水産科学未来人材育成館

令和年3月6日()更新 水産科学未来人材育成館の完成記念式典及び開館予定について

 「水産科学未来人材育成館」の完成記念式典及び開館の予定が決定しました。

■完成記念式典及び開館について

 完成記念式典を令和6年9月29日(日)に行います。式典に際し、「ホームカミングデー2024」や地域水産業共創センターの「学生団体 ISARIBI with 活動報告会」をあわせて実施予定です。詳細は決まり次第お知らせします。なお、開館は10月を予定しております。

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令和16日()更新 図書館の取り壊しについて

 水産科学未来人材育成館建設のため、水産学部図書館の建物の取り壊しが2月末に完了しました。令和5年度から水産科学未来人材育成館の着工予定です。


令和5年1月19日(木)更新 図書館の取り壊し状況について

 水産科学未来人材育成館建設のため、水産学部図書館の建物の取り壊しを行っております。長い期間、水産学部の学生の学業を支えた図書館は取り壊しされ、水産科学館と合築して新しい建物へと生まれ変わります。


令和4年4月8日(金)更新 水産科学未来人材育成館の建設計画案の紹介について

※現時点のイメージ図であり、変更の可能性があります。

 3階建てで建設を予定している水産科学未来人材育成館について階ごとの計画を紹介します。(※現時点での計画で、変更の可能性があります)

1階:交流・情報発信

・フルタイム・アクティブ・ラーニング・スペース(FLAS)

函館キャンパスで開催される様々なイベントスペース

・マリン・メディア・ラボ(ウェット)(MML-W)

函館キャンパスの研究・教育をリアルに見せるウェットラボ

・ひかりのラウンジ

光が差し込むラウンジスペース

2階:図書館

・開架閲覧室

明るく風通しの良い閲覧環境とし、開かれた空間へ

・書庫

約16万冊の蔵書を予定

3階:博物館・アーカイブ

・博物館(展示室・収蔵展示室)

開けた空間でバックヤードも見れる鑑賞経路も

・マリン・メディア・ラボ(ドライ)(MML-D)

デジタルコンテンツ作業場

・マリン・メディア・ラボ(オープン)(MML-O)

自由な交流、ブレーンストーミング等を促進するスペース

・展望バルコニー

海・函館山を望むバルコニー

老朽化した水産学部図書館と水産科学館(旧水産資料館)を合築し

「水産科学未来人材育成館」を新営(令和4~5年度重点支援)

 函館キャンパスの図書館は水産学部の学生の研究教育に欠かすことのできない施設ですが、築49年を経過しており、現在の基準に照らすと機能性などで不十分なものとなっているのが現状です。

 一方、水産科学館(旧水産資料館、平成19年改称)は日本の水産学・水産科学の隆盛を語り継ぐ重要施設であり、学生の研究教育に活用される貴重資料を多数所蔵しておりますが、本館は築64年を迎え老朽化が進んでおり、大地震発生時に倒壊する危険性が高く、平成27年から入館を停止し、現在は別館のみを開館しています。そのため、従来の博物館としての機能がほぼ半減している状況が続いております。

◇図書館(床が剥がれています)

水産科学館本館(現在立入禁止)

◇現水産学部図書館の場所に新築

 このような両施設の問題を抜本的に解決するため、水産学部は総合博物館と協力し、水産科学館Museum)と図書館(Library)の機能を融合・連携させ、さらに図書・博物資料の先進的アーカイブ(Archive)機能を備えたMLA連携複合施設として、「水産科学未来人材育成館」を新築する計画を進めてきました。幸い、建物につきましては新築されることが決定し、令和6年度から供用される予定ですが、新規購入すべき書架や什器などの予算が数千万円規模で不足しており、このままでは本館が持つ本来の機能を十分発揮できなくなる恐れがございます。よって、その不足分のご寄附をお願いする所存です。

 「水産科学未来人材育成館」は、図書館・博物館としての機能はもちろんのこと、夜間も利用できる教育研究環境を整えるとともに、大学と地域が自由に交流し、情報発信ができるラウンジや多目的スペースなどの空間を提供し、さらにICT技術などの活用・開発を進めるスペースや、災害時の避難場所や会議室としての機能も備えます。

 このように、これまで水産学部にはなかった多機能型の施設を新営することで、ウィズ・アフターコロナにも対応する、魅力的で効果的な教育環境を整備し、水産学部の学生や地域市民により質の高い教育などを提供することを目指しています。

期待される効果

・充実した資料とインターネット環境を有し、夜間も利用できる自習環境が整備されることで、学生が学習に集中でき、教育研究が促進されます。

・新しく充実した施設の整備によりキャンパスの魅力がアップし、学生生活の満足度が向上します。

・学術的に貴重な資料や図書類を地震や津波等の災害から守ることができます。