優良校認定までの
道のり
熊本県教育員会では、学校の情報化を計画的に進めていくために、「学校情報化認定」(日本教育工学協会:文部科学省後援)を活用しています。
「学校情報化認定」のチェックリストを利用し、管理職を中心とした学校の情報化及び授業改善を積極的に進めていきます。
ここでは、「学校情報化認定」の活用について紹介します。
2.学校の取組を整理
組織づくりや情報教育全体計画・年間指導計画などの見直しを丁寧に行おう。
講師派遣研修等を積極的に活用して、課題に対応した研修を実施しよう。まずは、各教育事務所にご相談ください。
3.授業づくりを検討
ICTを活用した授業の視点を校内研修の視点に取り入れ、授業づくりを考えよう。
まずは「使ってみる」からスタートしよう。たくさんの実践から見えてきた成果を次年度につなげよう。
4.チェックリストを使って進捗管理
取組が進んできたら、再度チェックリストを使って、進捗状況を確認しよう。
校務の情報化も併せて進めていこう。校務を効率的にしていくことで、子供たちの学びのさらなる充実につなげよう。
5.平均レベル2以上でいよいよ申請
チェックリスト(4観点20項目)の平均が2以上(レベル0がないこと)を確認したら、申請しよう。
申請には、様々なエビデンスが必要です。情報活用能力育成に関する年間指導計画など、学校で整理したものを再度確認し、アップするようにしましょう。
レベル1の項目については、今後の対応策の記述が必要です。どのように改善していくのか、丁寧に記述しましょう。
6.学校情報化認定委員会よりアドバイス
申請を済ませると、登録の際利用したメールアドレスに学校情報認定員会から認定に関するメールが届きます(数週間〜2ヶ月程度要する場合があるようです)。
優良校に認定されなかった場合、指摘事項がメールで届きます。指摘された内容を校内で十分に検討し、修正の上、再申請を行います。再申請の場合は、指摘事項に対して、分かりやすく回答するようにしましょう。
7.認定取得後はバッジを学校HPに掲載
学校が優良校に認定されると、学校ホームページ用のバッジが学校情報化認定委員会よりメールで届きます。
必ず学校ホームページに掲載しましょう。
認定期間は3年間となっています。認定期間を確認し、更新を行なってください。
8.さらに活用を促進
学校の情報化優良校認定は通過点です。子供たちがICTを主体的に活用しながら、学びを深めていく授業を学校全体(教科を問わず)で常に検討していきましょう。
子供たちの実態を随時把握し、計画等は柔軟に変更していきながら、自ら学ぶ子供たちの育成を目指しましょう。