日本生態学会近畿地区会のみなさま
2021年度の近畿地区会委員会・総会・例会のプログラムを以下の通りお知らせいたします.コロナ禍における情勢を鑑み,本年度の委員会・総会・例会はzoomを用いたオンライン開催といたします.zoomのアドレスにつきましては,参加登録をされた方にご連絡さしあげます.オンライン総会・例会への事前登録については,以下よりお願いいたします(締切:2021年12月9日).
https://forms.gle/2uUyk5mxRKJD97FK8
みなさまのご参加をお待ち申し上げております.
【日時】
2021年12月11日(土)
【日本生態学会近畿地区会 委員会】
9:00-10:00 地区会委員会(委員のみ)
【日本生態学会近畿地区会 総会・例会】
10:00〜11:00 総会
13:00〜13:05 例会 開会の挨拶
13:05〜13:25 川田 直人(神戸・農),石井 弘明(神戸・農),東 若菜(神戸・農),野口 結子(神戸・農),吉岡 鷹彦(神戸・農) 放棄里山二次林は照葉樹林に遷移するのか?
13:25〜13:45 井口 真実(奈良女・院), 遊佐 陽一(奈良女・院) 変態前後の餌量がコノハミドリガイの変態時期と成長に与える影響
13:45〜14:05 上原 春香(奈良女・院),西山 若菜(奈良女・院),和田 恵次(奈良女・院),遊佐 陽一(奈良女・院) 新型コロナウイルスによる人間活動の変化が野生動物の行動に与える影響
14:05〜14:15 ブレイク
14:15〜14:35 増田 佳奈(神戸大),邑上 夏菜(神戸大),勝原 光希(岡山大),宮崎 祐子(岡山大),丑丸 敦史(神戸大) ツユクサにおける送粉環境に適応した花形質の集団間変異
14:35〜14:55 齊藤 達也(兵庫県立大・院・シミュレーション),土居 秀幸(兵庫県立大・院・情報科学) 環境DNAの生態学:環境DNA分解のシミュレーションから分解を予測する
14:55〜15:25 全体質疑応答
15:25〜15:40 奨励賞授賞式,例会 閉会の挨拶
【お問い合わせ】
日本生態学会近畿地区会 事務局 井田崇(庶務幹事)
電子メール:esj.kinki.office (@) gmail.com
日本生態学会近畿地区会のみなさま
2021年度の近畿地区会委員会・総会・例会を12/11(土)に開催させていただきます.コロナ禍における情勢を鑑み,本年度の委員会・総会・例会は,昨年度に引き続きzoomを用いたオンライン開催といたします.
例会での研究発表会における発表数にまだ余裕がありますので,発表者を追加募集いたします.今年度も優れた若手の講演に対して地区会奨励賞(賞金3万円)が贈られます.受賞率が高く,実績にもなります.この機会にぜひ発表をご検討ください.
12/7(火)までに,次のフォームから申し込みをお願いいたします.
https://forms.gle/2uUyk5mxRKJD97FK8
以下,先日お送りしました日本生態学会近畿地区会 委員会・総会・例会のご案内を再送いたします(一部日時など改変).
記
【日時】
2021年12月11日(土)
9:00-10:00 地区会委員会(委員のみ)
10:00-17:00* 総会,例会・研究発表会
(発表者数が少ない場合は,例会・研究発表会を13:00からとする可能性があります)
*発表者の人数により終了時間が変動する可能性があります
【場所】
zoomによるオンライン開催(事務局:奈良女子大学)
オンライン総会・オンライン例会に参加を希望される方は,以下のフォームより事前登録をお願いいたします.参加登録された方に,zoomのアクセス先をご連絡いたします.オンライン総会・例会への事前登録の締切は2021年12月9日としますが,後述するオンライン例会での研究発表会での発表を希望する方は,2021年12月7日までに登録いただくようお願いいたします.
https://forms.gle/2uUyk5mxRKJD97FK8
【研究発表会】
例会では恒例の研究発表会を行います.つきましては,皆様のご参加をお願いしますとともに,講演(講演者は日本生態学会会員であること)を募集いたします.今年度も優れた若手の講演に対して地区会奨励賞(賞金3万円)が贈られます.受賞率が高く,実績にもなりますので,奮ってご応募ください.
講演を希望される方は,参加の事前登録フォームに従い,お名前(共著者も含む)・ご所属・演題をお知らせください.
発表は,各自のパソコン(zoomによるオンライン例会へのアクセスに利用しているコンピューター)によるプレゼンテーションとします.発表時間は講演・質疑応答を含めて15-20分を予定しています.プレゼンテーションファイルの形式は,発表者自身のパソコンで動作し,zoomにて画面共有できるものであれば形式を問いません.通信量が多くなるアニメーション機能や重い画像などを使用したファイルは,データ転送遅延の可能性があるため使わないことを推奨します.
【お問い合わせ】
日本生態学会近畿地区会 事務局 庶務幹事 井田崇
電子メール:esj.kinki.office (@) gmail.com
以上
日本生態学会近畿地区会のみなさま
2021年度の近畿地区会委員会・総会・例会を以下の通り開催させていただきます.コロナ禍における情勢を鑑み,本年度の委員会・総会・例会は,昨年度に引き続きzoomを用いたオンライン開催といたします.詳細は下記の通りです.
みなさまのご参加をお待ち申し上げております.
記
【日時】
2021年12月11日(土)
9:00-10:00 地区会委員会(委員のみ)
10:00-17:00* 総会,例会・研究発表会
*発表者の人数により終了時間が変動する可能性があります
【場所】
zoomによるオンライン開催(事務局:奈良女子大学)
オンライン総会・オンライン例会に参加を希望される方は,以下のフォームより事前登録をお願いいたします.参加登録された方に,zoomのアクセス先をご連絡いたします.オンライン総会・例会への事前登録の締切は2021年12月9日としますが,後述するオンライン例会での研究発表会での発表を希望する方は,2021年11月30日までに登録いただくようお願いいたします.
https://forms.gle/2uUyk5mxRKJD97FK8
【研究発表会】
例会では恒例の研究発表会を行います.つきましては,皆様のご参加をお願いしますとともに,講演(講演者は日本生態学会会員であること)を募集いたします.今年度も優れた若手の講演に対して地区会奨励賞(賞金3万円)が贈られます.受賞率が高く,実績にもなりますので,奮ってご応募ください.
講演を希望される方は,参加の事前登録フォームに従い,お名前(共著者も含む)・ご所属・演題をお知らせください.
発表は,各自のパソコン(zoomによるオンライン例会へのアクセスに利用しているコンピューター)によるプレゼンテーションとします.発表時間は講演・質疑応答を含めて15-20分を予定しています.プレゼンテーションファイルの形式は,発表者自身のパソコンで動作し,zoomにて画面共有できるものであれば形式を問いません.通信量が多くなるアニメーション機能や重い画像などを使用したファイルは,データ転送遅延の可能性があるため使わないことを推奨します.
【お問い合わせ】
日本生態学会近畿地区会 事務局 庶務幹事 井田崇
電子メール:esj.kinki.office (@) gmail.com
2021年4月12日
日本生態学会近畿地区会 会長 遊佐陽一
日本生態学会近畿地区会員のみなさま,
日本生態学会近畿地区会では,現在「公募集会」としてシンポジウムを募集しておりますが,Ecological Researchに掲載を希望するシンポジウムの企画を別途募集します.下記の詳細をご覧頂き,奮ってご応募くださるようお願いいたします.
記
Ecological Research(ER)では,毎年,日本生態学会にて大会シンポジウム企画を公募し,海外から講演者を招聘し,ER シンポジウムとして開催してきました.シンポジウムの発表内容については,学会負担のOpen Access(OA)としてER誌で出版しています.この企画は,大会の国際化とER 誌の内容の向上に大きく寄与し.学会活性化の手段としても効果的に機能してきました.しかし,この2年間はパンデミックの影響のため,2年連続で開催できない状況となっています.第68回オンサイト大会は成功裏に終了しましたが,直接的なやり取りが重要であることについても再認識されており,地区会レベルのシンポジウムの実施は効果的な方法の1つと考えられます.
今回,地区会で実施されるシンポジウム企画を支援し,ERへの投稿を促進するために,地区会からの特集企画について,OA出版費の一部について日本生態学会で負担することになりました(1企画あたり1もしくは2論文).特集企画については,ER編集委員で検討し,承認され次第,投稿準備を依頼されることになります.特集企画の応募は今年の7月を締め切りとして,投稿期限は2022年3月となります.また,特集論文に,英国やヨーロッパのDealプロジェクトの対象となる著者が含まれている場合には,その企画が優先されます.
近畿地区会では,ER特集に掲載されるシンポジウムとして推薦する,近畿地区内で行われるシンポジウムの企画を募集いたします.本応募は,1.「2021年度 日本生態学会近畿地区会 公募集会」を介したものと,2.直接応募の2種類があります.前者は,別途お知らせしております公募集会の申請フォーマットに沿って応募ください(〆切り:5/14).「公募集会」として採択された場合には,助成金が支払われます.後者は,日本生態学会近畿地区会事務局(庶務幹事:井田崇 esj.kinki.office@gmail.com)に6/30までにメールにてご応募ください.直接応募にあたっては,代表者の氏名と連絡先、シンポジウムの内容,講演予定者,開催予定日,などをお伝えください.こちらは地区会よりシンポジウム開催のための助成金はありません.企画案については,確定していないものでもご相談いただければ,実現に向けて検討します.いずれの場合も,採用されたシンポジウムは日本生態学会近畿地区会との共催とし,そのシンポジウムをER特集の公募へ地区会から推薦します.ただし,応募が多数の場合,地区会から推薦するシンポジウムを地区会委員会で選抜する場合があります.
なお,「2021年度 日本生態学会近畿地区会 公募集会」の採択と,「ER特集の公募」の採択は,別に行われますことにご留意ください.
問い合わせ先
〒630-8506 奈良市北魚屋西町 奈良女子大学
日本生態学会近畿地区会事務局(庶務幹事:井田崇)
電子メール:esj.kinki.office [@] gmail.com ( [@]を@に変えてください)
以上
2021年4月5日
日本生態学会近畿地区会 会長 遊佐陽一
日本生態学会近畿地区会では,本会の目的である生態学の進歩と普及を図るために,近畿地区会員が主催する,生態学会員および一般市民を対象とした生態学関連の集会をサポートしています.つきましては,以下の要領で集会を公募いたしますので,奮ってご応募ください.
なお,主催予定者の方は今後の新型コロナウィルスの蔓延状況を注視し,集会の開催について十分配慮くださるようお願いいたします(採択後の中止も認めます).また,シンポジウムについては,編集委員会で承認されればEcological Researchに掲載可能で,うち1-2報はオープンアクセス料金が学会負担となります.詳細については別途お知らせします.
1. 対象
生態学や自然保護をテーマとした以下のような幅広い形式の近畿地区会として意義の高い集会を対象とします.いずれの集会でも,近畿地区会員以外の講演者を招聘することが可能です.
・シンポジウム,研究集会
・自然観察会(近畿地区に特徴的な自然や,保全すべき自然の紹介など)
・生態学に必要な技法(統計解析,系統解析など)の普及を目的としたワークショップ
・野外調査法の普及を目的とした実習
・アウトリーチとしての一般向け講演会,観察会,サイエンスカフェ
以上の他にも,新しいアイディアによる集会の提案を歓迎いたします.
2. 応募資格と条件
応募者は主催に直接関わる近畿地区会員に限ります.
日本生態学会近畿地区会との共催とし,案内や配布物にはその旨明記してください.
3. 応募期間
今回の募集は,2021年6月(採択日以降)から2021年12月31日の間に実施するものを対象とし,2021年5月14日(金)を応募締め切りとします.
なお,応募状況に応じて再度募集することがあります.
4. 助成額と用途
助成額は,1件あたり25万円を上限とし,少額の応募も受け付けます.採択数および助成額は2021年度予算(上限50万円程度)の範囲内で決定します.
用途は,講演者・講師への旅費(交通費・宿泊費)と謝金(原則として外部の講師),人件費(準備・運営アルバイト代),集会に直接関わる消耗品・資料・印刷費,会場・機器等の貸借料,広報・通信費,湯茶代(アルコール類を除く),そのほかシンポジウム等の開催に必要な適切な支出とします.申請書の作成に当たっては,費目をできるだけ具体的に記入してください.応募が多数の場合、減額することがあります。
開催後1ヶ月以内に,実施報告書と会計報告を領収書の写しとともに事務局に提出してください.集会に使用されなかった残金は事務局に返却してください.ただし,会計上の都合のため,12月中の実施においては,実施報告書と会計報告(領収書等を含む)は原則2021年12月末日までに提出していただきますのでご注意ください.開催日程の都合上どうしても実績報告書と会計報告の提出が年内に間に合わない場合は,要相談となりますので必ず事前に相談ください.
5. 採択基準
本募集の趣旨に沿って,近畿地区会選考委員の合議により決定します.
6. 応募先と応募方法
以下のウェブページの応募フォームより応募してください.
応募フォーム:https://forms.gle/WycZTzVHSTfvUhKy7
(送信後1週間以内に確認のメールが届かない場合には,事務局にお問い合わせください.)
7. 問い合わせ先
〒630-8506 奈良市北魚屋西町 奈良女子大学
日本生態学会近畿地区会事務局(庶務:井田崇)
電子メール:esj.kinki.office(at mark)gmail.com (庶務:井田崇)
日本生態学会近畿地区会のみなさま
2020年度の近畿地区会委員会・総会・例会のプログラムを以下の通りお知らせいたします.本年度の委員会・総会・例会は,コロナ禍における情勢を鑑み,zoomを用いたオンライン開催といたします.zoomのアドレスにつきましては,参加登録をされた方にご連絡さしあげます.オンライン総会・例会への事前登録については,以下よりお願いいたします(締切:2020年12月9日).
https://forms.gle/mdG8ZXiesznHNWY99
みなさまのご参加をお待ち申し上げております.
【日時】
2020年12月12日(土)
【日本生態学会近畿地区会 委員会】
11:00-12:00 地区会委員会(委員のみ)
【日本生態学会近畿地区会 総会・例会】
13:00〜13:25 総会
13:25〜13:30 例会 開会の挨拶
13:30〜13:45 小林 啓悟(阪大院・工), 芳賀 智宏(阪大院・工), 前川 侑子(国際航業/阪大院・工), 松井 孝典(阪大院・工), 福井 大(東大院・農), 町村 尚(阪大院・工)
物体検出モデルYOLOv3を改良したエコーロケーションコールによる日本産コウモリの音声モニタリングシステムの開発
13:45〜14:00 辻本 大地(京都大・農), 安藤 温子, 中嶋 信美(国立環境研究所), 鈴木 創, 堀越 和夫(小笠原自然文化研究所), 陶山 佳久, 松尾 歩(東北大・農), 藤井 智子(多摩動物園), 井鷺 裕司(京都大・農)
海洋島へ進出してもなお飛び続けるハトー島嶼シンドロームとのジレンマの中で歩んだユニークな進化
14:00〜14:10 ショートブレイク
14:10〜14:25 上原 春香(奈良女・院),村上 裕(愛媛県生物多様性センター),吉田 和弘(奈良女・理),遊佐 陽一(奈良女・理)
ハシボソガラスによるスクミリンゴガイの捕食効果
14:25〜14:40 加藤 美晴(奈良女・院),井田 崇(奈良女)
マルハナバチのセントマークを利用した採餌戦略
14:40〜14:55 瀬古 祐吾(近大院・農),橋本 洸哉(国環研),木庭 啓介(京大・生態研),澤畠 拓夫(近大院・農),早坂 大亮(近大院・農)
外来アリが侵入に成功する秘訣は健啖にあり?
14:55〜15:10 徐 寿明 (神戸大・院・発達)
核DNA・長鎖DNA・異なる粒子径サイズを利用した環境DNA技術の新たな適用可能性
15:10〜15:20 ショートブレイク
15:20〜15:35 齊藤 達也(兵庫県立・シミュ),土居 秀幸(兵庫県立・シミュ)
環境DNA分解の予測モデリング〜実験とメタ解析によるアプローチ〜
15:35〜15:50 川田 直人(神戸・農), 野口 結子(神戸・農), 岩崎 絢子(神戸・農), 土居 優(神戸・農), 堀田 佳那(神戸・農), 東 若菜(神戸・農), 石井 弘明(神戸・農)
兵庫県南東部における照葉樹林とそれに隣接する二次林の林分構造の空間的変異
15:50〜16:05 中村 瑞穂(大市大)名波 哲(大市大)伊東 明(大市大)陶山 佳久(東北大)廣田 峻(東北大)松尾 歩(東北大)
日本産クロモジ属樹種4種の遺伝的多様性と遺伝構造
16:05〜16:20 髙木 優哉(京大・農), 鎌倉 真依(京大・農), 東 若菜(神大・農), 牧田 直樹(信大・理), 小杉 緑子(京大・農)
亜高山帯に生育するダケカンバとオオシラビソにおける標高にともなう葉の水分特性変化
16:20〜16:30 ショートブレイク
16:30〜16:45 八木 龍太 (神戸大・院・理),陀安 一郎 (地球研),末次 健司 (神戸大・院・理)
ラン科おける混合栄養植物の探索 -チドリソウ亜科シュスラン連に着目して-
16:45〜17:00 湯本 原樹(京大・生態研), 西尾 治幾(京大・生態研), 村中 智明(京大・生態研, 鹿大・農), 杉阪 次郎(京大・生態研), 本庄 三恵(京大・生態研), 工藤 洋(京大・生態研)
多年生草本ハクサンハタザオにおける葉寿命は季節的な表現型可塑性を示す
17:00〜17:15 石田 愁(阪大・工), 松井 孝典(阪大), 芳賀 智宏(阪大), 町村 尚(阪大)
Twitterデータを用いた生物多様性に対する関心の探索的研究-日本語と英語のツイートの共通性と独自性の抽出-
17:15〜17:30 前田 真理美(阪大院・工), 芳賀 智宏(阪大院・工), 松井 孝典(阪大院・工), 町村 尚(阪大院・工), 橋本 禅(東大院・農), 齊藤 修(IGES)
人と自然の未来を描く ~Nature Futures Frameworkに基づく別寒辺牛川流域でのシナリオモデルシミュレーション~
17:30〜17:45 全体質疑応答
17:45〜18:00 奨励賞授賞式,例会 閉会の挨拶
【お問い合わせ】
日本生態学会近畿地区会 事務局 井田崇(庶務幹事)
電子メール:esj.kinki.office (@) gmail.com
日本生態学会近畿地区会のみなさま
2020年度の近畿地区会委員会・総会・例会を以下の通り開催させていただきます.本年度の委員会・総会・例会は,コロナ禍における情勢を鑑み,zoomを用いたオンライン開催といたします.
みなさまのご参加をお待ち申し上げております.
【日時】
2020年12月12日(土)
10:30-12:00 地区会委員会(委員のみ)
13:00-16:30* 総会・委員会報告,例会・研究発表会
*発表者の人数により終了時間が変動する可能性があります
【場所】
zoomによるオンライン開催(事務局:奈良女子大学)
オンライン総会・オンライン例会に参加を希望される方は,以下のフォームより事前登録をお願いいたします.参加登録された方に,zoomのアクセス先をご連絡いたします.オンライン総会・例会への事前登録の締切は2020年12月9日としますが,後述するオンライン例会での研究発表会での発表を希望する方は,2020年11月30日までに登録いただくようお願いいたします.
https://forms.gle/mdG8ZXiesznHNWY99
【研究発表会】
例会では恒例の研究発表会を行います.つきましては,皆様のご参加をお願いしますとともに,講演(講演者は日本生態学会会員であること)を募集いたします.今年度も優れた若手の講演に対して地区会奨励賞(賞金3万円)が贈られます.受賞率が高く,実績にもなりますので,奮ってご応募ください.
講演を希望される方は,参加の事前登録フォームに従い,お名前(共著者も含む)・ご所属・演題をお知らせください.
発表は,各自のパソコン(zoomによるオンライン例会へのアクセスに利用しているコンピューター)によるプレゼンテーションとします.発表時間は講演・質疑応答を含めて15-20分を予定しています.プレゼンテーションファイルの形式は,発表者自身のパソコンで動作し,zoomにて画面共有できるものであれば形式を問いません.通信量が多くなるアニメーション機能や重い画像などを使用したファイルは,データ転送遅延の可能性があるため使わないことを推奨します.
【お問い合わせ】
日本生態学会近畿地区会 事務局
電子メール:esj.kinki.office (@) gmail.com
日本生態学会近畿地区会員の皆様
日本生態学会近畿地区会では,本会の目的である生態学の進歩と普及を図るために,近畿地区会員が主催する,生態学会員および一般市民を対象とした生態学関連の集会をサポートしています.
当初,今年度の公募集会の応募の締め切りを5/29としておりましたが,締め切りを7/31に延長して再募集いたします.
つきましては,下記の要領で集会を公募いたしますので,奮ってご応募ください.
なお,主催予定者の方は今後の新型コロナウィルスの蔓延状況を注視し,集会の開催について十分配慮くださるようお願いいたします(採択後の中止も認めます).Web開催による集会も対象とし,対面式で行う際には感染防止に最大限の注意を払ってください.
2020年6月19日
日本生態学会近畿地区会 会長 遊佐陽一
記
日本生態学会近畿地区会では,本会の目的である生態学の進歩と普及を図るために,近畿地区会員が主催する,生態学会員および一般市民を対象とした生態学関連の集会をサポートしています.つきましては,以下の要領で集会を公募いたしますので,奮ってご応募ください.
1. 対象
生態学や自然保護をテーマとした以下のような幅広い形式の近畿地区会として意義の高い集会を対象とします.いずれの集会でも,近畿地区会員以外の講演者を招聘することが可能です.
・シンポジウム,研究集会
・自然観察会(近畿地区に特徴的な自然や,保全すべき自然の紹介など)
・生態学に必要な技法(統計解析,系統解析など)の普及を目的としたワークショップ
・野外調査法の普及を目的とした実習
・アウトリーチとしての一般向け講演会,観察会,サイエンスカフェ
以上の他にも,新しいアイディアによる集会の提案を歓迎いたします.
2. 応募資格と条件
応募者は主催に直接関わる近畿地区会員に限ります.
日本生態学会近畿地区会との共催とし,案内や配布物にはその旨明記してください.
3. 応募期間
今回の募集は,2020年8月(採択日以降)から2021年3月31日の間に実施するものを対象とし,2020年7月31日(金)を応募締め切りとします.なお,応募状況に応じて再度募集することがあります.
4. 助成額と用途
助成額は,1件あたり25万円を上限とし,少額の応募も受け付けます.採択数および助成額は2020年度予算(上限50万円程度)の範囲内で決定します.
用途は,講演者・講師への旅費(交通費・宿泊費)と謝金(原則として外部の講師),人件費(準備・運営アルバイト代),集会に直接関わる消耗品・資料・印刷費,会場・機器等の貸借料,広報・通信費,湯茶代(アルコール類を除く),そのほかシンポジウム等の開催に必要な適切な支出とします.申請書の作成に当たっては,費目をできるだけ具体的に記入してください.応募が多数の場合、減額することがあります。
開催後1ヶ月以内に,実施報告書と会計報告を領収書の写しとともに事務局に提出してください.集会に使用されなかった残金は事務局に返却してください.
5. 採択基準
本募集の趣旨に沿って,近畿地区会選考委員の合議により決定します.
6. 応募先と応募方法
以下のウェブページの応募フォームより応募してください.
応募フォーム:https://forms.gle/vxNG4jEmXTyFVitd6
(送信後1週間以内に確認のメールが届かない場合には,事務局にお問い合わせください.)
7. 問い合わせ先
〒630-8506 奈良市北魚屋西町 奈良女子大学
日本生態学会近畿地区会事務局(庶務:井田崇)
電子メール:esj.kinki.office(at mark)gmail.com (庶務:井田崇)
以上
日本生態学会近畿地区会では,本会の目的である生態学の進歩と普及を図るために,近畿地区会員が主催する,生態学会員および一般市民を対象とした生態学関連の集会をサポートしています.つきましては,以下の要領で集会を公募いたしますので,奮ってご応募ください.
1. 対象
生態学や自然保護をテーマとした以下のような幅広い形式の近畿地区会として意義の高い集会を対象とします.いずれの集会でも,近畿地区会員以外の講演者を招聘することが可能です.
・シンポジウム,研究集会
・自然観察会(近畿地区に特徴的な自然や,保全すべき自然の紹介など)
・生態学に必要な技法(統計解析,系統解析など)の普及を目的としたワークショップ
・野外調査法の普及を目的とした実習
・アウトリーチとしての一般向け講演会,観察会,サイエンスカフェ
以上の他にも,新しいアイディアによる集会の提案を歓迎いたします.
2. 応募資格と条件
応募者は主催に直接関わる近畿地区会員に限ります.
日本生態学会近畿地区会との共催とし,案内や配布物にはその旨明記してください.
3. 応募期間
今回の募集は,2020年6月(採択日以降)から2020年11月30日の間に実施するものを対象とし,2020年5月29日(金)を応募締め切りとします.なお,応募状況に応じて再度募集することがあります.
4. 助成額と用途
助成額は,1件あたり25万円を上限とし,少額の応募も受け付けます.採択数および助成額は2020年度予算(上限50万円程度)の範囲内で決定します.
用途は,講演者・講師への旅費(交通費・宿泊費)と謝金(原則として外部の講師),人件費(準備・運営アルバイト代),集会に直接関わる消耗品・資料・印刷費,会場・機器等の貸借料,広報・通信費,湯茶代(アルコール類を除く),そのほかシンポジウム等の開催に必要な適切な支出とします.申請書の作成に当たっては,費目をできるだけ具体的に記入してください.応募が多数の場合、減額することがあります。
開催後1ヶ月以内に,実施報告書と会計報告を領収書の写しとともに事務局に提出してください.集会に使用されなかった残金は事務局に返却してください.
5. 採択基準
本募集の趣旨に沿って,近畿地区会選考委員の合議により決定します.
6. 応募先と応募方法
以下のウェブページの応募フォームより応募してください.
応募フォーム:https://forms.gle/vxNG4jEmXTyFVitd6
(送信後1週間以内に確認のメールが届かない場合には,事務局にお問い合わせください.)
7. 問い合わせ先
〒630-8506 奈良市北魚屋西町 奈良女子大学
日本生態学会近畿地区会事務局(庶務:井田崇)
電子メール:esj.kinki.office(at mark)gmail.com (庶務:井田崇)
当初、アユモドキ生息地に建設される予定であった球技場「サンガスタジアム by KYOCERA」が、300m南に位置を移して完成し、2020年1月に運用が開始されました。このスタジアムの運用がアユモドキの繁殖・成長に与える影響は大きいと予想されますが、その対策はまだ十分ではありません。また、肝心のアユモドキ生息地での保全対策も未だに構想段階のままであり、具体的な計画は立てられていません。私たちは、アユモドキ個体群の確実な保全にとって必要な対策を提言書として取りまとめ、京都府、亀岡市、環境省、文化庁に提出しました。
⇒ 提言書はこちらをご覧ください。
日本生態学会近畿地区会公募集会の開催情報です。
大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センターの幸田さんからのお知らせです。
7月31日(水)13時から、日本生態学会近畿地区会および大阪府立大学大学院生命環境科学研究科と共催で、
フィールドシンポジウム「特定外来生物クビアカツヤカミキリの脅威と対策 ~被害と防除の最前線~」を開催します。
大阪での状況だけでなく、全国各地の現状や先進事例を聞ける貴重な機会です。
ぜひご参加ください。
——————
フィールドシンポジウム「特定外来生物クビアカツヤカミキリの脅威と対策 ~被害と防除の最前線~」
近年、全国各地で特定外来生物クビアカツヤカミキリの分布拡大と、それに伴うサクラやモモなどの樹木への被害が深刻化しています。
大阪府においても、2015年に成虫が確認されて以降、分布の拡大が継続しています。
これ以上の分布拡大を食い止めるため、全国の被害の現状や、防除に関する先進的な取り組みを一般の皆様に広く周知することを目的として、講演会と現地見学会をセットとしたフィールドシンポジウム
「特定外来生物クビアカツヤカミキリの脅威と対策 ~被害と防除の最前線~」を7月31日(水)13時00分から開催します。
開催概要
〇開催日時
2019年7月31日(水)
【講演会】13時00分~15時30分(12時30分開場)
【現地見学会】16時30分~17時30分
(講演会場から見学会場まで、見学会場からなんば駅まで、貸切バスで送迎予定)
〇開催場所
【講演会】大阪府立大学 I – site なんば(2階 C2・C3)
(大阪市浪速区敷津東2-1-41 南海なんば第一ビル)
【現地見学会】大阪府立環境農林水産総合研究所
(羽曳野市尺度442)
〇講演会 話題提供
・平井 規央 氏(大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授)
「最近大阪府周辺に侵入した外来昆虫とその影響」
・加賀谷 悦子 氏(森林研究・整備機構 森林総合研究所 森林昆虫研究領域 穿孔性昆虫担当チーム長)
「ウメ・モモ・サクラを加害する外来種クビアカツヤカミキリの関東地方における被害」
・中野 昭雄 氏(徳島県立農林水産総合技術支援センター 高度技術支援課 副課長)
「徳島県内モモ産地におけるクビアカツヤカミキリの発生状況と防除対策について~クラウドファンディング調達資金の活用事例」
・山本 優一(大阪府立環境農林水産総合研究所 食と農の研究部 防除グループ 副主査)
「大阪府内の被害の現状と化学農薬を用いた防除の可能性」
〇参加申込
2019年7月21日(日)必着 ※定員100名(先着順)になり次第締切
▼申込方法
①WEB:申込フォームはこちら↓
https://www.kannousuiken-osaka.or.jp/ssl/kubiaka/190731/
②FAX:以下URLのチラシにある参加申込フォームに必要事項をご記入の上、生物多様性センターまでお送りください。
http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/kankyo/info/doc/2019062600026/file_contents/20190731kubiaka.pdf
みなさまのご来場お待ちしております!
日本生態学会近畿地区会のみなさま
2018年度の近畿地区会委員会・例会のプログラムを以下のとおりお知らせいたします。
みなさまのご参加をお待ち申し上げております。
【日時】
2018年12月2日(日)
【日本生態学会近畿地区会委員会】
10:30-12:00 地区会委員会(委員のみ)
【日本生態学会近畿地区会例会】
13:00-13:30 総会・委員会報告
13:30-13:50
中村亮介、大貫真孝、河合清定、中井渉、梶野浩史、辻井慎一朗、岡田直紀(京都大・農)
「蛇紋岩生態系におけるリター分解」
13:50-14:10
遠藤千晴、渡辺勝敏(京都大・理)
「淡水魚カマツカにおける口部形態の集団内変異と摂餌パフォーマンスの関係」
14:20-14:40
大西信徳(京都大・農)、伊勢武史(京都大・フィールド)
「ドローンの空撮画像と深層学習を用いた樹木の識別」
14:40-15:00
上田るい(神戸大・理)、金岩稔(三重大・生物資源)、勝村啓史(岡山大・自然科学)、武島弘彦(東海大・海洋)、佐藤拓哉(神戸大・理)
「森と川の季節的つながりが維持するアマゴの生活史多様性」
15:00-15:20
田邊智子(京都大・地球環境学舎),檀浦正子、大澤晃(京都大・地球環境学堂)
「カナダ・クロトウヒ成熟林における幹の伸長成長と枝の伸長成長の関係」
15:20-15:40
自然保護専門委員会からの報告
15:40-16:00
受賞者表彰式・閉会あいさつ
【場所】
場所:京都大学フィールド科学教育研究センター 会議室(京都大学北部構内・農学部総合館N283)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_n.html
※ 当日、建物には鍵がかかっております。農学部総合館の北東入り口に、
10:15-10:30、12:45-13:00のあいだに係員が待機しておりますので、
近畿地区会にご出席の旨をお知らせのうえ入館してください。
これ以外の時間帯に入館をご希望の方は事務局まで事前にメールでお知らせください。
【お問い合わせ】
日本生態学会近畿地区会 庶務担当 伊勢武史
電子メール:office(at mark)esj-kinki.jp
編集
2018年度 近畿地区会委員会・例会を以下の通り開催させていただきます。
【開催のお知らせ】
日時:2018年12月2日(日)
10:30-12:00 地区会委員会(委員のみ)
13:00-13:45 総会・委員会報告
14:00-16:00 例会・研究発表会
(発表者の人数により終了時間が変動する可能性あり)
場所:京都大学フィールド科学教育研究センター 会議室(京都大学北部構内・農学部総合館N283)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_n.html
※ 当日、建物には鍵がかかっております。農学部総合館の北東入り口に、
10:15-10:30、12:45-13:00のあいだに係員が待機しておりますので、
近畿地区会にご出席の旨をお知らせのうえ入館してください。
これ以外の時間帯に入館をご希望の方は事務局まで事前にメールでお知らせください。
例会では恒例の研究発表会を行います。
つきましては、皆様のご参加をお願いしますとともに、講演を募集いたします。
今年度も優れた講演に対しては地区会奨励賞(賞金3万円)が贈られます。
受賞率が高く、実績にもなりますので、ふるってご応募ください。
講演を希望される方は、以下の申込先に、お名前(共著者も含む)・ご所属・演題をお知らせください。
なお、発表形式は口頭のみとなります(発表15分、質疑応答5分)。
WindowsのPCは用意いたしますが、PCの持ち込みも歓迎いたします。
申込先:
日本生態学会近畿地区会 庶務担当 伊勢武史 宛
電子メール:office(at mark)esj-kinki.jp
申込締切:2018年11月16日(金)
岩崎敬二(奈良大学文学部)と申します。
公募集会に採択された「フィールドシンポジウム&現地見学会」のお知らせと参加者の募集をさせていただきます。(ポスターをご覧下さい)
・フィールドシンポジウム 10月6日(土)
「海岸生物の長期的変遷からみえる近年の兆候―田辺湾を中心としてー」
場所:京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所
(和歌山県西牟婁郡白浜町459)
・現地見学会 10月7日(日)
「畠島海岸生物現地見学会」
場所:和歌山県田辺湾に浮かぶ国有地の無人島、畠島
生物的自然の長期的な変動は、環境省によって2003年に開始された「モニタリングサイト1000」事業に代表されるように、学術的にも社会的にも極めて注目度の高い研究テーマであり社会問題でもあります。ただし、その成果の公表や課題の検討等に関するまとまった催しは、全国的に見てもとても少ない現状にあります。
そこで、本年、創立40周年を迎えた関西自然保護機構は、生物多様性の長期的な保全に資する方策を考えるため、日本生態学会近畿地区会に共催していただき、大阪産業大学のご後援も得て、上記の2つの催しを行います。
第1部に相当するフィールドシンポジウムは、大阪湾と田辺湾の海岸生物相の長期的変遷の様相と変動要因を探ります。第2部にあたる現地見学会は、瀬戸臨海実験所により半世紀にわたって海岸生物の研究・教育が行われてきた無人島の畠島で開催します。
・集合場所・スケジュール等:添付のポスターをご覧下さい。
・参加費:3,000円(渡船代・保険代込)
・交通費:無料(主催者が手配するマイクロバスに乗車いただく場合)
・宿泊費:1泊2食7700円(主催者が手配する民宿に宿泊される場合)
・申し込み・問い合わせ:関西自然保護機構事務局 担当 大久保 宛
E-mail:konc@mus-nh.city.osaka.jp、FAX: 06-6697-6306
(申込用紙をご利用ください)
・申し込み締め切り:9月18日(火曜日)
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
岩崎 敬二
〒631-8502 奈良市山陵町1500
奈良大学文学部地理学科
Tel: 0742-41-9591, Fax:0742-41-0650
E-mail: iwasaki@daibutsu.nara-u.ac.jp
日本生態学会近畿地区会では、本会の目的である生態学の進歩と普及を図るために、近畿地区会員が主催する、生態学会員および一般市民を対象とした生態学関連の集会をサポートしています。つきましては、以下の要領で集会を公募いたしますので、奮ってご応募ください。
応募の締め切りは、2018年7月31日となっております。基礎研究から応用、学会のスキルアップ講座、現地観察など魅力ある提案をお待ちしております。
1.対象
生態学や自然保護をテーマとした以下のような幅広い形式の近畿地区会として意義の高い集会を対象とします。いずれの集会でも、近畿地区会員以外の講演者を招へいすることが可能です。
・シンポジウム、研究集会
・自然観察会(近畿地区に特徴的な自然や、保全すべき自然の紹介など)
・生態学に必要な技法(統計解析、系統解析など)の普及を目的としたワークショップ
・野外調査法の普及を目的とした実習
・アウトリーチとしての一般向け講演会、観察会、サイエンスカフェ
以上の他にも、新しいアイディアによる集会の提案を歓迎いたします。
2.応募資格と条件
応募者は主催に直接関わる近畿地区会員に限ります。
日本生態学会近畿地区会との共催とし、案内や配布物にはその旨明記してください。
3.応募期間
今回の募集は、2018 年8 月(採択日以降)から2019 年 3 月31 日の間に実施するものを対象とし、2018 年7 月31 日を応募締め切りとします。なお、応募状況に応じて再度募集することがあります。
4.助成額と用途
助成額は、1 件あたり25 万円を上限とし、少額の応募も受け付けます。採択数および助成額は2018年度予算(上限50 万円程度)の範囲内で決定します。
用途は、講演者・講師への旅費(交通費・宿泊費)と謝金(原則として外部の講師)、人件費(準備・運営アルバイト料)、集会に直接関わる消耗品・資料・印刷費、会場・機器等の貸借料、広報・通信費、湯茶代(アルコール類を除く)、そのほかシンポジウム等の開催に必要な適切な支出とします。申請書の作成に当たっては、費目をできるだけ具体的に記入してください。応募が多数の場合、前年度採択企画は減額することがあります。
開催後1 ヶ月以内に、実施報告書と会計報告を領収書の写しとともに事務局に提出してください。集会に使用されなかった残金は事務局に返却してください。
なお、2019年1月から3月に実施予定の場合は予算執行に制約が生じますので、事務局から調整をお願いすることがあります。
5.採択基準
本募集の趣旨に沿って、近畿地区会選考委員の合議により決定します。
6.応募先と応募方法
日本生態学会近畿地区会事務局に、所定の書式によって、電子メールで応募してください。
⇒ 様 式
form_ESJK2018koubo_WORD(エクセル形式)
form_ESJK2018koubo (ワード形式)
応募先・問い合わせ先:
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学 フィールド科学教育研究センター内
日本生態学会近畿地区会 庶務担当 伊勢武史 宛
電子メール:office(at mark)esj-kinki.jp
(送信後1
週間以内に確認メールが届かない場合は、もとのメールを添付して再送信してください)
公募集会開催のご案内です。
この度、日本生態学会近畿地区会公開講座として、2/17土 神戸にて
「東お多福山草原保全10周年記念シンポジウム
身近な草原の魅力~生物多様性を次世代に伝える民官学の協働のあり方~」
を開催することとなりました。
都市域に隣接する身近な草原、小規模な草原がもつ生物多様性の保全機能やその魅力
について紹介するシンポジウムです。
年度末の慌ただしい時期ではございますが、是非ご参加いただければ幸いです。
申し込みは下記のサイトからお願いいたします。
http://kokucheese.com/event/index/500609/
シンポジウムチラシPDF
詳細は下記の通りになります。
—ここから—
■東お多福山草原保全10周年記念シンポジウム/日本生態学会近畿地区会公開講座
身近な草原の魅力~生物多様性を次世代に伝える民官学の協働のあり方~
■概要
ススキやチガヤの優占する草原などの半自然草原はわが国の草原生植物の多様性の維
持には欠くことの出来ない貴重な環境です。しかし、1910年代に国土面積の約8%を
占めていた半自然草原の面積は、現在では1%未満に縮小し、消失の危機に瀕してい
ます。また残された大規模草原の多くは中山間地域に位置しており、火入れなどの伝
統的な手法により維持されていますが、近年の過疎化・人口減少によって、その担い
手の確保が困難になりつつあります。
このような社会情勢においては、中山間地域の半自然草原のみに草原生植物の多様性
保全機能を頼るのではなく、担い手の確保が見込める都市近郊に残る半自然草原の生
物多様性保全機能を高めて、広域での草原生植物の絶滅リスクを低減することが必要
と思われます。
そこで本集会では、現在の都市近郊の半自然草原の草原生植物保全機能を生態学的に
評価するとともに、都市住民の半自然草原の保全活動への参画を促すための方策につ
いて民官学といった様々な立場から社会学的知見も加えて討論します。パネルディス
カッションでは六甲山地東お多福山草原における10年間の保全活動を具体例として民
官学の取り組みを振り返るとともに、これからも保全と活用の取り組みを発展しつづ
けるために必要な協働のあり方について議論します。
本集会が、150年後の子孫に半自然草原を伝えるための社会行動を喚起させるための
一助となることを切に願います。
■日時 2018年02月17日(13:00~16:30 (開場12:30))
■開催場所 兵庫県立のじぎく会館 大ホール
(兵庫県神戸市中央区山本通4-22-15)
■参加費 無料
■定員 240人(先着順)
■プログラム
13:00 開会挨拶 武田義明(東お多福山草原保全・再生研究会 会
長)
13:05 趣旨説明
13:10 事例報告
13:10-13:30 都市の遊休地に残る小っちゃい半自然草原の意味:吹田市の千
里ニュータウンの例
横川昌史 (大阪市立自然史博物館 学芸員)
13:30-13:50 伝統あるゴルフ場の草原生植物の生育環境としての可能性
松村俊和 (甲南女子大学 准教授)
13:50-14:10 都市近郊で管理放棄された半自然草原の再生~東お多福山草原
の保全・再生活動10年の効果の検証
橋本佳延 (兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)
14:10-14:30 都市近郊の水田生態系における里草地の草原生植物の多様性
丑丸敦史 (神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教授)
14:30-14:45 休憩(15分)
14:45-16:25 パネルディスカッション
「都市近郊で大規模草原の生物多様性を保全するには?~六甲山地東お
多福山草原を150年後に残すために民官産学ができること~」
【パネリスト】
桑田 結 (東お多福山草原保全・再生研究会 副会長)
相良育弥 (淡河茅葺き屋根保存会くさかんむり 代表)
横川昌史 (大阪市立自然史博物館 学芸員)
道木柳太 (神戸市森林整備事務所 所長)
竹村忠洋 (芦屋市教育委員会社会教育部生涯学習課 学芸員)
小谷寛和 (兵庫県神戸県民センター 神戸魅力づくり参事)
小舟美帆 (環境省近畿地方環境事務所神戸自然保護官事務所 自然保護官)
【コーディネーター】
橋本佳延 (東お多福山草原保全・再生研究会 副会長/
兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)
16:25 閉会挨拶 桑田 結(東お多福山草原保全・再生研究会 副
会長)
■主催: 東お多福山草原保全・再生研究会、兵庫県立人と自然の博物館、日本生態
学会近畿地区会
■協力: 兵庫県神戸県民センター、神戸市建設局公園部森林整備事務所、芦屋市教
育委員会
■後援: 環境省近畿地方環境事務所、兵庫県
—ここまで—
2017年度第2回地区会委員会・例会を下記の通り開催させていただきます。
【近畿地区会例会開催のお知らせ】
日時:2017年12月16日(土)
10:30~12:00 地区会委員会(委員のみ)
13:00~15:00 例会・研究発表会
場所:兵庫県立人と自然の博物館 大セミナー室
最寄駅:神戸電鉄 フラワータウン駅 約300m
会場までのアクセス: http://www.hitohaku.jp/infomation/access.html
※博物館は当日、一般の方も出入りしておりますので、
例会参加者は4階入り口(地上階です)にて「生態学会近畿地区会への参加」の受付の後、
館内へお進みください(博物館観覧料は不要です)
<例会> 13:00-13:25
委員会報告
第23回奨励賞
勝原光希(神戸大院・人間発達環境学)・丑丸敦史
繁殖干渉下の在来近縁植物2品種の共存機構-ツユクサ・ケツユクサ系を用いて
辻冴月(龍谷大院理工)・入口友香・寺村伊織・北川忠生・山中裕樹
環境DNA分析による日本産メダカ属2種の同時検出に向けたReal-time Multiplex PCR検出系の開発
<研究発表会> 13:30-15:30 (発表15分+質疑5分)
13:30-13:50
山守瑠奈(京都大学大学院 人間・環境学研究科)・加藤真
岩礁域の穿孔生物と、住み込み共生者の生態適応
13:50-14:10
瀬口翔太(近大院・農・生態系管理)・澤畠拓夫
腐朽木で繁殖する3種の昆虫類の腐朽材の利用形態と破砕能
14:10-14:30
平岩将良(神戸大学・人間発達環境)・丑丸敦史
伊豆諸島における長口吻送粉者の不在が海浜植物群集の花形態に与える影響 ―花筒の長さによって異なる花形質変化パタンー
14:30-14:50
河合 清定(京都大学農学研究科)・岡田 直紀
機能形質から分布を説明する:日本列島における木本の例
14:50-15:10
朴侑希(兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科)・栗山武夫・高木俊・東出大志・野瀬遵・横山真弓
アライグマの排除を目指した罠の設置場所と時期の検討
15:10-15:30
野瀬遵(兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科)・横山真弓
ツキノワグマの秋季出没に関わる資源量ギャップの分析
公募集会のお知らせをします。
「第8回 琵琶湖地域の水田生物研究会」を、下記の通り開催します。参加無料です。御用とお急ぎでない方はぜひともご参加ください。
一般講演およびポスターセッションの発表者を公募します。琵琶湖地域の水田とその周辺(水路、ため池など)の生物を知るために有効な知見をお持ちの方であれば、どなたでもご発表いただけます。研究フィールドは滋賀県に限らず、県外でも、海外でも、実験室実験でも構いません。生き物と共存する米づくりの実践報告も歓迎いたします。
発表をご希望の方は、
1.発表者(共同発表者全員のフルネーム)
2.発表タイトル
3.講演・ポスターの別
を、<ohtsuka-taisuke”アットマーク”biwahaku.jp>までメールでご連絡ください。11月21日(火)必着とします。
講演の持ち時間は、1題あたり12分(質疑込み)です。時間厳守でお願いします。発表時間をオーバーされますと、壇上から実力で排除される場合がありますのでご注意ください。
ポスターはB0ノビ(横1118mm×縦1580mm)以内のサイズとし、1週間前の12月10日(日)までにご送付ください。データでお送りいただき、当方で印刷することも可能です。
なお、講演のご希望が多数の場合には、ポスター発表への変更をお願いすることがありますので、あらかじめご了承ください。
以下、会のご案内です。
第8回 琵琶湖地域の水田生物研究会
2017年12月17日(日) 10:00~17:00 琵琶湖博物館ホールにて
主催:琵琶湖博物館
共催:近江地域学会生きもの豊かな農村づくり研究会・日本生態学会近畿地区会
プログラム
10:00 開会あいさつ
10:05~11:30
ミニシンポジウム1:生きものに配慮した水田で学生が取り組む研究や活動
現在、魚のゆりかご水田をはじめとする生き物に配慮した水田で様々な学生が調査や研究を行っています。今回のミニシンポジウムでは学生に研究成果や活動を紹介してもらい、学生だからできることの意義や今後の展望についてディスカッションを行います。
進行:金尾滋史
11:30~12:00
ポスターセッション
12:00~13:00
休憩
13:00~14:55
一般講演
14:55~15:05
休憩
15:05~16:50
ミニシンポジウム2 「何でも屋」の水田生物研究
水田地帯の生き物を知るためには、水田だけでなく、水田周辺の様々な環境の生き物を見ていく必要があります。また、共存する複数のグループの生き物を研究することによって、生物多様性を支える関係性が見えてきます。本シンポジウムでは広い視野をもって水田地帯の生き物を研究してきた3名の研究者を招き、
田んぼの生き物に複眼思考で迫っていきたいと思います。
進行:イタチムシの 鈴木隆仁
平井規央:福井県中池見湿地の水生動物の多様性とその変化
中島淳:水田的な湿地帯で暮らす水生生物の保全に必要な視点~特に水生甲虫とドジョウから~
夏原由博:ラオスとマダガスカルのにぎやかな田んぼを利用する人と生きもの
パネルディスカッション
16:50
閉会挨拶
17:00終了
滋賀県立琵琶湖博物館 大塚泰介
公募集会のお知らせをします。
集会名:淀城跡公園ハス復活プロジェクト-アカミミガメ防除事業中間報告集会
趣旨:
淀城跡公園の夏の風物詩として市民の目を楽しませていたハスが激減!
ミシシッピアカミミガメによる食害が原因と考えられ、地元の観光協会では、アカミミガメ防除に取り組むことになりました。
めざすは、300~500匹は生息すると推定されるアカミミガメの駆除による低密度化と淀城跡に咲くことから「淀姫」と名付けられたハスの再生。
集会では、6月からスタートした京都府保健環境研究所の餌付きかご罠と淀観光協会の日光浴罠による捕獲防除活動の報告と合わせて、
地域のみなさまにアカミミガメ-外来種問題への理解を深めていただくとともに、ハス再生へのプロセスを共有したいと思い2人の専門家の方にご講演いただきます。
日時:平成29年11月19日(日)14時~16時
場所:淀会館(京都市伏見区淀池上町131-1、京阪淀駅より徒歩3分)
内容
①今年度のアカミミガメ防除の結果報告
②講演1:「地域で取り組むアカミミガメ防除」西堀智子氏(和亀保護の会)
③「講演2:淀城のハス再生に向けて」金子明雄氏(京都府立植物園前園長・花蓮マイスター)
主催:淀観光協会・日本生態学会近畿地区会
*事前申込み不要・参加費無料
*ご来場者先着50名様に「カメの識別はばっちり」の耐水性カメの見分け方下敷きをプレゼント
講師の西堀智子氏は、自らも大阪近郊や兵庫県で、アカミミガメ防除活動を10年以上続けられながら、
全国各地のアカミミガメ防除活動や淡水生態系保全の活動に関わられています。
京都府立植物園前園長の金子明雄氏は、日本に4人しかいない花蓮マイスターであり、
京都・巨椋池の花蓮、約300種を後世に残すべく、守り育てておられます。
ご両者からは、深い知識と実践に裏付けられた貴重なお話しが聞けることでしょう。
お近くの方、ご興味がおありの方、ぜひご来場ください。
連絡先:
京都府保健環境研究所水質課 多田哲子
〒612-8369 京都市伏見区村上町395
tel. 075-621-4164 fax. 075-612-3357
mail n-tada68”アットマーク”pref.kyoto.lg.jp
PDFはこちら:淀城公園ポスター
皆様
公募集会のお知らせです。
これまでも好評頂いております進化群集生態学シンポジウム2017を、今秋の9月15日(金)に開催いたします。皆様のご来場をお待ちいたしております。
名称 進化群集生態学シンポジウム2017
日時 2017年9月15日(金) 午前9時半~(受付開始9時~)
場所 京都大学理学部セミナーハウス
言語 日本語(発表スライドは原則、英語表記)
事前受付不要、参加無料です。
プログラム・講演要旨集は以下のリンク先をご参照ください。
https://evolcommecol2017kyoto.wordpress.com/
日本生態学会近畿地区会公募集会に採択された<芦生での現地見学会とフィールドシンポジウム>を下記の通り、開催します。ふるってご応募ください。申し込み締め切り:7月10日(マイクロバス使用のため、定員に達し次第、締め切ります)
申込先: KONC事務局(大久保) konc”アットマーク”mus-nh.city.osaka.jp
参加費: 無料(交通費など不要)
集合場所: 八条口貸し切りバス専用駐車場です。詳細は、受け付けた方に個別にお知らせします。
_______________
日本生態学会近畿地区会「公募集会」
フィールドシンポジウム「芦生天然林の再生をいかに進めるか」
日本においてシカによる自然生態系への影響はもはや看過できない状況にあります。大型哺乳類が生息し、多様性の高い温帯林として知られる京都大学芦生研究林もその例外ではありません。当研究林では、集水域をすべて守る集水域防護区を設置して森林の多様性回復とモニタリング調査に取り組んでおられます。高柳 敦氏(京都大学)にご案内いただきながら、現地観察およびフィールドシンポジウム「芦生天然林の再生を如何に進めるか」を通して、森林の再生と未来について議論したいと思います。
日程: 2017年7月16日(日) 8:00~17:45頃 *雨天決行*
集合: 7:50 京都駅八条口
※ バスの停車時間が短いので、お早めにご集合いただきスムーズに乗車できますようご協力ください。
当日緊急連絡先:090-6965-4413 (KONC事務:大久保携帯;当日のみ)
<行程>
8:00 バス乗車・出発 (京都駅八条口アバンティ前の貸し切りバス専用駐車場:詳細は受付次第、個別に案内)
10:00頃 芦生研究林須後事務所着 (簡単な説明・弁当受け取り)
10:15 事務所発
10:45 長治谷着・出発
11:00 射撃台説明、野田畑説明
11:25 アザミ保護柵
11:40 ウツロ谷説明
12:20 長治谷 昼食(シカ肉利用のお弁当)
12:55 長治谷発
13:20 モンドリ谷・生態系維持回復事業説明
13:45 モンドリ谷発
14:15 芦生研究林須後事務所着
14:30 フィールドシンポジウム(芦生研究林講堂)
テーマ「芦生天然林の再生を如何に進めるか 」
高柳 敦(京都大学大学院農学研究科)「シカのいる生態系を保全するには何が必要か」
阪口翔太(京都大学大学院人間・環境学研究科) 「シカ排除試験で見えたシカが植生に及ぼす影響」
(進行 前迫:KONC運営委員/大阪産大)
15:45 フィールドシンポジウム終了
16:00 芦生研究林須後事務所発
17:45頃 京都駅 着 解散
参加費: 無料(ジビエ料理試食代・交通費・保険代込み)
* 日本生態学会近畿地区会の助成金を受給することになりましたので、参加費は無料です。
その他:
・野外観察が可能な靴・服装でご参加ください。
・雨具・熱中症対策も忘れずにご用意ください。
・飲料水については、各自でご用意ください。
・事前連絡は、下記メールアドレスへお願いします。
(7月11日以降、事務所への出勤はできませんが、メールの確認は可能です。)
・当日の緊急連絡先として、090-6965-4413 をご利用ください。
(この番号は、事務局員 大久保個人の携帯電話ですので、当日のみのご利用でお願いいたします。)
主催:関西自然保護機構・日本生態学会近畿地区会
後援:大阪産業大学
KONC事務局 〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
大阪自然史センター気付 関西自然保護機構 事務局
TEL:06-6697-6262
FAX:06-6697-6306
E-mail: konc”アットマーク”mus-nh.city.osaka.jp
日本生態学会 生態系管理専門委員会からのお知らせです。
詳細はこちらへ http://kokucheese.com/event/index/472926/
締め切りは8月8日(火)です!
あなたが後世に残したい豊かな自然を保全するためには、生物学の知識だけでは対処できない様々な課題を解決する必要があります。生態系の規模にかかわらず、保全に取り組む人たちは必要な人材、物資、資金をどのように確保・運用するかに苦心し、手探りの状態でもがいています。
これらの状況を乗り越えるために、課題の整理方法や、社会からの共感を呼び込むための技術を身につけて、生物多様性保全事業の必要性を社会と共有することで、保全活動をもう一歩前進させませんか?
講座では保全・再生事業を成功に導くためのプロセスを知るとともに、社会提案に必要な情報整理・発信術を仲間とともにワークショップ形式で学びます。二日目は阪神間で展開されている都市住民による草原保全・再生活動地や兵庫県による臨海地域での生物多様性に配慮した緑地創出事業地を巡り、国内先進事例の現場を体感します。
///こんな共感力が身につきます!///
○ 社会に共感される提案書の作り方
○ 関係者や社会の理解を得る手順
○ プロジェクトの問題点や解決策の整理方法 など・・・
詳細はこちら
■日 程: 2017年8 月18 日(金)13:00-18:00・19 日(土)9:00-18:00
■場 所: 奥池ロッジ(大阪ガス研修施設)(兵庫県芦屋市奥池南町47-16)
■会場アクセス(出来るだけ公共交通機関でお越しください。)
<公共交通機関>
●阪急バス 81系統「 芦屋ハイランド 」 行き ⇒ 「 ゴロゴロ橋 」 下車 ⇒ バス停から徒歩約10分
各駅バスのりばのご案内
・ JR芦屋駅 : JR芦屋 バス停「 6番のりば 」または「 南口のりば」
・ 阪急芦屋駅 : 阪急芦屋川バス停「 6番のりば 」
・ 阪神芦屋駅 : 阪神芦屋バス停「 4番のりば 」
※新幹線の場合、関東方面の方は新大阪駅下車でJR神戸線芦屋駅へのアクセスが便利。西日本方面の方は新神戸駅下車後、地下鉄でJR三宮に移動しJR神戸線で芦屋駅へアクセスするのが便利。
<自動車の場合>
●阪神高速3号神戸線 芦屋出口から約28分。
※ 途中有料道路がございます。
※駐車スペースが限られていますので自動車でお越しの場合は事前に連絡ください。
※プログラムの運行上、2日目はバスで移動します。宿泊場所へ戻ることはありませんのでご注意ください。
■定 員: 20 名(先着順 ※申し込み多数の場合、お断りすることがございます。)
※どなたでもご参加いただけます。
■参加費:10,000 円
※宿泊施設・2日目の昼食につきましては申し込みいただいた方に事務局からご紹介いたします。
(!!!宿泊費は受講料に含まれません!!!)
■講 師:
岩浅有記(環境省 関東地方環境事務所自然再生企画官)
山下慎吾(魚と山の空間生態研究所)
白川勝信(北広島町立 芸北 高原の自然館)
橋本佳延(兵庫県立 人と自然の博物館)
■プログラム
<8月18日>
開会あいさつおよび趣旨説明(13:00~)
橋本 佳延(一般社団法人 日本生態学会 生態系管理専門委員会 幹事/兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)
演習1 生物多様性課題解決策を社会に実装するには?(13:20~)
白川勝信(北広島町立 芸北高原の自然館 主任学芸員)
演習2 ブラッシュアップのためのグループディスカッション(14:40~)
各人のプランをブラッシュアップするために必要な要素やその調達方法、
それらのマネジメントのあり方などについて議論し、共感をよぶプラン
作成術を身につけます。
※全体ファシリテーター:橋本佳延
※グループファシリテーター:白川勝信、山下慎吾、岩浅有記
グループ振り返り(17:30~17:50)
事務連絡・宿泊案内(17:50~18:00)
※事前に講師から簡単なワークシートを提供いたします。
ご自身の現場の課題をワークシートに記入し、印刷したものを
当日ご持参ください。
※※初日プログラム終了後には懇親会(会費制)を予定しています。
詳細は申し込み後にご案内いたします。
<8月19日>先進事例地現地見学会(8:00-18:00)
兵庫県神戸市・芦屋市にまたがる東お多福山草原(都市住民によるススキ草原再生の現場)および尼崎21世紀の森(兵庫県による臨海地域における生物多様性に配慮した緑地創出事業地)などの現場を訪問し、事業運営のキーパーソンに運営のポイントについて解説いただきます。
※ 事務局で用意するバスを利用して移動いたします。
■主催:一般社団法人日本生態学会
■協力:環境省自然環境計画課、兵庫県立人と自然の博物館
皆様
下記のとおり、平成29年度第1回近畿地区会例会の発表プログラムが確定しました。
ご参加のほど、どうぞよろしくお願いします。
日時: 2017年6月3日 (土)
13:00~13:45 総会
14:00~16:15 例会・研究発表会
場所: 理化学研究所 融合連携イノベーション推進棟(IIBサロン)
(兵庫県神戸市中央区港島南町六丁目7番1号;会場予約済み)
最寄駅: ポートライナー 医療センター前 徒歩3分
アクセス等 ⇒ https://rc.riken.jp/contact/
*会場となる理化学研究所IIBサロンは、施設の性質上、入出場管理が厳格なため、自由に出入り(再入場)することが難しくなっています
ので、飲み物等はご持参ください。当日は、土曜日となるため、周辺の飲食店が休みとなっています。
地区委員の方は、お昼ご飯を持参いただくが、近くに1件だけあるコンビニエンスストア(デイリーヤマザキ)のみの利用となりますのでご注意ください。
■ 研究発表会プログラム
14:00-14:15
瀬口翔太(近大院農)・澤畠拓夫・鈴木雄祐
オオゴキブリの餌資源に関する基礎的研究
14:15-14:30
藤田昂大(近大院農)
アルゼンチンアリと街路樹 ~越冬環境としての樹種選好性~
14:30-14:45
永野真理子(兵庫県立大院・シミュレーション)・土居秀幸
捕食者の密度によらない誘導防衛:野外ミジンコの事例
14:45-15:00
松岡俊将(兵庫県立大院・シミュレーション)・岩崎貴也・川口恵里・土居秀幸・大園享司
国内シイ林における外生菌根菌群集の地理構造とその形成要因
休憩 15:00-15:15
15:15-15:30
岡本真帆(大阪市立大院・理)・大矢樹・武田紗季・伊東明・名波哲
春日山原始林における植生間の鳥類多様性の比較
15:30-15:45
辻冴月(龍谷大院理工)・入口友香・寺村伊織・北川忠生・山中裕樹
環境DNA分析による日本産メダカ属2種の同時検出に向けたReal-time Multiplex PCR検出系の開発
15:45-16:00
勝原光希(神戸大院・人間発達環境学)・丑丸敦史
繁殖干渉下の在来近縁植物2品種の共存機構-ツユクサ・ケツユクサ系を用いて
16:00-16:15
水守裕一(兵庫県立大・環境人間)・松岡真梨奈・赤松真治・谷川緑・相馬理央・一柳英隆・土居秀幸・片野泉
小規模ダム河川におけるダム・堰堤・支川流入が底生動物群集に与える影響
下記のとおり、6月3日(土)に神戸・ポートアイランドの理化学研究所にて、2017年度第1回総会・例会を開催させていただきます。また、地区委員の方は、前だって開催する地区会委員会にもご参加下さるようお願いいたします。
———————————————————————
日時: 2017年6月3日 (土)
10:30~12:00 地区会委員会 (地区委員のみ)
13:00~13:45 総会
14:00~17:30 例会・研究発表会
(発表者の人数により終了時間が変動する可能性あり)
場所: 理化学研究所 融合連携イノベーション推進棟(IIBサロン)
(兵庫県神戸市中央区港島南町六丁目7番1号;会場予約済み)
最寄駅: ポートライナー 医療センター前 徒歩3分
https://rc.riken.jp/contact/
———————————————————————
例会では恒例の研究発表会を行います.つきましては,皆様のご参加をお願いしますとともに,講演を募集いたします。今年度も優れた講演に対しては地区会奨励賞(賞金3万円)が贈られます。
受賞率が高く,実績にもなりますので,皆様奮ってご応募ください。
講演を希望される方は,以下の連絡先に,講演者名(共著者も含む),講演者の所属,演題をお知らせください。なお,発表形式は口頭のみとなります。WindowsのPCは用意いたしますが,PCの持ち込みも歓迎いたします。
申込先:office@esj-kinki.jp(近畿地区会事務局宛)
申込締切:2017年5月31日(水)
* なお,例会では,昨年12月に開催された前回の研究発表会にて奨励賞に選ばれた方々への賞状・賞金の授与式も併せて行います.
第2回の例会・地区委員会については、12/23に兵庫県立人と自然の博物館にて開催する予定としています。
H29年度日本生態学会近畿地区会「公募集会」の募集について
日本生態学会近畿地区会では,本会の目的である生態学の進歩と普及を図るために,近畿地区会員が主催する,生態学会員および一般市民を対象とした生態学関連の集会をサポートしています.つきましては,以下の要領で集会を公募いたしますので,奮ってご応募ください.
1. 対象
生態学や自然保護をテーマとした以下のような幅広い形式の近畿地区会として意義の高い集会を対象とします.いずれの集会でも,近畿地区会員以外の講演者を招へいすることが可能です.
・シンポジウム,研究集会
・自然観察会(近畿地区に特徴的な自然や,保全すべき自然の紹介など)
・生態学に必要な技法(統計解析,系統解析など)の普及を目的としたワークショップ
・野外調査法の普及を目的とした実習
・アウトリーチとしての一般向け講演会,観察会,サイエンスカフェ
以上の他にも,新しいアイディアによる集会の提案を歓迎いたします.
2. 応募資格と条件
応募者は主催に直接関わる近畿地区会員に限ります.
日本生態学会近畿地区会との共催とし,案内や配布物にはその旨明記してください.
3. 応募期間
今回の募集は,2017 年6 月(採択日以降)から2018 年11 月30 日の間に実施するものを対象とし,
2017 年5 月30 日(火)を応募締め切りとします.なお,応募状況に応じて再度募集することがあります.
4. 助成額と用途
助成額は,1 件あたり25 万円を上限とし,少額の応募も受け付けます.採択数および助成額は2017年度予算(上限60 万円程度)の範囲内で決定します.
用途は,講演者・講師への旅費(交通費・宿泊費)と謝金(原則として外部の講師),人件費(準備・運営アルバイト料),集会に直接関わる消耗品・資料・印刷費,会場・機器等の貸借料,広報・通信費,湯茶代(アルコール類を除く),そのほかシンポジウム等の開催に必要な適切な支出とします.申請書の作成に当たっては,費目をできるだけ具体的に記入してください.応募が多数の場合、前年度採択企画は減額することがあります。
開催後1 ヶ月以内に,実施報告書と会計報告を領収書の写しとともに事務局に提出してください.集会に使用されなかった残金は事務局に返却してください.
5. 採択基準
本募集の趣旨に沿って,近畿地区会選考委員の合議により決定します.
6. 応募先と応募方法
日本生態学会近畿地区会事務局に,所定の書式によって,電子メールで応募してください.
⇒ 様 式
form_ESJK2017koubo (エクセル形式, 13.5KB)
form_ESJK2017koubo_WORD (ワード形式, 23KB)
form_ESJK2017koubo_PDF (PDF形式, 485KB)
応募先・問い合わせ先:
〒669-1546 三田市弥生が丘6 丁目 兵庫県立人と自然の博物館内
日本生態学会近畿地区会
電子メール:office(at mark)esj-kinki.jp (庶務:大谷雅人)
(送信後1 週間以内に確認メールが届かない場合は,もとのメールを添付して再送信してください)
京都府と亀岡市は、2017年1月、アユモドキ等希少生物生息地の近くに建設予定の「京都スタジア(仮称)」の整備事業計画に関する評価調書を、京都府公共事業評価に係る第三者委員会に諮ることを決めました。第三者委員会はこの評価調書をネット上で公表し、パブリックコメントを募集しましたので、当委員会は、2017年2月1日に、評価調書の問題点4つを指摘する意見書を提出しました。
意見書は、以下のリンクでご覧下さい。
京都大学芦生研究林の伊勢さんからのお知らせです。
日ごろから、芦生研究林の運営にご協力くださり、ありがとうございます(芦生研究林は教育関係共同利用拠点に指定されておりますので、全国の研究者・学生のみなさんに使ってもらうこと自体がありがたいことです)。このたび、「芦生研究林基金」が設立されましたのでお知らせいたします。芦生研究林を市民のみなさんからのご寄付でサポートしていただく仕組みです。詳細はこちらをご覧ください。
http://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/asiufund/
芦生研究林は、いま重大な局面を迎えようとしています。「芦生の原生林」として、研究者・学生・一般観光客に親しまれている芦生研究林は、じつは京都大学の所有地ではありません。地元地権者と99年間の地上権契約(「借地契約」のようなもの)をむすび利用しているのですが、その契約は、2020年に満了を迎えようとしています。
その後どうなるのか-
-京都大学はこれからも芦生研究林を維持し続けるのか、
-それとも地元に返してしまうのか、
は未決定なのです。芦生研究林は国立大学の施設ですので、究極的には国民の税金で維持されているといえます。果たしてこの森を、これから維持していくべきなのか。「イエス」と答えるためには、大学施設としての成果を上げていかねばなりません。いただいたご寄付で、
・芦生研究林で先進的な教育と研究ができるように整備する
・施設の老朽化対策を実施し、芦生研究林での滞在のクオリティを上げる
・今後の末永い活用に向けたムーブメントをつくる
などを進めていくことで、芦生研究林の誇る西日本有数の原生的な森をこれからも保護しながら持続的に利用できるよう、励んでいきたいと考えております。もし趣旨にご賛同いただけるようでしたら、ご寄付をご検討いただけますと幸いです。
なお、芦生研究林基金の設立を記念しまして、3万円以上のご寄付をいただいた方のうち先着100名様に、研究者たちにも愛され続けてきた(株)一澤信三郎帆布特製の、芦生研究林オリジナルショルダーバッグをお送りいたします。
ご支援いただいた方への特典
このバッグをお使いいただくことが芦生研究林の知名度を上げ、抱えている問題を社会に提起することになりますので、ぜひご協力をお願いいたします。
伊勢 武史
京都大学フィールド科学教育研究センター 准教授
2016年11月、京都府と亀岡市は、日本生態学会を含む多くの団体からの要望を受けて、球技専用スタジアムの建設予定地を、アユモドキ等希少生物の生息地ではなく、その南東側にある土地改良事業区に変更することを公表し、「亀岡市都市計画公園及び京都スタジアム(仮称)の整備計画の策定にあたり考慮すべき基本方針Ver.2」を公開しました。地区会自然保護専門委員会は、建設予定地の変更を評価しつつも、この基本方針にはまだ問題点があるため、それを指摘する意見書を、他の55団体と共同で、2016年12月16日に、京都府知事と亀岡市長に提出しました。
その意見書は、以下のリンクでご覧下さい。
日本生態学会近畿地区会2016年度総会および第1回例会
日時:2016年12月17日(土)14:00~17:40
(応募多数のため予定の17:30から勝手ながら延長しました)
場所:大阪会館D会場
〒541-0053 大阪市中央区本町4-1-52(北御堂下)
Tel. 06-6261-9351 Fax.06-6261-5109
URL:http://www.o-kaikan.com
地下鉄御堂筋線「本町駅」徒歩約1分
(※地区会委員の方は、13時から地区会委員会を、17時30分から奨励賞選考会を大阪会館F会場で開催いたしますので、ご参集ください。)
<総会>(14:00~14:25)
審議事項および報告事項
1)2016年度事業計画および同・会計中間報告
2)2017年度事業計画および同・会計予算案について
3)亀岡市アユモドキ問題に関する京都府・亀岡市への、他団体との共同意見書の提出
4)その他
第21回奨励賞授賞式
横山大稀(京大・森林生態)・今井伸夫(京大・霊長研)・北山兼弘(京大・森林生態)
「ボルネオ島熱帯林の野外NP施肥実験から見る樹木のリン獲得源としての多様な土壌有機態リンの役割」
樋口裕美子・下野嘉子・冨永達(京大院・農)
「複数の経路で導入されている他殖性ドクムギ属の砂浜への分布拡大プロセス」
安岡法子・遊佐陽一(奈良女子大院・人間文化)
「超寄生者のエビヤドリムシがカクレガニを通して宿主のカキ類の繁殖に与える影響」
(休憩5分)
<研究発表会>(14:30-17:45)
各15分(12分+質疑応答3分)
1) 14:30-14:45
東川航(神戸大院・農)、吉村真由美(森林総研・関西)、八木剛(人と自然の博物館)、前藤薫(神戸大院・農)
ミヤマアカネはなぜ減少しているのか~幼虫と成虫の特異な生息環境の解明~
2) 14:45-15:00
小長谷達郎(京大院・理)、内海邑(総研大院・生命共生体進化)
個体群動態と繁殖フェノロジーからみたキタキチョウの季節型の混棲現象
3) 15:00-15:15
大戸夢木(京大院・理)
生理特性から探る広塩性スミウキゴリの塩分環境利用を規定する要因
4) 15:15-15:30
淺野悟史(総合地球環境学研究所)、脇田健一(龍谷大)、西前出(京大)、奥田昇(総合地球環境学研究所)
水田の空間統計分析によるニホンアカガエルの産卵場所と農地管理の関係
5) 15:30-15:45
松尾 寛(神戸大院・理)、立木 佑弥(京大・ウィルス研)、岸田 治(北大・FSC)、佐藤 拓哉(神戸大院・理)
捕食者が増えると捕食効率が高まる?:アカハライモリ‐オタマジャクシの捕食‐被食関係での検証
6) 15:45-16:00
野崎友成、矢代敏久、松浦健二(京大院・農)
シロアリの単為生殖を利用した複雑な繁殖システムの進化を探る
(休憩10分)
7) 16:10-16:25
藤田忠英、松浦健二(京大院・農)
単為生殖できるシロアリが性を維持する理由
8) 16:25-16:40
稲垣辰哉、松浦健二(京大院・農)
ヤマトシロアリの腸内微原生動物群集にみられる性差
9) 16:40-16:55
望月昂、川北篤(京大・生態学研究セ)
被子植物における新たな送粉シンドローム:送粉者としての微小双翅目昆虫の有用性と一般性について
10) 16:55-17:10
平岩 将良、丑丸 敦史(神戸大・人間発達環境)
送粉者の機能群組成の違いが送粉ネットワークに与える影響:本土と海洋島の比較
11) 17:10-17:25
曵地穂、神崎護(京大院・農)、前迫ゆり(大阪産業大学院・人間環境)、長谷川博幸(京大院・農)
シカによる長期の被食圧が森林の更新能力に与える影響
12) 17:25-17:40
深川 幹(奈良教育大院)、松井 淳(奈良教育大)、辻野 亮(奈良教育大・自然環境教育セ)
縞枯林に未来はあるか? -弥山シラビソ林の変動とニホンジカの食性-
閉会のあいさつ
以上
日本生態学会近畿地区会2015年度 第2回例会
日時:2015年12月19日(土)13:30~16:30
場所:I-siteなんば(大阪府立大学)2階C1室
※地区会委員の方は、12時30分から地区会委員会を、16時40分から奨励賞選考会
を2階C1号室で開催いたしますので、ご参集ください。
大阪市浪速区敷津東2丁目1番41 南海なんば第1ビル 2F
地下鉄大国町駅・恵美須町駅より徒歩約7分、なんば駅より徒歩約15分
http://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/map/index.html
<開会・第20回奨励賞授賞式>(13:30~13:45)
第20回奨励賞
高須賀圭三1・安井知己2・石神徹2・中田兼介3・松本吏樹郎4・池田健一1・前藤薫1(1神戸大院・農、2神戸大院・工、3京都女子大、4大阪自然史博)
「クモの網を操るハチ ―ニールセンクモヒメバチによるクモの行動操作の起源と機能」
田中宏和・Joachim Frommen・高橋鉄美・幸田正典(大阪市大院・理・動物機能生態)
「協同繁殖するシクリッドでは捕食圧が子の分散を制限する」
長野秀美・福本繁・高柳敦(京大院・農・森林生物)
「実生の保護者、知られざるタヌキの役割-タヌキの溜糞場はシカから実生を守る植物のレフュージア-」
<研究発表会>(13:45~17:15) 各15分(12分+質疑応答3分)
前半(13:45~15:00)
(1)藤田知弘(京大院アジア・アフリカ地域研究)
「熱帯林拡大過程における種子散布過程の重要性」
(2)○坂田ゆず1・山崎理正2(1京大生態研、2京大院・農)
「シカによる森林の下層植生の衰退がマルハナバチ訪花植物の繁殖成功に与える影響」
(3)○森大喜・根田遼太(京大院農)・石塚成宏(森林総研)・Wicaksono Agus・Heriyanto Joko(MHP)
「熱帯植林地におけるリン施肥が土壌および葉の塩基類濃度に及ぼす影響」
(4)○青柳亮太・今井伸夫・鮫島弘光・北山兼弘(京大院・農・森林生態)
「東南アジア熱帯林において一斉開花現象がもたらす栄養塩循環の年変動」
(5)○藤木庄五郎・青柳亮太・今井伸夫・北山兼弘(京大院・農・森林生態)
「UAVを用いた熱帯樹木3次元構造の測定技術開発」
休憩(15:00~15:15)
後半(15:15~16:30)
(6)○倉園知広・角野康郎(神戸大院・理・生物)
「水生植物ヒメガマの種子休眠・発芽特性における集団間変異」
(7)○横山大稀(京大・森林生態)・今井伸夫(京大・霊長研)・北山兼弘(京大・森林生態)
「ボルネオ島熱帯林の野外NP施肥実験から見る樹木のリン獲得源としての多様な土壌有機態リンの役割」
(8)○樋口裕美子・下野嘉子・冨永達(京大院・農)
「複数の経路で導入されている他殖性ドクムギ属の砂浜への分布拡大プロセス」
(9)○安岡法子・遊佐陽一(奈良女子大院・人間文化)
「超寄生者のエビヤドリムシがカクレガニを通して宿主のカキ類の繁殖に与える影響」
(10)○向井真那1・相場慎一郎2・北山兼弘1 (1京大農、2鹿大理工)
「土壌窒素・リン可給性の空間的変化が屋久島森林生態系の細根生産に及ぼす影響」
※発表終了後に奨励賞選考委員会を行いますので、地区委員の方はC1号室でその
ままお待ちください。
—
ESJ近畿事務局 <kinki_office@envi.osakafu-u.ac.jp>
庶務・平井規央
日本生態学会近畿地区会2015年度 第2回例会演題の募集
2015年度第2回の例会を下記の日程で開催いたします。つきましては、皆様のご
参加をお願いしますとともに、講演を募集いたします。
優れた講演に対しては地区会奨励賞(賞金3万円)が贈られます。受賞率が高く実績にもなりますので、皆様奮ってご応募下さい。近畿地区会では、若手の方々の発表を奨励しています。
日時:2015年12月19日(土)午後(予定)
場所:I-siteなんば(大阪府立大学)
大阪市浪速区敷津東2丁目1番41 南海なんば第1ビル 2F
地下鉄大国町駅・恵美須町駅より徒歩約7分、なんば駅より徒歩約15分
http://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/map/index.html
(プログラムの詳細は後日あらためてお知らせします)
講演申込方法:講演者名(共著者も含む)・所属・演題・発表形式(パソコン持ち込み可。
WindowsのPCは用意いたします)をお知らせください。
申込先:kinki_office@envi.osakafu-u.ac.jp(平井宛)
申込締切:2015年11月27日(金)
2015年度第1回例会の奨励賞が決まりました
奨励賞の決定について
6月13日に行われた今年度第1回例会の研究発表の中から、以下の3名のご講演に対して奨励賞を授与することが決まりましたのでお知らせします。奨励賞は、例会で行われた発表の中から、若手研究者の特に優れた発表に対して授与されます。
○高須賀圭三1・安井知己2・石神徹2・中田兼介3・松本吏樹郎4・池田健一1・前藤薫1(1神戸大院・農、2神戸大院・工、3京都女子大、4大阪自然史博)
「クモの網を操るハチ ―ニールセンクモヒメバチによるクモの行動操作の起源と機能」
授賞理由:着眼点はユニークで糸の強度を実測している点など、解析は確かである。クモヒメバチ一般への展開や行動変化のメカニズムについても追跡してほしい。
○田中宏和・Joachim Frommen・高橋鉄美・幸田正典(大阪市大院・理・動物機能生態)
「協同繁殖するシクリッドでは捕食圧が子の分散を制限する」
授賞理由:長期にわたって丁寧なフィールドワークが行われており、生態学の原点ともいえる研究。ヘルパーの進化理由について、特定の種のみならず脊椎動物全体を考慮した上での位置づけがなされていた。
○長野秀美・福本繁・高柳敦(京大院・農・森林生物)
「実生の保護者、知られざるタヌキの役割ータヌキの溜糞場はシカから実生を守る植物のレフュージアー」
授賞理由:着眼点がおもしろく、結果も意外性があり明瞭である。シカの被害が問題になってきている中で、今後応用できそうな研究である。タヌキの訪問頻度の解析やシカが避ける要因を解明する必要はある。
2015年度 第1回例会のお知らせ
日時:2015年6月13日(土)14:00~15:00
場所:I-siteなんば(大阪府立大学)2階C2号室
(※地区会委員の方は、13時から地区会委員会を、17時から奨励賞選考会を3階R6号室で開催いたしますので、ご参集ください)
大阪市浪速区敷津東2丁目1番41 南海なんば第1ビル 2F
地下鉄大国町駅・恵美須町駅より徒歩約7分、なんば駅より徒歩約15分
http://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/map/index.html
<総会>(14:00~14:15)
審議事項
1)2015年度事業計画について
2)2014年度会計報告と2015年度会計予算案について
3)その他
報告事項
1)近畿地区会自然保護専門委員の転出に伴う追加と近畿地区会選出の(全国)自然保護専門委員の選出について
2)その他
<第19回奨励賞授賞式>(14:15~14:30)
矢代敏久・松浦健二(京都大院・農・昆虫生態)「シロアリ女王が有性生殖と単為生殖を切り替える仕組み」
増田圭祐・松井孝典・福井 大・町村 尚(阪大工・環境エネルギー工学・地球循環共生工学)
「機械学習による判別分析を用いた11種類のコウモリのエコーロケーションコールによる種判別」
山田直季1・野間直彦1・高島美登里2(1滋賀県立大・環境,2上関の自然を守る会)
「島の植物は平衡状態?~瀬戸内海・上関における移入と絶滅~」
<研究発表会>(14:30~16:45)
各15分(12分+質疑応答3分)
(1)○森大喜1・太田誠一1・石塚成宏2・根田遼太1
Wicaksono Agus3・Heriyanto Joko3(1京大院農、2森林総研、3MHP)「好気的環境において熱帯マメ科植林地土壌からの亜酸化窒素放出量にリン添加が及ぼす影響」
(2)○高須賀圭三1・安井知己2・石神徹2・中田兼介3・松本吏樹郎4・池田健一1・前藤薫1(1神戸大院・農、2神戸大院・工、3京都女子大、4大阪自然史博)
「クモの網を操るハチ ―ニールセンクモヒメバチによるクモの行動操作の起源と機能」
(3)○藤木庄五郎・田中厚志・青柳亮太・今井伸夫・鮫島弘光・北山兼弘(京都大院・農・森林生態)
「REDD+実現に向けたボルネオ熱帯降雨林におけるリモートセンシングを用いた生物多様性可視化技術の開発」
(4)○野崎友成・松浦健二(京都大院・農・昆虫生態)「シロアリの繁殖分業と脂肪体特異的な核DNA量の倍化」
(15:30~15:45 休憩)
(5)○田中宏和・Joachim Frommen・高橋鉄美・幸田正典(大阪市大院・理・動物機能生態)「 協同繁殖するシクリッドでは捕食圧が子の分散を制限する」
(6)○金尾太輔1・丸山宗利2(1京都大・人環、2九州大・博)「ヒゲブトハネカクシ亜科内における好白蟻性種の進化 (甲虫目:ハネカクシ科)」
(7)○長野秀美、福本繁、高柳敦(京大院・農・森林生物)「実生の保護者、知られざるタヌキの役割ータヌキの溜糞場はシカから実生を守る植物のレフュージアー」
(8)○稗田真也1・金子有子2・中川昌人3・野間直彦1(1滋賀県大院・環境科学、2滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・東洋大学文学部、3岡山県農林水産総合センター生物科学研究所)「琵琶湖に定着した侵略的外来水草オオバナミズキンバイ (広義) は亜種ウスゲオオバナミズキンバイである -その分類と生活史特性-」
(9)○青柳亮太・藤木庄五郎・今井伸夫・鮫島弘光・田中厚志・北山兼弘(京都大院・農・森林生態)「ボルネオの木材生産林における樹木組成:マレーシア・インドネシアにおける広域調査」
17:00 終了予定
終了後、奨励賞選考会
2014年7月2日に日本生態学会自然保護専門委員会が要望書を提出したにもかかわらず、京都府と亀岡市のアユモドキ等希少生物の保全に向けた取り組みに変化が認められませんでした。そこで、日本生態学会は、2015年3月20日に開催された総会で、当該生息地に建設される予定のスタジアム建設計画を白紙に戻し、代替案も含めて綿密な環境影響評価を実施した上で、その是非を検討するよう求める要望書を、京都府知事と亀岡市長に提出することを決議しました。
その要望書は、以下のリンクでご覧下さい。
2014年12月20日(土)に行われました2014度第2回例会において、以下の3名のご発表に対して奨励賞を授与することが決まりましたのでお知らせします。受賞者の方々、おめでとうございます。
奨励賞は、例会で行われた発表の中から、若手研究者の特に優れた発表に対して授与されます。
○矢代敏久・松浦健二(京都大院・農・昆虫生態)「シロアリ女王が有性生殖と単為生殖を切り替える仕組み」
(選考理由)シロアリにおける有性生殖と単為生殖の切り替えを受精に直接的に影響する卵の形態から明確に説明している。遺伝解析や女王の例による卵形質の変化など豊富なデータに基づいている。
○増田圭祐・松井孝典・福井 大・町村 尚(阪大工・環境エネルギー工学・地球循環共生工学)
「機械学習による判別分析を用いた11種類のコウモリのエコーロケーションコールによる種判別」
(選考理由)目的と方法論が明確で、技術の応用性についても適切な言及がなされている。プレゼンテーションの完成度も高い。
○山田直季1・野間直彦1・高島美登里2(1滋賀県立大・環境,2上関の自然を守る会)
「島の植物は平衡状態?~瀬戸内海・上関における移入と絶滅~」
(選考理由)数十年前のフロラリストや植生調査をもとに島の植物組成や多様性維持機構を解析している。普遍的に存在する基礎的データの活用例として興味深い。今後島の植生保全に有益である。
日時:2014年12月20日(土)13:30~17:15
場所:I-siteなんば(大阪府立大学)2階A1+A2号室
※地区会委員の方は、12時30分から地区会委員会を、17時30分から奨励賞選考会を3階M2号室で開催いたしますので、ご参集ください。
大阪市浪速区敷津東2丁目1番41 南海なんば第1ビル 2F
地下鉄大国町駅・恵美須町駅より徒歩約7分、なんば駅より徒歩約15分
http://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/map/index.html
<開会・第18回奨励賞授賞式>(13:30~13:45)
第18回奨励賞
児島庸介・森哲(京都大院・理)
「ヤマカガシの母親による毒餌の積極的捕食と毒を用いた子の保護」
吉崎雄宏・西田隆義・高倉耕一(滋賀県立大・環境)
「ひっつきむしの栄枯盛衰を探る~花粉干渉がセンダングサ属の分布決定に与える影響~」
池川雄亮・江副日出夫・難波利幸(大阪府立大学院・理)
「生物的防除のパラドックス: 複数種の天敵導入は効果的か?」
<研究発表会>(13:45~17:15) 各15分(12分+質疑応答3分)
前半(13:45~15:30)
(1)○日下石碧・丑丸敦史(神戸大院・人間発達環境学)
「阪神地域の農地管理の違いによる、送粉ネットワークの変化」
(2)○佐藤安弘(京大・生態研)・工藤 洋(京大・生態研)
「被食防御の連合効果がもたらすハクサンハタザオのトリコーム多型の維持」
(3)○宮嶋 彩・和田恵次(奈良女子大院・人間文化・共生自然科学)
「タカノケフサイソガニとヒメケフサイソガニにおける鉗脚上毛房の社会的機能」
(4)○森 大喜・太田誠一(京大院農)・石塚成宏(森林総研)・根田遼太(京大院農)・Wicaksono Agus・Heriyanto Joko(MHP)
「リン施用は熱帯林のリター分解を抑制するのか?」
(5)○矢代敏久・松浦健二(京都大院・農・昆虫生態)
「シロアリ女王が有性生殖と単為生殖を切り替える仕組み」
(6)○竹村香里(京工繊大・院)・蒲池浩之(富大・院・理)・久米 篤(九大院・農)・田 知道(北大院・理)・唐原一郎(富大院・理)・ 半場祐子(京工繊大・院)
「過重力下におけるヒメツリガネゴケの光合成能力と形態変化」
(7)○前川侑子、町村 尚、松井孝典(阪大工・環境エネルギー工学・地球循環共生工学)
「移住カーネル関数によるセアカゴケグモの分布拡大予測」
休憩(15:30~15:45)
後半(15:45~17:15)
(8)○藤原進悟・石田孝信・早坂大亮(近大院農・環境管理学)
「キショウブは侵略的な外来種と言えるのか?-奈良県奈良市の放棄ため池蒼池の事例から‐」
(9)○増田圭祐・松井孝典・福井 大・町村 尚(阪大工・環境エネルギー工学・地球循環共生工学)
「機械学習による判別分析を用いた11種類のコウモリのエコーロケーションコールによる種判別」
(10)○片岡寛敬・澤畠拓夫・河内香織(近大農・環境管理学)
「人工構造物により生じた連続的で異なる河川生息場における生物多様性」
(11)○堀内洋平・澤畠拓夫・河内香織(近大農・環境管理学)
「GISと根系の解析から見た奈良県における竹林拡大の現状」
(12)○古川真莉子1・高倉耕一1・本間淳1・中西康介2・松山和世1・日〓直哉1・沢田裕一1・西田隆義1(1滋賀県大・環境,2名大・環境)
「鳥の採餌効率からヒロヘリアオイラガの衰退をさぐる」
(13)○山田直季1・野間直彦1・高島美登里2(1滋賀県立大・環境,2上関の自然を守る会)
「島の植物は平衡状態?~瀬戸内海・上関における移入と絶滅~」
※発表終了後に奨励賞選考委員会を行いますので、地区委員の方は3階M2会議室にお集まりください。
2014年5月31日の近畿地区会総会での決議を受けて、日本生態学会自然保護専門委員会は、2014年7月2日に、アユモドキ等希少生物の生息場所での開発行為の一時停止と綿密な環境影響評価の実施、そしてそれに基づく事業の科学的、合理的な見直しを求める要望書を、京都府と亀岡市長に提出しました。詳細は以下のリンクをご覧ください。
5月31日(土)に行われました今年度第1回例会において、以下の3名のご発表に対して奨励賞を授与することが決まりましたのでお知らせします。受賞者の方々、おめでとうございます。
奨励賞は、例会で行われた発表の中から、若手研究者の特に優れた発表に対して授与されます。
(発表順)
児島庸介・森哲(京都大院・理)「ヤマカガシの母親による毒餌の積極的捕食と毒を用いた子の保護」
授賞理由:ヤマカガシの妊娠メスが有毒なヒキガエルを積極的に捕食することで子に毒を受け渡していることを示した興味深い研究。大変なフィールド調査であったと推測されるが、十分なデータ量で仮説をサポートしていた。毒物質の獲得と受け渡しの直接定量があればなお強い証拠となるだろう。
吉崎雄宏・西田隆義・高倉耕一(滋賀県立大・環境)「ひっつきむしの栄枯盛衰を探る~花粉干渉がセンダングサ属の分布決定に与える影響~」
授賞理由:センダングサ属の侵入時期と分布拡大時期の不一致について、花粉干渉と資源競争の両面から調査し、花粉干渉が他種の駆逐に関わっていることを示した質の高い研究。繁殖干渉(頻度依存)と資源競争(密度依存)の相互作用について踏み込んだ分析があればなおよかった。
池川雄亮・江副日出夫・難波利幸(大阪府立大学院・理)「生物的防除のパラドックス: 複数種の天敵導入は効果的か?」
授賞理由:モデルから明快な予察が得られている。害虫の非特異的・特異的防御行動と天敵のスイッチング捕食の有無という2つの要因をモデルにうまく組み込んで、一般性の高いモデルを構築しており、応用性も高いものと思われる。
編集
12月14日に行われた今年度第2回例会の研究発表の中から、以下の3名のご講演に対して奨励賞を授与することが決まりましたのでお知らせします。奨励賞は、例会で行われた発表の中から、若手研究者の特に優れた発表に対して授与されます。
(発表順)
「シロアリの卵塊形成アルゴリズムから見た集団意思決定の強みと弱み」
岩田知歩・小林和也・松浦健二(京都大院・農・昆虫生態)
授賞理由:シロアリの卵塊形成行動メカニズムについて,実験とシミュレーションをうまく組み合わせ,個々のワーカーの意志決定にフェロモンが関わっている と考えられることを示した独創的な研究。プレゼンテーションも視覚的に捉えやすく,ヒトの場合と比較するなど大変分かりやすかった。ワーカーの意志決定に フェロモンがどれほど関わっているのかを実験的に示すことにも今後挑戦して欲しい。
「キノコ食昆虫のメタ群集構造」
小林卓也・曽田貞滋(京都大院・理・動物生態)
授賞理由:群集構造が物理的環境要因と偶然性のどちらにより大きく左右されるのかという一般性の高い問いに対し,材料のもつ利点を十分に活かし,群集サイ ズが小さいほど偶然性に左右されやすいことを野外で実証した。研究の背景に関する説明も適切で,深い知識がうかがわれた。種間の相互作用がどのように群集 の種構成に影響するのかまで踏み込めばさらに質の高い研究となるであろう。
「焼畑熱帯林モザイクにおける植生履歴の広域推定」
藤木庄五郎・西尾尚悟・岡田慶一・北山兼弘(京都大院・農・森林生態)
授賞理由:森林の断片化に関する研究において,これまで得ることが難しかった植生の履歴に関する情報を,衛星画像の解析から高い精度で推定する新しい手法 を開発した。誰もが利用できる衛星画像を用いるという点で応用的価値が高い。空間属性と組み合わせることでどのような解析が可能になるのかなど,今後の展 望をさらに広げられることを期待したい。
2014~2015年地区会委員選挙結果
2014-2015年度地区会委員の選挙結果をお知らせいたします。
結果は以下のとおりとなりました。
府県別地区会委員(定数) *敬称略
兵庫(5) 石田弘明,丑丸敦史,角野康郎,松村俊和,三橋弘宗
大阪(7) 石井実,梅原徹,佐久間大輔,谷田一三,長谷川匡弘,前迫ゆり,和田岳
京都(12) 井鷺裕司,大住克博,神崎護,北山兼弘,酒井章子,高原光,竹門康弘,
東樹宏和,畑田彩,深町加津枝,松浦健二,吉岡崇仁
滋賀(5) 浦部美佐子,亀田佳代子,川北篤,塩尻かおり,野間直彦
奈良(2) 岩崎敬二,遊佐陽一
和歌山(2) 揚妻直樹,芝田史仁
計 33 名
今年度の第2回例会を下記の通り開催いたします.皆様のご参加をお待ちしています.
日時:2013年12月14日(土)13:00〜
場所:京都大学生態学研究センター 第二講義室
http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/ecology/access/index.html
<総会>(13:00〜13:20)
審議事項
1)2013年度事業計画について
2)2012年度会計報告と2013年度会計予算案について
3)日本生態学会法人化にともなう地区会の対応について
4)その他
報告事項
1)福井県敦賀市中池見湿地の保全に関する要望書について
2)その他
<第16回奨励賞授賞式>(13:00〜13:15)
奥野匡哉・才木真太朗(京大生態研)・吉村謙一(森林総研)・中野隆志(山梨県環境科学研究所)・矢崎健一(森林総研)・石田厚(京大生態研)「小笠 原・乾性低木林における樹木の乾燥ストレス耐性とその生理機構」
中西晃(京大院農)・Witchaphart Sungpalee・Kriangsak Sri-ngernyuang(Maejo大学)・神崎護(京大院農)「三次元マッピング法による高木上の着生植物のバイオマス推定と空間分布解析」
<平成24年度公募研究成果発表会>(13:15〜13:45)
内田圭(神戸大院・人間発達環境)「半自然草原における植食性昆虫の減少メカニズムの解明ー植物群集の変化による影響ー」梶井千永(神戸大院・農)「Ceratocystis属の感染戦略と樹木の防御機構に関する解剖学的研究」
<研究発表会>(13:45〜16:00)
各15分(12分+質疑応答3分)
(1) 藤井俊夫(兵庫県立人と自然の博物館)・長谷川匡弘(大阪市立自然史博物館)「都市にハマツメクサが侵入?ーアンケート調査結果ー」
(2) 南野拓也・東若菜・石井弘明(神戸大院・農)「ヤクスギの樹冠構造と着生木本植物群落の関係」
(3) 水元惟暁・松浦健二(京都大院・農・昆虫生態)「シロアリの蟻道建設に見られるコロニー特異性」
(休憩)
(4) 岩田知歩・小林和也・松浦健二(京都大院・農・昆虫生態)「シロアリの卵塊形成アルゴリズムから見た集団意思決定の強みと弱み」
(5) 小林卓也・曽田貞滋(京都大院・理・動物生態)「キノコ食昆虫のメタ群集構造」
(6) 藤木庄五郎・西尾尚悟・岡田慶一・北山兼弘(京都大院・農・森林生態)「焼畑熱帯林モザイクにおける植生履歴の広域推定」
(7) 青柳亮太・北山兼弘(京都大院・農・森林生態)「熱帯樹木稚樹における窒素とリンの器官間配分の非対称性」
(8) 古川沙央里・川北篤(京都大・生態研)「オオシマコバンノキ絶対送粉共生系における、宿主による制裁を伴わない共生系の維持機構」
シンポジウム「きのこをめぐる冒険?自然史、生態機能 から相互作用ネットワークまで?」のご案内
今年度の公募集会として採択されました以下のシンポジウムが,来たる11月6日(水)に開催されます.
シンポジウムの詳細は以 下のウェブサイトにてご覧いただけます.皆様,奮ってご参加ください.
シンポジウム
「きのこをめぐる冒険?自然史、生態機能から相互作用ネットワークまで?」
2013年11月6日(水)9:30? 京都大学農学部総合館 W506
http://wildmushroomchase.wordpress.com/
今年度の公募集会として採択されました以下の集会が,来たる10月13日(日)に開催されますのでご案内いたします.皆様, 奮ってご参加ください.なお,参加申込の締切が9月20日(金)と迫っておりますので,参加をお考えの方は,以下をご覧の上お早めにお申し込みください.
開催趣旨
福井県敦賀市にある中池見湿地は、数多くの絶滅危惧種が成育・生息し、現在の日本ではきわめて貴重な湿地として評価されている低層湿 原です。昨年7月にはラムサール条約にも登録されました。しかし、昨年8月に、2025年開通予定の北陸新幹線のルートがこの湿地の一部を横切るような変 更案が公表されました。このルート変更は、中池見湿地の生態系に大きな影響を及ぼす可能性が高いため、本年3月、日本生態学会は、詳細な影響予測調査を行 うことを求める要望書を関係機関に提出しました(http://www.esj.ne.jp/esj/Activity/201303Nakaikemi.html)。
今回企画したこのフィールドシンポジウムは、現地の見学とその後のシンポジウムで、多くの方々に湿地の重要性と北陸新幹線ルート変更問題の概要について 知っていただき、湿地生態系への影響と保全の方策について考えることが目的です。数多くの皆様のご参加を期待します。
開催日時: 10月13日(日曜日)10:00 ~ 16:30
集合場所: JR北陸線敦賀駅 正面「駅前広場」
集合時間: 午前10時(時間厳守、貸し切りバスでJR敦賀駅⇒中池見湿地⇒シンポ会場と移動します)
参加費: 無料 (昼食・飲み物は各自でご用意ください)
主催: 関西自然保護機構・日本生態学会近畿地区会自然保護専門委員会
プログラム
第一部:中池見湿地見学会(10:15 ? 13:15)
現地に詳しい研究者やNPO法人の方々に解説をしていただきます。動植物の採集はご遠慮ください。
第二部:シンポジウム「北陸新幹線建設が中池見湿地の自然に与える影響」(14:00 ? 16:30)
会場:敦賀市福祉総合センター「あいあいプラザ」(敦賀駅から歩いて7-8分)
内容:
・中池見湿地の希少水生動物:平井規央氏(大阪府立大学)
・中池見湿原堆積物の花粉化石からみた最終氷期以降の植生変遷:宮本真二氏(岡山理科大学)
・危惧されるラムサール条約登録・中池見湿地に及ぼす北陸新幹線の影響と現地の動向
:笹木智恵子氏(NPO法人ウェットランド中池見)
・新幹線ルートと中池見湿地の水生植物ー危惧される影響:角野康郎氏(神戸大学)
・山地源流域の山体地下水が雨水の流出に果たす役割:小杉賢一郎氏(京都大学)
・総合討論
ご参加希望の方へ:貸し切りバス予約の都合上、9 月20日(金)までに下記へお申し込みください。
申込先・問い合わせ先:岩崎敬二(〒631-8502 奈良市山陵町1500 奈良大学教養部)
E-mail:iwasaki(at mark)daibutsu.nara-u.ac.jp、Tel:0742-41-9591、Fax:0742-41-0650
現地への交通の参考:大阪・京都方面からのJR在来線の主要な時刻と料金を示しておきます。
*往路
・大阪駅7:45(京都線新快速・湖西線経由敦賀行き)⇒京都駅8:15
⇒敦賀駅9:50(大阪⇒敦賀2210円)
・大阪駅8:10(特急サンダーバード5号和倉温泉行き)⇒京都8:41
⇒敦賀9:37(大阪⇒敦賀4500円)
*復路
・敦賀駅17:00(北陸本線・近江今津行き)⇒近江今津駅17:36
近江今津駅17:43(湖西線・京都行き)⇒京都駅18:51
京都駅18:59(京都線新快速・網干行き)⇒大阪駅19:28
・敦賀駅17:41(特急サンダーバード36号大阪行き)⇒京都駅18:38⇒大阪駅19:07
日本生態学会近畿地区会では,本会の目的である生態学の進歩と普及を図るために,近畿地区会員が主催する,生態学会員および一 般市民を対象とした生態学関連の集会をサポートしています.つきましては,以下の要領で集会を公募いたしますので,奮ってご応募ください.
1. 対象
生態学や自然保護をテーマとした以下のような幅広い形式の集会を対象とします.いずれの集会でも,近畿地区会員以外の講演者を招へいすることが可能です.
・シンポジウム,研究集会
・自然観察会(近畿地区に特徴的な自然や,保全すべき自然の紹介など)
・生態学に必要な技法(統計解析,系統解析など)の普及を目的としたワークショップ
・野外調査法の普及を目的とした実習
・アウトリーチとしての一般向け講演会,観察会,サイエンスカフェ
以上の他にも,新しいアイディアによる集会の提案を歓迎いたします.
2. 応募資格と条件
応募者は主催に直接関わる近畿地区会員に限ります.
日本生態学会近畿地区会との共催とし,案内や配布物にはその旨明記してください.
3. 応募期間
今回の募集は,2013年8月(採択日以降)から2014年11月30日の間に実施するものを対象とし,2013年7月31日(水)を応募締め切りとし ます.なお,応募状況に応じて再度募集することがあります.
4. 助成額と用途
助成額は,1件あたり25万円を上限とし,少額の応募も受け付けます.採択数および助成額は2013年度予算(50万円程度)の範囲内で決定します.用途は,講演者・講師への旅費(交通費・宿泊費)と謝金(原則として外部の講師),人件費(準備・運営アルバイト料),集会に直接関わる消耗品・資料・印 刷費,会場・機器等の貸借料,広報・通信費,湯茶代(アルコール類を除く),そのほかシンポジウム等の開催に必要な適切な支出とします.開催後1ヶ月以内に,実施報告書と会計報告を領収書の写しとともに事務局に提出してください.集会に使用されなかった残金は事務局に返却してください.
5. 採択基準
本募集の趣旨に沿って,近畿地区会選考委員の合議により決定します.
6. 応募先と応募方法
日本生態学会近畿地区会事務局に,電子メールで応募してください.
様式のダウンロードはこちら
応募先・問い合わせ先:
〒520-2113 滋賀県大津市平野2-509-3
京都大学生態学研究センター
電子メール:kinki_office@ecology.kyoto-u.ac.jp (庶務:川北篤)
(送信後1週間以内に確認のメールが届かない場合には,もとのメールを添付して再度送信してください.)
6月15日(土)に大阪府立大学で行われました今年度第1回例会において,以下の2名のご発表に対して奨励賞を授与することが 決まりましたのでお知らせします.奨励賞は,例会で行われた発表の中から,若手研究者の特に優れた発表に対して授与されます.
「小笠原・乾性低木林における樹木の乾燥ストレス耐性とその生理機構」
奥野匡哉・才木真太朗(京大生態研)・吉村謙一(森林総研)・中野隆志(山梨県 環境科学研究所)・矢崎健一(森林総研)・石田厚(京大生態研)
授賞理由:小笠原の乾性低木林における樹木の乾燥ストレス耐性の種間差が,従来考えられてきたような材密度の違いではなく,乾燥ストレス後に道管に水を再 充填する能力の違いによって説明できることを,豊富なデータとともに示した。用いた手法についてより丁寧な説明を心がければさらに質の高い発表となったで あろう。
「三次元マッピング法による高木上の着生植物のバイオマス推定と空間分布解析」
中西晃(京大院農)・Witchaphart Sungpalee・Kriangsak Sri-ngernyuang(Maejo大学)・神崎護(京大院農)
授賞理由:熱帯山地雲霧林の高木上に発達した着生植物群集のバイオマスと空間構造を,三次元マッピングという手法を導入して詳細に明らかにした新しい研究 である。着生植物群集が樹木の成長とともにどのように成立していくのかを理解する上で重要な研究となるであろう。異なる樹種との比較など,今後の研究の発 展を期待したい。
今年度の総会、および第1回例会を下記の通り開催いたします.皆様のご参加をお待ちしています.
日時:2013年6月15日(土)13:00~
場所:大阪府立大学中百舌鳥キャンパス学術交流会館 多目的ホール
http://www.osakafu-u.ac.jp/info/campus/nakamozu_zoom.html
<総会>(13:00-13:20)
審議事項
1)2013年度事業計画について
2)2012年度会計報告と2013年度会計予算案について
3)日本生態学会法人化にともなう地区会の対応について
4)その他
報告事項
1)福井県敦賀市中池見湿地の保全に関する要望書について
2)その他
<第15回奨励賞授賞式>(13:20?13:30)
西田圭佑・半場祐子(京都工繊大院)「シダ植物の葉の内部構造が光合成機能に及ぼす影響」
小山耕平・奥野匡哉・才木真太朗・石田厚(京大生態研)「樹木における末端枝の太さ?フラクタルと対数正規分布をつなぐ」
<研究発表>(13:30-16:00)
各20分(15分+質疑応答5分)
(1) 藤井俊夫(人と自然の博物館)・長谷川匡弘(大阪市立自然史博物館)・プロジェクトU植物班(大阪市立自然史博物館)「都市にハマツメクサが侵入??アン ケート調査依頼?」
(2) 堀田崇・幸田正典(大阪市大・院理・生物地球)「魚類における認知能力と社会性の関係」
(3) 奥野匡哉・才木真太朗(京大生態研)・吉村謙一(森林総研)・中野隆志(山梨県環境科学研究所)・矢崎健一(森林総研)・石田厚(京大生態研)「小笠原・ 乾性低木林における樹木の乾燥ストレス耐性とその生理機構」
(4) 鈴木真裕・平井規央・石井実(大阪府大・生環・昆虫)「水生昆虫群集の初期遷移パターンに関する研究」
(休憩)
(5) 中西晃(京大院農)・Witchaphart Sungpalee・Kriangsak
Sri-ngernyuang(Maejo大学)・神崎護(京大院農)「三次元マッピング法による高木上の着生植物のバイオマス推定と空間分布解析」
(6) 才木真太朗・奥野匡哉(京大生態研)・吉村謙一・矢崎健一(森林総研)・中野隆志(山梨県環境科学研究所)・石田厚(京大生態研)「乾燥勾配に沿ったテリ ハハマボウの乾燥適応:形態的特性と生理特性の変化」
(7) 森大喜・太田誠一(京大院農)・石塚成宏(森林総研)・根田遼太(京大院農)・Wicaksono Agus・Heriyanto Joko・Arisman Hardjono(MHP)「リン施用はAcacia mangium植林地土壌からのN2O放出を抑制できるのか?」
亀岡市アユモドキ等希少生物での球技場建設問題で、自然保護専門委員会では地区会委員会の承認を得て意見書を提出しました。
<意見書の内容>
平成25年3月12日付で日本生態学会近畿地区会自然保護専門委員会から提出した「京都府亀岡市のアユモドキ等生息地における専用球技場建設に関する緊急要請」に対する亀岡市と京都府の回答は、大変に杜撰なものでした。アユモドキ等希少生物の分布・生態調査などの現況調査は少し行なっているものの、未だ影響予測調査を行なっていない現状で、「球技場を含む公園の位置と面積を決定しても生物の保全に影響を与えるものではない」というようなものでした。そこで、当委員会からの質問に対する適切な回答になっていないこと等を記し、ともあれ、一旦都市計画決定手続きを中断して、詳細な現況調査と影響予測調査を行い、行政、市民、地元住民、専門家を交えて議論する場を設けるよう改めて要望しました。詳細は以下のリンクをご覧ください。
「亀岡市回答と当委員会意見書」はこちら
「京都府回答と当委員会意見書」はこちら
京都府亀岡市のアユモドキ生息地にサッカー専用球技場の建設が予定されていることに対し、日本生態学会近畿地区会自然保護専門 委員会では、京都府知事と亀岡市長に対し、球技場建設計画を白紙に戻し、アユモドキ等希少水生生物の保全を目的とした科学的調査を行うことを求める緊急要 請文を提出しました。
要請文の全文はこちら