過去1年間の福岡きぼう中学校での授業などの様子を紹介します。
2学期の終業式を行いました。
式の中で、代表生徒の話があり、大切な友達のことや自分の気持ちの変化のことなど、生徒のみなさんの心にしみる話がありました。話を聞きながら、みなさんうなずいていました。最後は自然と大きな拍手が起こり、生徒のみなさんも教職員も大変良い節目となりました。
今年は、音楽系の発表と運動系の競技大会を1日に合わせて「きぼう祭」として行いました。また、きぼう祭の前には、百道中学校合唱部による合唱を披露していただき、美しい声に癒される時間もいただきました。
きぼう祭の前半では、普段の音楽の授業で習った歌や楽器の演奏を中心にみんなで盛り上がりました。後半では、体育の授業で経験した競技で競い合いました。今年は白組の優勝でした。
今回の調理実習では、博多の郷土料理「がめ煮」を作りました。
5~6人グループで、それぞれ10人前くらいを作りました。最後に、美味しいがめ煮をみんなで味わいました。
「ある日のテレビ」というテーマの課題にグループで取り組みました。
6チャンネルのテレビ番組を1台のテレビでみんなで見る場合、まわりの希望や意見を聞きながら、自分の希望をどのようにしてみんなに伝えるか、グループで話し合っていくエクササイズです。社会の中で、よく遭遇する大切な場面の対応をまわりの方とのやり取りで学べているようでした。
数学の授業で宇宙での現象をもとにした「宇宙授業」を行いました。
宇宙空間では、宇宙飛行士の身長が地球上より伸びる現象が起こります。これをもとに身長が何倍になったか、計算で求める課題に取り組みました。JAXA職員の方も見学に来られ、充実した授業となりました。
ゲーム「お金をもちつつ、社会も豊かになるように」
課題カード、目標カード、お金カード、時間カード、お仕事カードを使って、自分の目標や課題をクリアしながら、世界の経済、環境、社会のバランスを良くしていく方法を考えることをゲームで学びました。
保健の授業でパーソナルスペースについて学びました。
公衆距離、社会距離、個体距離、密接距離をベースにしていろいろな場面での距離のあり方や相手のためにどのような配慮をしながら、自分なりに対応することができるのかを考える良い時間になりました。
学活の時間に進路学習を行いました。
「豊かな人生コース」「就労・就職コース」「進学コース」の3つの希望コースに分かれ、自分の望む進路について学びました。それぞれのコースで、卒業後の自分の未来について、意識の高まる良い時間になっていたようです。
教育センターの花壇で、野菜や花に興味のある生徒さんが中心になって、植物を育てています。
今回は、立派な大根が収穫できました。今年は、ナスやピーマン、アスパラガスなども収穫できました。今後はジャガイモの収穫を控えています。楽しみです。
理科で酸化の実験を行いました。
金属が燃えると軽くならず、酸素が化合した分だけ重たくなることを学びました。
学活でグループワークトレーニングを行いました。
自分に与えられた情報カードと、他の生徒さんからの情報をもとに、先生の住むマンションの部屋を解明していくというエクササイズです。ルールを守りながら協力して、部屋の位置を解明することができました。
体育でハードルの授業を行いました。
あまり、経験のない競技でも、特性を知ることで、みなさん興味を持って、練習に取り組むことができました。
就職面接をもとに人権学習を行いました。
実際に全員で面接を体験して、それぞれの質問に対して感じたことをグループで話し合いました。最後の全体での振り返りでは、他の人の意見を聞くことで、人権における新たな感覚に気づくことができました。
今年も九州場所の観戦に行きました。
相撲の取り組みが進むごとに強く有名な力士が登場し、場内が盛り上がりました。土俵上の神聖な儀式を見ることができ、相撲が日本の国技であることを確認することができました。
今年の修学旅行は、北九州市と宗像市へ行ってきました。
北九州市では、JICA九州といのちのたび博物館へ行き、世界平和への取り組みや生き物の歴史について学びました。また、宗像市では、安武みかん園に行き、みかん狩りを楽しみました。お天気が心配でしたが、生徒のみなさんでよい思い出を作ることができました。
今学期も、河室先生に来ていただき、ヨガを体験しました。
普段あまり動かさない筋肉などを意識して動かすことで、体のコンディションを整え、健康につながることを学ぶことができました。
講師に白石先生、谷口先生をお招きして剣道の授業を行いました。
生徒さんは、基礎の動きを中心に足の出し方や竹刀の振り方など、多くのことを学びました。習うことのすべてが新鮮に感じたようでした
最後に専門の方の地稽古を披露していただき、本物の迫力に圧倒されました。
「それでよかよか」というタイトルのもと 齋藤校長先生より講話をいただきました。
悩みなどに対する考え方を変えることで、自分が前向きになれることのヒントをたくさんいただきました。
福岡市博物館の見学に行きました。
学芸員の方の説明のもと、甕棺など、昔の埋葬品などに直接触れることができ、より詳しく歴史を学ぶことができました。
特殊な技法を使って、紅葉屏風を作成しました。
混色や重色、スタンピングなどの特殊な技法を使って作品を完成しました。でき上がった作品に和のすばらしさを感じることができました。
「間違い探し」のグループワークに取り組みました。
あたえられたルールを守りながら、2枚の絵の違うところをグループで協力して探しました。終わった後は、協力することの大切さを確認することができました。
今年も音楽の授業で お箏がはじまりました。
昨年は、「もののけ姫」を演奏しましたが、今年は、「ふるさと」に挑戦です。文化祭などでの 発表を目標にがんばりましょう。
「自分を深堀して、社会へ一歩を踏み出そう!」
自分にとって大切なもの=ニーズを見つけて、社会へ自分らしい第一歩を踏み出すために、自分の経験を振り返り、まわりの人と交流しました。
ユマニチュードとは、認知症の方に優しさを伝えるコミュニケーションの技術です。特別なことをするのではなく、「見る・触れる・話す・立つ」の4つのポイントをもとに、優しい気持ちで相手のことを考えて接することの大切さを学ぶことができました。
後期入学式と2学期始業式を行いました。
この日は、新たに2名の生徒が入学しました。式では、在校生代表より温かい歓迎の言葉や、新入生の気持ちのこもった誓いの言葉があり、参加した生徒全員で節目を迎えることができました。
1学期終業式を行いました。
式の中で、代表生徒の話がありました。
1学期をふりかえって、学んだことや感じたこと、行事等を体験できたことへの感謝など、気持ちのこもった内容でした。
コンディショニングトレーナーの 河室 里穂子 先生をお招きしてヨガ教室を行いました。
普段したことのないポーズやあまり動かさない筋肉を動かすことにより、体の調子を整え、健康を維持できることを学びました。
六月博多座大歌舞伎を鑑賞しました。
役者の完成された舞やセリフにより、心がストーリーの中へ引き込まれていくような体験をすることができました。
NPO法人 福岡被災地前進支援の代表 吉田 敦 様より講話をいただきました。
活動では、自然災害が起きた時にどのように考え、対応していくかということを「風水害24」のゲームを通して学ぶことができました。また、自助・共助・公助が人の命や暮らしを守るための重要な取り組みであることを学びました。
今年度の自然教室は能古島で実施しました。
(目的地:能古島小中学校と能古博物館)
能古島小中学校では、レクリエーションをはじめとしたグループ活動を行い、親睦を深めることができました。また、能古博物館では、能古島の歴史や中村哲先生の功績を学ぶことができました。
開校4年目となった今年度は、15名の新入生を迎えることができました。
みなさん緊張されていましたが、大切な節目を迎える新入生の表情に教職員も学ばされる良い機会となりました。
2日間にわたり、クラスマッチを行いました。
種目は卓球とバレーボールです。皆さんが参加できるよう、ボールを変えたり、特別なルールで行ったり、工夫して取り組みました。出席した全生徒が参加して、今年度最後のクラスマッチを楽しむことができました。
家庭科の授業で調理実習を行いました。
メニューは「ちらし寿司」でした。
すし飯をつくり、具を調理して混ぜ、最後に錦糸卵をのせて出来上がりました!
特に錦糸卵を作るときに、卵を薄く焼くところが難しかったようです。
午前中の福岡市科学館では、ドームシアターでのプラネタリウムの成り立ちの学習をはじめ、体験型の学習を通して科学の最先端の世界を知ることができました。
午後の福岡市美術館では、美術館の専門員のガイドによる展示鑑賞を行いました。一つの作品に対する人それぞれの見方や感じ方の違いを知ることで、美術の世界観を味わうことができました。また、福岡市中学校美術作品展が開催されており、本校生徒の作品や他校の多くの作品を鑑賞することができました。
福岡税務署より講師を招き、税に関する授業をしていただきました。
授業では、納税のない世界はどのようになってしまうのかを学び、納税の大切さを考える良い機会になりました。
また、1億円の現金の重さや量をレプリカで体験することができ、多くの生徒が興味深く触れていました。
今学期も他の夜間中学校との交流会を行いました。
「語り場」の交流では学校自慢や個人的な質問など、たいへん興味のある内容で盛り上がりました。
「Eスポーツ」の交流では、ボーリング大会を行いました。みなさん、ボールを投げるたびに上手になっているようでした。
短い時間ではありましたが、今回も交流が深まり、温かい雰囲気につつまれていました。
公認会計士の方 お二人をお招きして会計に関するお話をしていただきました。
お話の中では、公認会計士についてのたこ焼き屋さん商売を題材にして、利益を出すことができる仕組みを学びました。
いよいよ3学期が始まりました。
77日間という短い学期になりますが、1年で最後のまとめとなる大切な学期です。来年度の進路へ向けて準備の期間にもなりますので、家族や学校と十分に相談しながら進路を決定していきましょう。
2学期は、修学旅行をはじめ、スポーツフェスタや文化祭など多くの行事があり、貴重な経験をする中でたくさんの思い出ができました。
式では、校長より生徒一人一人に通知表が渡されました。通知表を受取る生徒から「ありがとうございます。」と心が言葉になって表れるようすが印象的でした。
第2回目となる文化祭を実施しました。
第1部(異文化紹介)では、NSの先生よりアメリカの文化について、大変興味深いお話をしていただきました。
第2部(音楽発表会)では、音楽の授業で習ったお箏の演奏動画を鑑賞したり、ウクレレやハンドベル演奏をしたり、今までの学習の成果を皆さんで確認し、楽しむことができました。また、グループで密かに練習した歌やダンスの演出もあり、大変盛り上がりました。
この他にも、各教室に展示された切り絵や書、巾着袋の作品などを鑑賞して、生徒同士お互いの良いところを褒め合うようすが大変良かったです。
百道小学校体育館で、第3回スポーツフェスタを実施しました。
玉入れ、フロアカール、バスケットボール、ディスクベース、全員リレーなど、複数の種目において、応援する声や笑顔にあふれ、大変盛り上がった1日となりました。
昨年度に引き続き、今年度も他の夜間中学校とのオンライン交流会を行いました。今年度は、新たに葛飾区立双葉中学校も加わり、3校での交流となりました。
交流会では、自己紹介や他校への質問などをはじめ、各学校で取り組んでいることなどを紹介して、大変盛り上がりました。次回は3学期に実施予定です。