20250829_FRI
令和7年度 専門研修
高校情報科プログラミング授業づくり講座
講師 山梨大学 稲垣俊介 准教授
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令和7年度 専門研修
高校情報科プログラミング授業づくり講座
講師 山梨大学 稲垣俊介 准教授
本研修の目的を「高等学校情報科におけるプログラミング指導法の研修を通して、生徒の「興味・関心」を起点とした授業・単元構想の視点を養い、問題の発見・解決型の授業づくり、観点別学習状況の評価の場面設定など、専門的な知識・技能の向上を図る。」とし、稲垣俊介先生に「プログラミングを学ぶ意義」や「プログラミング教育の今後」についてご講義いただき、授業づくりのワークショップを行いました。
ご多忙の中、福島県共通教科「情報科」教育のためにお時間を割いていただいた 稲垣俊介 先生、誠にありがとうございました。
また、情報科専任の先生だけでなく、情報科教育にご関心のある他教科の先生にも受講いただき、とても有意義な研修となりました。
山梨大学 稲垣俊介 准教授について、詳しくは"コチラ"
<研修者の声(研修を振り返って)>
◯授業デザインシートを活用して、単元を通して身につけさせたい力、生徒の「興味・関心」を引き出す視点、授業内容、振り返りのさせ方をまとめることで生徒に興味関心もたせること、ふりかえりの大切さに気づくことが出来ました。今後、授業終了後にふりかえりを取り入れていこうと思います。
◯今回の研修ではプログラムを教えてる意義や興味・関心など授業の核心的なことに対して講義や先生方との意見交換など非常に有意義な研修になった。授業をどのように進めていえばよいのか、内容はどうするかなどの内容も重要ではあるが「なぜ学ぶのか・学ぶとどうなるのか」といった大きな視点からの授業作成が最も重要であると感じた。今回の研修で学んだことを今後の授業にいかし、生徒にとって有意義な授業ができるような授業計画を立てていきたい。
◯今回の研修では、プログラミングの授業について先生方と指導案を交えて協議を行い、授業の進め方や評価の在り方、計画の立て方について多くの学びを得ることができた。普段は他の先生方の授業案に触れる機会が少ないため、多様な実践を比較しながら考えることができた点は非常に有意義であった。また、「どうすれば生徒がプログラミングを学びたいと思うか」という問いを共有し、様々な先生方の考え方に触れたことで、自分の授業を見直す視点が広がった。特に、授業設計の段階で生徒の興味関心を引き出す工夫や、評価方法を多面的に考える必要性を改めて認識した。情報科は教員数が少なく、指導法を共有できる場も限られている現状において、このような協議の場は大変貴重であり、今後の教育実践に直結する学びであった。今後は今回得られた内容をもとに、生徒の主体的な学びを促す授業づくりに努め、同時に校内外の先生方と積極的に意見を交換しながら授業改善を継続していきたい。