奈良県立宇陀高等学校における令和６年度入学生の生徒使用端末について

令和６年３月５日  

BYOD とは『Bring Your Own Device』の略で、個人が所有する情報端末（スマートフォンではない、キーボード付きタブレットもしくはモバイル PC）を学校へ持ち込み、教育活動において活用することを指します。本校では以前より情報教室での学習を行ってきましたが、普通教室でも情報端末を活用した授業を展開するため、１人１台端末を用意していただきたいと考えています。

▶普通科、こども・福祉科では　ChromeOS　を搭載した端末を推奨します。

【ChromeOSの推奨理由】

・教育用に開発された端末で安価で入手することが可能である。

・すでに小・中学校で導入している自治体が多く、活用の継続性があること。

・Google Workspaceを活用し、社会で求められる文書作成やデータ分析、プレゼンテーション活用能力などの育成に最大限の効果を発揮できるため。

▶情報科学科では　WindowsOS　を搭載した 端末を推奨します。

【WindowsOSの推奨理由】

・情報科学科の授業では Excel や Word などの Microsoft Office のソフトを利用することが多い。他の OS のパソコンではそれらのソフトが十分に利用できず、自学自習が困難となるため。

・日本国内でのシェア率が高く、就職先や進学先で今後扱う可能性が高い OS であるため。

・検定に向けて、Microsoft Office のソフトを利用するため。

・Google Workspace for Education 内のサービス利用

なかでも『Classroom』を利用して、学校やクラスからの連絡や資料配付、授業における単元テストや小テストを実施します。

・ロイロノートを使用した授業の実施や課題提出（SSシート※※・アンケート作成＆集計など）

・HRや課題研究・総合的な探究の時間など（探究活動）を行う際のインターネット接続による情報収集

・各授業におけるレポート作成や、プレゼンテーション活動

（・Microsoft OfficeやAdobeのソフトウェアについては、本校ではWindowsOSを搭載した情報教室が２室あり、各授業において活用の指導を行っています。

※※SSシート・・・HRでの連絡事項を記入したり、日々の目標を立てたり、気づきや感想をコメントしたりするシートです。

SSシートの取組の実際の様子

・必ず新しい端末を購入する必要がありますか？

→既にお持ちの端末があれば、必ずしも新しい端末を購入する必要はありません。

・どれぐらいのスペックの物を、いつまでに買えば良いですか？

→現在端末をお持ちで無い場合、本校よりの合格者説明会後で大丈夫です。本校が例示したスペックをもとに、ご自身に必要なスペックの端末をご購入ください。本校では、個人端末を使った動画編集ソフトや画像編集ソフトの利用は想定していないため、必ずしもCPU スペックが高い機種を購入することはありません。キーボードがあり、インターネットに繋がれば基本的に問題ありません。ただ、卒業後の使用を視野にいれた場合や、教育活動において一挙一動をストレスなくスムーズに行いたい場合は CPU やメインメモリ等のスペックが高い端末を選んでください。

・学校に個人の端末を置いておくことは可能ですか？

→毎日持って帰っていただきます。そのため、重量や耐久性を重視して端末を選ぶことをおすすめします。

・端末の貸出を希望することはできますか？

→対象は住民税非課税世帯であるか生活保護受給世帯であることが条件です。その際は、県立高校学習用コンピュータ等貸出申請書(様式１)[ 65 KB pdfファイル]を提出し、審査を受け、許可が降りると県立高校学習用コンピュータ等借用証書(様式２)[ 52 KB pdfファイル]を提出していただきます。

参考資料：県立高校学習用コンピュータ及び電源ケーブル等の使用に係る留意事項[ 118 KB pdfファイル]

（参考）高校教育係ホームページ　（奈良県立高等学校における生徒使用端末の仕様について）

※カメラ機能の「アウトカメラ」について、本校では特に必要ではありません。

※リンク先の推奨スペックに関してはあくまでも参考程度のものであり、必ずしも満たしていなければならない訳ではございません。