リカバリーカレッジ について

「リカバリーカレッジ」に関する様々な情報を集めました

リカバリーカレッジの原則

1.当事者と専門職のCo-production(共創・協働・共同制作)

2.教育モデルであること

3.誰でも参加できること


 当事者と支援者という壁を無くし、様々な立場の人がリカバリーについて共に学びあう場のことです。

 リカバリーカレッジは、2009年にイギリスで初めて行われた取り組みで、当事者、支援者だけでなく、当事者の家族も含め、いろいろな立場の人が参加しています。それぞれの立場や役割、障害があるかどうかにとらわれず、お互いに学びあう取り組みです。


キーワードは“共同創造”  

 リカバリーカレッジでは“共同創造”という言葉がキーワードになっています。精神健康の困難を経験した人と、専門職やその他誰でもが共に創り上げていくものだという意味です。リカバリーカレッジでの各講座を共有するなど、すべての過程で共に関わります

“共同創造” とは・・・❓

専門家や治療者が精神健康の困難を経験した人(当事者)に対して一方的に何かを教えたり、知識を提供するのではなく、お互いがそれぞれの専門性・経験・知恵や知識を持ちより、様々な見方や価値観が差し出されることで、共にリカバリーを創り上げていくという考え方です。

意見の相違がある場合にも、ひとつの答えに統一するなどの必要はなく、様々な視点や理論があることを受講者に提示し、自分で自分の考え方を決めていくことができるようにすることが重要です