進路概況
群馬県内の景気動向や労働環境、ならびに本校を含めた卒業生の進路選択は、地域経済の構造と強く連動しながら多様化・高度化を見せています。
労働環境と求人状況
群馬県内の高卒求人倍率は 4.20 倍 に達し、企業の強い採用意欲を背景に深刻な「売り手市場」が続いています。特に輸送用機械や製造業を中心とする本県産業の底堅い人材需要に加え、インフラ・建設業やサービス業における人手不足が求人数を押し上げています。一方で少子化に伴う高卒求職者数の減少もあり、高卒人材の希少価値は極めて高くなっています。
進路選択の傾向と進学割合
県全体の公立高校卒業生の進路割合を見ると、大学・短大への進学率は 54.3%〜55.5% と高い水準で推移しています。専門学校等を合わせた専修・各種学校等への進学(19.0%前後) を含めると、全体の約 7〜8 割が進学を選択する状況です。一方で就職者の割合は 15〜20% 前後(全国平均の約 14% に比べるとやや高め) で推移しており、進学志向の高まりとともに就職者の絶対数は抑制される傾向にあります。
本校における進路動向
こうした地域動向を反映し、本校の令和7年度卒業生(合計269名) においても、大学141名・短大6名・専門各種41名 と進学者が約 7 割を占めています。一方で 就職者(77名) に対しても良好な採用環境が提供されています。就職先としては、地元ものづくり産業を支える製造業(SUBARU、Astemo など) や大手インフラ(東京電力グループ、JR東日本 など)、金融機関(群馬銀行 など)、公務員(警察・消防・役所 など) と多岐にわたり、県内就職を軸とした手厚いキャリア形成が実現しています。