人間教育の精神に徹し、
知・徳・体の調和のとれた、
人間性豊かで、
たくましい実践力のある
子どもの育成
学校長 須佐 健吾
ご挨拶
今年度、野芥小学校に赴任しました 須佐 健吾(すさ けんご)と申します。どうぞよろしくお願いします。
野芥小学校では、子どもたちが心の中に三つの種を植えて、大切に育てるようにしています。かしこさの種の「ライトさん」、やさしさの種の「こころんさん」、たくましさの種の「パワーさん」です。この三つの種をしっかりと育て、さらに「かしこく」「やさしく」「たくましく」なるように、「自分で考えて動く(考動)」を今年度のテーマとしています。
また、令和7年度(2025年度)は、野芥小学校開校から50年目になります。大きな節目の年です。子どもたちにとって記念となるよい一年にできるよう、職員一同力を合わせて教育活動を推進してまいります。
保護者の皆様、地域の皆様のご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いします。
本校区は、百万都市福岡市の西南部、西油山の麓に広がる早良平野の田園地帯にあたり、昔より農業で栄えた地域です。学校周辺には、まだ田畑も広がり、校区を南北に流れる油山川には蛍も飛びかい、そこに過ごす子どもたちも、素朴で素直です。
「早良郡志」によると、明治5年の学制領布後、入部、野芥、梅林、干隈、西油山を校区として設置された野芥小学校も、明治22年、同41年、それぞれ、重留尋常小学校、田隈尋常小学校として統廃合をくりかえしています。
その後、国道263号線沿いを中心に、宅地化・郊外店舗化が進展し、昭和51年4月、田隈校区より分離し、野芥3丁目、4丁目、5丁目、7丁目、梅林などによる新設校区として編成され、翌昭和52年、下重留が新しく編入されました。
以来、校区の発展は著しく、公民館の活動をはじめ、自治会組織も充実し、「住んでよかった野芥の町」を合言葉に、明るい町づくりを目指しています。
昭和59年よりは野芥サミット会議が開かれ、約3、800世帯の校区民は校区に対する愛着も深く、学校教育にかける期待も大きいものがあります。昭和60年に創立10周年を迎え、校区挙げての記念式典が盛大に挙行されました。
平成に入り、児童数が減少し始めています。校区の一層の発展をめざして野芥サマーフェスタが催されるようになりました。平成17年には、30周年、平成27年には、40周年記念式典を開催し地域に愛される、信頼される学校として努力を続けています。