設備について教えてください。
A.中央大学理工学部の教育・研究のレベルは高く、電気電子情報通信工学科の教員も全員が世界で活躍しています。そのような教員の指導の下、ほとんどの大学院生が学会発表経験を持ち、多くの大学院生が国際学会で発表を行っています。学部4年生で学会発表する人もいます。また、このような教育・研究を支える設備も充実しており、4年生で研究室に配属されれば、研究室の施設も使用できます。実情を学科のWebサイトで調べてみてください。
Q.実験や演習は多いのですか。
A.体験を通して知識をより堅固なものとするため、また工学の原点がものづくりにあることを実感するため、実験や演習は重要です。さらに、これらのレポートを作成することで、理解が深まり、表現力も育成されます。カリキュラムには、このような実験・演習が効果的に配置されています。年次が進むにつれ、その内容は、自ら問題点を見出し、その解決策を探求するという能力を指向したものになります。
Q.どのような資格が取れますか。
A.電気主任技術者、電気工事士、無線従事者、電気通信主任技術者等の資格取得あるいは試験の一部免除が可能です。また、中学数学、高校数学、高校情報、高校工業の教員免許の取得が可能です。
Q.事前課題のレポートには何を書けばいいのでしょうか。
A.この高大接続型自己推薦入試では、将来本学電気電子情報通信工学科での勉学を活かして社会に貢献できる学生のうち、主体性、洞察力、知識獲得力において高い能力を有する学生を受け入れます。したがって電気電子情報通信工学分野はもちろんですが、他の分野でも、これら3つの能力の全てまたはいずれかを使って成し遂げた具体的な事例があれば記述してください。レポートの作成にあたっては、パソコンの使用も認めます。図や写真を入れてもらっても構いません。
Q.2次選考について教えてください。
A.2次選考では、当日説明する電気電子情報通信工学分野に関する演習または実験に取り組み、得られた解答(実験結果を含む)について、決められた時間内で発表をしてもらいます。
Q.数学の自筆ノートとして、計算した紙の束をまとめて提出しても、構いませんか。
A.数学にかかわる題材を用いて論理的説明が日本語で行えるかを見極めたいので、式が殴り書きされた計算用紙の束は、評価に値しないものと考えてください。
Q.高等学校の普通科以外を卒業見込みのときは、出願できますか。
A.出願できますが、知識獲得力が「ひととおり情報収集し、新しい知識やノウハウを習得できる」水準に達していることおよび専門性が「数学を概ね理解し、それに関連する情報の理解と正確性の判断を経て自ら主張できる。ある程度の緻密さや正確さを伴った作業が行える」水準に達していることを確認するため、数学I、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B〈数列〉、数学C〈ベクトル,平面上の曲線と複素数平面〉に関する筆記試験を行います。
Q.国家試験への合格や民間資格はアピールできますか。
A.Ⅱ-Ⅱ.【学科別出願資格】(2)に記載があるように、コミュニケーション力が「相手の意見をひととおり理解し、相手に自身の意見をひととおり伝えられる」水準に達していること、組織的行動能力が「指示されると作業できる。目標を達成するため自ら動ければ、なお良い」水準に達していること、自己実現力が「自ら明確な目標を定め、その実現のために道筋を考え努力する。その際、自己管理を怠らない」水準に達していること、および多様性創発力が「多様性(文化・習慣・価値観等)を意識し、理解しようとしている」水準に達していることの証拠として出願者自身が考える何らかの能動的学習の実績、であれば自ら工夫しつつアピールして構いません。