双葉郡から巣立ち世界の頂点へと挑戦する選手たちと、本会関係者へのメッセージを掲載しています。
内堀雅雄 様(福島県知事)2021.9.6掲載
先日閉幕した東京2020オリンピック競技大会では、双葉郡からバドミントン競技3名、サッカー競技4名の選手が出場し、渡辺勇大選手と東野有紗選手が見事銅メダルを獲得されるなど、すばらしい活躍を見せてくれました。
選手の皆さんの最後まであきらめない姿勢は、震災と原発事故を経験し、多くの困難に打ち勝つことで培われたものであり、復興に向けて歩み続ける多くの県民の共感を呼び、勇気と元気を頂きました。そうした姿勢は、レガシーとして双葉の後輩たちにも受け継がれ、今後開催されるパリ大会やロサンゼルス大会でも、その勇姿を見せてくれると信じています。
今大会では、選手とゆかりのある双葉郡を始め、県内外の方々から、フラッグに応援メッセージを寄せ書きしていただくなど、選手の活躍を願うたくさんの気持ちを届けていただきました。また、支援する会の趣旨に賛同してくださった地元企業の皆さんの御支援は、選手たちにとって大きな励みになったことと思います。スポーツには、選手の皆さんと、それを応援する地域の方々がエールを交換し合うことで、それぞれが笑顔になれるという、すばらしい力を秘めています。
今後も地域が一つになってオリンピックを目指す選手を応援し、スポーツの力で双葉郡が元気になることを心から希望します。
選手へエールをおくる内堀知事(2021年7月27日)
小泉進次郎 様(双葉の教育復興応援団・環境大臣)2021.7.20掲載
双葉郡から巣立ちオリンピックに出場する選手の皆さん、本来聖火が華々しくスタートして、大会期間中も世界中の方が双葉郡を訪れ、福島を世界に発信する「復興五輪」となるはずでしたが、コロナ禍での五輪は本来想定したものとは違う形になってしまいました。
しかしいま、震災もコロナ禍も乗り越えて大舞台に立つ選手の皆さんの姿や、感染リスクを避けながら様々な工夫を凝らして選手たちを応援しようとしている双葉郡の方々の姿は、双葉郡の真の強さを表していると思います。
双葉郡8町村に帰還されている方、避難先に居る方、あるいは復興や中間貯蔵の事業で双葉郡に新たに住んでいる方。双葉郡に繋がる全ての方が、双葉のオリンピック選手を支援する会の活動を通じてひとつになり、選手の皆さんの活躍、スポーツの力で、双葉郡の復興がより一層進んでいくことを心から期待しています。
Team富岡・ふたば未来学園バドミントン部を激励いただく(2020年10月31日)