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照井 慧 博士
University of North Carolina at Greensboro
日時:11月22日15:30–17:00
河川生態学を通じて考える基礎と応用の垣根
私は現在、基礎生態学を中心に研究しているが、学位は保全生態学の研究室で取得した。保全生態学を志して大学院に進学したものの、研究を進めるなかで基礎理論への理解不足を痛感し、次第に関心が変化した経緯がある。しかし、研究を続けるなかで、しっかりとした基礎は実は社会の役に立つものだと実感するようになった。私の関心は群集生態学であり、種の共存やメタ群集理論などを扱っている。一見すると社会との接点は乏しいが、少し視野を広げれば、こうした理論が実社会で役立つ場面は思いのほか多い。河川ネットワーク構造に着目した研究と、水産における孵化放流事業を例に、この点について考えてみたい。