給食日記
7月2日(火)
・麦ご飯
・牛乳
・テジプルコギ
・わかめスープ
≪プルコギ のはなし≫
プルコギは韓国の料理で、甘いたれにつけこんだ薄切りの肉と、野菜を炒めたものです。「プル」は火、「コギ」は肉を意味し、日本のすき焼きに似ています。「テジプルコギ」の「テジ」は豚を意味し、豚肉を使ったプルコギです。
給食では、豚肉、にんじん、にら、たまねぎ、もやしを炒めて作っています。甘辛い味で、ごはんがすすむ料理です。
7月1日(月)
・麦ご飯
・牛乳
・高野豆腐の八目煮
・キャベツとわかめの煮びたし
・姪浜のりの梅ふりかけ
≪姪浜のりの梅ふりかけ のはなし≫
今日のふりかけは、福岡市西区姪浜で加工されたのり、梅肉、かつお節が入っています。のりは漁師さんが博多湾で大切に育てたのりを12月から3月の間、手作業で収穫したものです。梅肉は、よく熟れた梅を塩漬けにした後、天日で干した漬物を使っています。梅干しの酸っぱさには、食欲を増す働きがあるため暑くなってきて食欲がおちる季節にはぴったりですね。ご飯もしっかり食べましょう。
6月28日(金)
・チーズツイスト
・牛乳
・レバーとじゃがいものから揚げ
・汁ビーフン
≪汁ビーフン のはなし≫
ビーフンは白くて細長いので、そうめんによく似ていますね。そうめんは小麦粉から、ビーフンは米粉からできています。小麦より米がたくさん作られている中国南部や台湾、東南アジアでよく食べられています。
給食では、肉や野菜と炒める「炒めビーフン」や、煮込んだスープに入れる「汁ビーフン」として登場します。今日の給食は、汁ビーフンです。野菜や肉のうまみがでたスープにビーフンがあいますね。
6月26日(水)
・柏型パン
・牛乳
・チリコンカーン
・じゃがいものミルクスープ
・能古島の甘夏ゼリー
≪チリコンカーン のはなし≫
チリコンカーンは、ひき肉と豆、唐辛子をじっくり煮込んだ辛みの強い、メキシコやアメリカ南部の料理です。メキシコで使われるスペイン語で、「チリ」は「唐辛子」、「カーン」は「肉」を意味しています。本場では、金時豆などのいんげん豆が使われることが多いですが、給食では大豆を使い、辛みをおさえて作っています。
パンにはさんで、こぼさないように食べましょう。
6月25日(火)
・麦ご飯
・牛乳
・トンカツ
・なすのみそ汁
・ミニトマト
≪なす のはなし≫
日本でよく食べられているなすは、6月から9月が旬で代表的な夏野菜のひとつです。なすには水分やカリウムが入っていて、たくさん汗をかく夏にはぴったりの食べ物です。生のままで食べることもできますが、熱を加えると、トロっとした食感になり、甘みが増します。
今日のみそ汁には、なすが入っています。味わって食べましょう。
6月24日(月)
・麦ご飯
・牛乳
・ポークカレー
・野菜ソテー
≪ソテー のはなし≫
ソテーとは、少しの油を使って炒めることです。ソテーはフランス語で、「とぶ」や「おどる」という意味があり、こげつかないようになべをゆすって、材料をおどらせることから名付けられました。
給食では、いろいろなソテーがありますが、今日は、ソーセージやキャベツ、コーンを使ったソテーです。ソテーにすることで、野菜のかさが減るので、たくさんの量の野菜を、おいしく食べられますよ。
6月21日(金)
・ライ麦食パン
・ブルーベリージャム
・牛乳
・福岡野菜のコロッケ
・中華スープ
≪ブルーベリー のはなし≫
ブルーベリーは、北アメリカ原産の果物です。むらさき色の小さな粒で、皮ごと食べられる甘酸っぱい果物です。日本では、5月の終わりから8月くらいに旬をむかえます。
生でそのまま食べてもおいしいのですが、砂糖やレモン汁を加えて煮るとジャムができあがります。ジャムにするときれいな色がそのまま残り、また、長く保存することができます。
6月19日(水)
・小さい黒糖パン
・牛乳
・沖縄そば
・豆腐ともやしのチャンプルー
≪沖縄の食文化 のはなし≫
沖縄に伝わる料理は、琉球料理とよばれています。琉球料理は「豚に始まり、豚に終わる」といわれ、豚肉をよく使います。豚の顔や耳、足まで料理の材料にします。また、沖縄は「豆腐の島」とよばれるほど、豆腐もよく料理に使います。沖縄の豆腐は、生で食べるほか、チャンプルーや揚げ物などにして食べます。
今日は、沖縄そばには豚肉を、チャンプルーには豆腐を使っています。味わって食べましょう。
6月18日(火)
・カレーピラフ
・牛乳
・ABCマカロニスープ
・ツナとキャベツのソテー
≪ピラフ のはなし≫
「ピラフ」は、バターで炒めた米に、たまねぎ、肉、魚介類などを入れ、調味料で味つけをし、スープで炊いた炊き込みごはんです。ピラフはインドで生まれた料理です。インドからトルコ、そしてヨーロッパを通って日本にやってきました。今日のピラフは、みなさんが大好きなカレー味です。味わって食べましょう。
6月17日(月)
・麦ご飯
・牛乳
・鶏肉のさっぱり煮
・みそ汁
・納豆
≪納豆 のはなし≫
菌などの力をかりて、食べ物を変化させることを「発酵」と言います。発酵させることで、味や香りがよくなり、長く保存できるようになります。発酵食品には、おなかの調子を整えたり病気になりにくくしたりする働きがあります。
納豆は日本の代表的な発酵食品の一つです。だいずを発酵させることで、独特の香りやねばりが生まれます。また、だいずそのものより消化がよくなり、うま味が増しておいしくなります。
6月14日(金)
・ワンローフ型食パン
・牛乳
・照り焼きハンバーグ
・ミネストラスープ
≪ワンローフ型食パン のはなし≫
給食では、ライ麦食パン、黒糖食パンなどいろいろな種類の食パンがあります。ワンローフ型食パンのワンローフとは「ひとかたまり」という意味があります。食パンは焼く時にふたをして焼きますが、ワンローフ型食パンはふたをせずに焼き上げるので山のような形になり、ふわふわとした食感になります。
パンのやわらかい食感を楽しみながら食べましょう。
6月12日(水)
・小さいほうれんそうパン
・牛乳
・カレースパゲッティ
・キャベツのホットサラダ
≪ホットサラダ のはなし≫
サラダは、野菜に塩をかけて食べたのが始まりとされています。今では、生野菜に塩やドレッシングをかけたサラダ以外にもたくさんの種類があります。その中でも、炒めたり、蒸したり、焼いたりした野菜をドレッシングなどで味付けしたものを「ホットサラダ」と呼びます。
今日のキャベツのホットサラダは、チキンと野菜を炒めて、塩、こしょう、乳化ドレッシングで味をつけています。味はいかがですか。
6月11日(火)
・麦ご飯
・牛乳
・きびなごフライ
・だいずの五目煮
≪五目煮 のはなし≫
「五目」は、「五種類のもの」という意味がありますが、「五目ずし」や「五目焼きそば」のように料理の名前につく時は、「いろいろなものが入った」という意味で使われます。
今日の「だいずの五目煮」には、いろいろな食べ物が入っています。何が入っているかわかりますか。だいず、豚肉、天ぷら、こんにゃく、にんじん、いんげん、ごぼう、こんぶが入っています。それぞれの味を味わって食べましょう。
6月10日(月)
・麦ご飯
・牛乳
・豆腐の中華煮
・こまつなの炒め物
≪中華煮 のはなし≫
中華煮とは、野菜や肉、魚介類などの具材を、中華スープや鶏がらスープ、オイスターソースなどの調味料で味を付けて煮込んだ料理です。
今日の給食は豆腐と豚肉、にんじん、たまねぎ、きくらげをオイスターソースや中華スープの素で味を付け、じっくりと煮込み、最後に水溶きでんぷんでとろみをつけました。味わって食べましょう。
6月7日(金)
・小さいミルクねじりパン
・牛乳
・ミーゴレン
・フルーツ盛り合わせ
≪ミーゴレン のはなし≫
ミーゴレンの「ミー」は「麺」、「ゴレン」は「炒める」という意味があり、焼きそばに似たインドネシアの料理です。日本の焼きそばには豚肉をよく使いますが、宗教上の理由で豚肉を食べない人が多いため、鶏肉とえびが使われます。日本ではあまりなじみのない、魚から作られたしょうゆ、甘みの強いケチャップ、唐辛子を使い、甘辛くスパイシーな味と独特な香りが特徴です。
給食では、にんにくやトマトケチャップ、オイスターソースなどで味付けをしています。味はいかがですか。
6月6日(木)
・麦ご飯
・牛乳
・あじの南蛮漬け
・切干しだいこんのスープ
≪魚 のはなし≫
日本は海に囲まれているため、昔から様々な種類の魚介類や海藻などを食べてきました。小学校5年生の社会「水産業のさかんな地域」では、日本各地の漁業や卵からかえったばかりの魚を育てる養殖業、店に届くまでの流れなどについて学習します。
今月の給食では、「あじ」「いわし」「きびなご」「かたくちいわし」を使った料理が登場します。また、かつお節やさば節、天ぷら、竹輪、えそつみれなど魚から作られるものも取り入れています。
6月5日(水)
・背割り米粉パン
・トマトケチャップ
・牛乳
・ボイルドソーセージ
・あさりのクリームチャウダー
・キャベツのソテー
≪あさり のはなし≫
あさりは、日本でよく食べられている貝の一つです。あさりの旬は冬から春で、潮干狩りでとったことがある人もいるのではないでしょうか。貝がらの色や模様は同じものはないと言われています。あさりには、血を作る鉄分がたくさん入っていて、貧血の予防に役立ちます。
今日はあさりをクリームチャウダーにしました。あさりのうま味が出ていておいしいですね。
6月4日(火)
・麦ご飯
・牛乳
・豚肉の炒め煮
・もずくスープ
・だいず昆布
≪歯と口の健康週間 のはなし≫
6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。むし歯にならないために、次の3つのことに気を付けましょう。
「①食べたら、しっかり歯みがきをする。」「②だ液がたくさん出るように、よくかんで食べる。」「③歯を強くするカルシウムをしっかりとる。」
今日のだいずと昆布は固い食品のため、かむ回数が自然と多くなります。カルシウムも入っているので、歯を丈夫で健康に保つのにぴったりの食べ物ですね。
5月31日(金)
・食パン
・能古島のマーマレード
・牛乳
・レバーとだいずのから揚げ
・はるさめスープ
≪マーマレード のはなし≫
マーマレードは、オレンジや夏みかん、ゆず、グレープフルーツなどのかんきつ類と言われる果物を、砂糖と一緒に煮込んだジャムです。果物の実と皮を使うことで甘味とほろ苦さのあるジャムになります。
今日のマーマレードは、福岡市西区の能古島でとれた甘夏みかんを使って作っています。食パンに上手にぬって、甘夏みかんのさわやかな味を楽しみましょう。
5月28日(火)
・麦ご飯
・牛乳
・にしんの塩焼き
・豚汁
・きゅうりのしそあえ
≪にしん のはなし≫
にしんは、寒い地域でよくとれる魚です。春になると、卵を産むために、北海道の近くの海にやってくるので「春告魚」とも呼ばれています。また、運動会で踊ることもあるソーラン節は、にしんを船から陸まで運ぶ様子をうたった民謡です。
にしんは、さしみやマリネ、揚げ物、煮つけなど、いろいろな料理で食べられています。
今日は、にしんを塩焼きにしました。骨に気をつけながら食べましょう。
5月27日(月)
・麦ご飯
・牛乳
・竹輪のお茶の葉揚げ
・新じゃがのうま煮
・アーモンド入り味付煮干し
≪じゃがいも のはなし≫
じゃがいもは長く保存できるため、コロッケやカレー、ポテトサラダなど、一年中いろいろな料理に使われます。日本全国で作られますが、4月から7月は九州でとれたじゃがいもを給食で使っています。
春にとれたばかりのじゃがいもを、「新じゃが」と呼びます。水分が多くやわらかいので、ホクホクして甘みが強いのが特徴です。今日は、新じゃがを使ったうま煮です。じゃがいもの甘みを感じながら食べましょう。
5月24日(金)
・八女茶ロールパン
・牛乳
・スパゲッティナポリタン
・ごぼうサラダ
≪お茶 のはなし≫
5月は茶摘みが始まる時期で、この頃にとれるお茶を新茶と呼びます。2月4日の立春から数えて88日目を「八十八夜」と言い、今年は5月1日です。小学校3年生の音楽では、お茶を摘み取る様子を歌った「茶つみ」、小学校5年生の家庭科では、コンロでお湯を沸かしてお茶をいれる「私の生活、大発見!」などお茶に関わる学習があります。今日は福岡県の「八女茶」の粉を練りこんだロールパンです。お茶の香りを楽しみながら食べましょう。
5月17日(金)
・背割り米粉パン
・牛乳
・ツナサンド
・ミネストラスープ
・ヨーグルト
《ツナサンド のはなし》
ツナサンドとは、ツナを具にしたサンドイッチのことです。給食では、ツナと野菜をマヨネーズであえた具を、ツナサンドという名前で出しています。これは、自分で具をパンにはさんで、ツナサンドを作って食べるためです。
今日は、ツナときゅうり、キャベツをマヨネーズであえています。背割り米粉パンに具を上手にはさんで、こぼさないように食べましょう。