9月25日(木)の午前中に、3年生はセブンイレブンまで校外歩行に出かけました。この校外歩行では、修学旅行でしっかり歩けるようにするための練習もかねています。お買い物では、9月はじめの作業週間で頑張って得たお給料を手に、それぞれ食べたいものや飲みたいものを選んで買い物をしました。自分のお金で好きなものを買う体験はとても楽しそうで、買ったものを手にうれしそうにしていました。働くことでお給料をもらい、それを使う喜びを味わうことができ、貴重な学びの機会となりました。
生活単元学習『のりものにのってかいものにいこう』の学習では、教室をバスの車内に見立て、バスの乗り方を練習しました。買い物の本番に向けて、「整理券を取る、座席に座る、お金を運賃箱に入れる」の乗車の流れをマスターしました。
まだまだ暑い日が続きますが、暦の上ではもう秋です。秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋などありますが、本を読むのにちょうど良い季節、読書の秋でもありますね。そこで、9月から小学部の低学年を皮切りに「おはなし会」(本の読み聞かせ会)が始まりました。福岡県立図書館や福岡市立東図書館の関係者の方や地域の方にボランティアとしてお越しいただき、たくさんの絵本を子どもたちに読み聞かせしてもらいました。いろいろな絵本の物語の世界に引きこまれて、子どもたちの心はより豊かに潤っていったのではないでしょうか。「おはなし会」は今後もボランティアの皆さんに支えられて継続していきます。
学生サポーターという制度をご存じでしょうか?学生サポーターは「福岡市立の学校に派遣され、授業や学校行事の補助、課外活動の支援など、先生の補佐役として、さまざまな教育活動に参加する学生」のことを指します。今年度、本校には中村学園大学より4名の学生がボランティアでエントリーして下さり、2学期より学業の合間を縫って本校にお越しいただく予定です。早速1名のサポーターが小学部の教室に入りました。学生にとっても児童にとっても互いに関わり方を学びあう良い機会となりました。
今週は小学部の参観・懇談会ウィークです。多くの保護者の皆さまにご参加いただきました。子どもたちと一緒に図工や音楽の活動に取り組むクラスもあれば、真剣な眼差しで学習に取り組む子どもたちを教室後方から温かく見守られているクラスもありました。どのクラスにおいても、児童、先生そして保護者の皆さまの表情にたくさん笑顔が浮かんでいたのがとても印象的でした。保護者の皆さま、この度はお忙しいなか本校に足をお運びいただき誠にありがとうございました。
長い夏休みも終わりいよいよ2学期が始まりました。子どもたちも先生も久しぶりの再会に笑顔があふれていました。2学期は運動会(小学部)や修学旅行(小・中学部)、後期現場実習(高等部)やPTAバザーなどわくわく・ドキドキの行事や活動がたくさん予定されています。暑い日がまだまだ続きますので、体調管理に気を付けながら学校生活に少しずつ慣れていってほしいと思います。