[探究課題 No.1]
「摩擦の実験的研究」
ヒント: 高校の物理では,摩擦について学習します。例えば,静止摩擦係数や動摩擦係数は,接触する物質の組み合わせだけで決まること,同じ組み合わせなら,静止摩擦係数の方が動摩擦係数より大きいこと,動摩擦力は速度にはよらないこと,などを授業で習います。しかし,それらは実際にどこまで正しいといえるのでしょうか。それを検証するための実験法を自分で考え,身近な道具を用いて実際に実験を行ってもらいます。得られた結果を解析し,考察することにより,知識だけではなく経験を通して摩擦の性質について深く理解するのが本探究課題です。
[探究課題 No.2]
「等電位線や電気力線の観察」
ヒント: 電荷が存在すると,そのまわりには電気力線が発生し,場所によって変化する電位が生じます。そのようすを簡単な実験で観察することはできるでしょうか。平面上の離れた2点にそれぞれ正電荷と負電荷が存在する場合について,等電位線あるいは電気力線を調べるための実験方法を考えてください。さらに実際に実験を行い,得られた等電位線や電気力線を図にしてみてください。電界や電位について,教科書で学ぶ知識だけにたよることなく,実際の実験で確かめてもらうのが本探究課題です。
[探究課題 No.3]
「光の波動性の検証」
ヒント: 高校の物理では,光が波の一種であることを学習します。しかし,それが本当なのかどうかを実験的にどうやって確かめればよいでしょうか。できるだけ身近にあるものを用いて実験を行い,光が波である証拠を示してください。また,その光の波長を実験で求めてください。手軽な光源としてはレーザーポインターなどが使えますし,DVDを回折格子として利用することもできるかもしれません。昔は存在しなかったこれらの道具をうまく使いこなして実際に実験を行い,光の本質に迫ってもらうのが本探究課題です。