2025年06月02日
修学旅行1日目5/26(月)、東京スカイツリーに行くと、ロビーのあちらこちらに名探偵コナンの掲示物があるのに驚きました。名探偵コナン×東京スカイツリーコラボレーションイベント『煌めきの青天塔』をやっていました。このイベントは、劇場版最新作「隻眼の残像(フラッシュバック)」に合わせて開催されているようです。まず、1階「SKY TREE SPACE」名探偵コナンプラザ東京スカイツリー会場へ入りました。コナングッズがたくさんあり、多くの人で賑わっていました。そして、「展望シャトル」に乗り、展望デッキ フロア350へ行くと、名探偵コナンのフォトスポットや展示物がありました。「W1SH RIBBON」モニュメントでは、願い事を書いたリボンを結びました。そして、フロア445~フロア450へと続く『展望回廊』は名探偵コナンの世界に包まれたギャラリーです。左はコナン、右は景色と同時に楽しめました。クイズスタンプラリーにも挑戦しました。東京スカイツリーは名探偵コナンで埋め尽くされていました。
2025年06月03日
昨日6/2(月)に全校朝会があり、2つの話がありました。一つは、総合的な学習の時間担当から本年度のボランティア活動についての説明がありました。これまでと違い、本校生徒に協力依頼したいことをインスタグラムで公募し、数点依頼があり、校外学習(大阪・関西万博)以降で進めていくということです。まずはかき氷の新メニュー開発をしていきます。職場体験学習や進路学習との絡みもあり、一部、学年で違う動きをすることもありますが、基本的に全校体制で総合的な学習の時間の活動を行います。二つ目は、養護教諭から熱中症対策についての話です。健康観察表が配られ、6月からは毎日、朝の会で健康観察を実施し、体育の授業前、部活動前に担当先生に提出します。チェック項目を自覚しながら行動してほしいとの話でした。全校朝会終了後、1限目は全校体育です。生徒は、早速、健康観察表を記入し、体育の先生に提出しました。整備されたグラウンドに出て、爽やかな天候の中、50m走とハンドボール投げを実施しました。
2025年06月04日
6/2(月)、音楽室及び体育館にて吉野消防署のみなさんにご指導をいただき、救命救急講習を実施しました。始めに、事故が発生したときの初期対応の大切さ、救急隊員が到着するまでの間に適切な処置を施すことにより多くの人命が救助できること、心配蘇生におけるAEDの有用性や使用手順、人工呼吸と胸骨圧迫の方法、命のバトンを繋ぐ一員になり得ることなど、丁寧な講義がありました。講義のあとには、班に分かれて、人形を使った心肺蘇生法やAEDの実践練習を行いました。いざ、処置が必要な人を目の前にしたときに、自分に何かできるのか、実際に行動できるかは 大人であっても難しいとは思いますが、心臓マッサージをすることで助かる可能性が高まり、AED を使用することでさらに高まることを知った生徒たちは、救急車が到着するまでの措置が大切で あることを知りました。 講習に取り組む生徒たちの真剣な様子から、救急救命士さんから託された願いをしっかりと受けとめたことが分かりました。
2025年06月05日
校門前の植え込みの中にサツキがきれいに咲いていますが、その中にドクダミが顔を出しているものがありました。ドクダミはドクダミ科の植物で少し特有の臭気があります。白い4枚の花びらのように見えるものは花びらではなく「苞(ほう)」と言います。花びらはがくはありません。花は真ん中の黄色の穂の部分で、よく見るとたくさんの花が集まってできていることがわかります。ドクダミは、さまざまな作用や薬効が期待できることから、10種の薬にも相当するということで、古来から「十薬(じゅうやく)」と呼ばれてきました。においが独特なので毒があるのではないかと言われますが、薬用植物(薬として使われる植物)で、逆に毒に効きます。まさに「良薬は口に苦し」です。毒に効果があるという意味で、「毒矯み(どくだみ)」=「毒を抑える」が名前の由来と言われていますが、生のドクダミには特有のにおいがあるので、毒でも入っているのではないかと「毒溜め」の名から変化したのが由来とも言われています。
2025年06月06日
毎年、6月4日〜10日は「歯と口の健康週間」です。この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的としています。本年度の重点目標は「心と体を支える歯と口の健康づくり ~生涯にわたる口腔健康管理の推進~ 」です。乳幼児期から高齢期まですべてのライフステージにおける歯と口の健康に関する正しい知識を啓発するとともに、適切なセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアを推進することが、健やかな心と体を育むために重要であると捉えています。また、本年度の標語は福島県の中学1年生(昨年度)が考えた「歯みがきで 丈夫な体の 基礎づくり」です。本校では、6/5(木)に歯科検診を実施しました。早期発見!早期治療!は、健康で豊かな生活を送る第一歩です。一生付き合う自分の歯を大切にしたいですね。
2025年06月09日
吉野郡中学校体育大会卓球の部が、6/7(土)に吉野運動公園体育館で行われました。男女ともに、リーグ戦で順位を決定し、トーナメントを行いました。リーグ戦は3セットマッチで、トーナメント2回戦より5セットマッチで行いました。本校生徒は日々の練習を通して、心身を鍛え、技を磨き、良き仲間と競い合いながら自らを高めてきた成果を発揮しました。(個人男子の部3位入賞等)試合が終わり、閉会式後は交流戦を行いました。この日は、吉野運動公園で野球の部も行われ、朝から駐車場はいっぱいでした。また、これらの競技以外にも吉野さくら学園で水泳の部、大淀中学校でバレーボールの部、黒滝村農林トレーニングセンターでバドミントンの部が行われました。本大会は、吉野郡内の中学生の心身の健やかな発育・発達、体力の保持増進、生徒相互の交流を目的として実施しています。本校生徒も他校の生徒と卓球や試合について語り合って、交流を深めている場面も見られました。今度は陸上部もがんばってくれることと思います。
2025年06月10日
昨日6/9(月)、近畿地方が梅雨入りしたもようと気象庁が発表しました。6/8(日)は東吉野村の鮎釣り解禁日でした。解禁日に先立ち、4/11(金)と5/7(水)の二日間、村内各地の河川に、和歌山県産の鮎の稚魚が放流されました。解禁後にも放流が予定されていて、合計およそ1800㎏もの鮎が放流される予定だそうです。役場下の河川では、5/7(水)に本村の児童・園児らが自然体験学習の一環として放流体験を行いました。これから本校下の河川でも、梅雨の晴れ間を狙って鮎釣りを楽しむ人の姿が見られることと思います。本村では、以前は鮎の解禁日がくると、家庭で、柿の葉寿司や朴の葉寿司を作っていたようです。鮎料理と言えば定番の塩焼きがあります。おいしいですよね。釣りたての鮎は最高だと思います。鮎料理は、東吉野村教育委員会が発行・販売している「ふるさとの味-東吉野村-」で、アユの塩焼き、アユの味噌煮、アユのにら焼き、アユのなんばん漬、アユのうるか味噌、アユ御飯、アユ雑炊のレシピが紹介されています。
2025年06月11日
憂鬱な梅雨の季節を美しく彩るアジサイが咲き始めました。アジサイは古くから日本で愛されてきたお花で、大ぶりの花付きに、青・紫・ピンク・赤・白などさまざまな花色で目を楽しませてくれます。花に見える部分は、実際はガクで、そもそも日本原産の質素なガクアジサイが、西洋に渡り、改良され、逆輸入されて、華やかに見える種類が誕生したようです。紫陽花(アジサイ)」は夏の季語ですが、夏の中でも「梅雨」をイメージする花です。季語の「七変化(しちへんげ)」はアジサイを指します。アジサイは植えられている土壌の酸性度によって色が変わります。土壌が酸性だと青色、アルカリ性だとピンク色のアジサイになります。(品種によってそうならないアジサイもある)リトマス試験紙とは逆の色になります。アジサイは、園芸品種品を含めると、2000とも、3000ともいわれるくらいの種類があるそうです。花言葉も「移り気」「辛抱強さ」「浮気」「無常」などがあり、その時の花の色によっても変わるようです。
2025年06月12日
本日6/12(木)、人権擁護委員の方に来校いただき、人権出前授業がありました。人権擁護委員の方の紹介後、DVD「あなたは大丈夫?考えよう!デートDV」を視聴しました。デートDVは、大人だけでなく中学生や高校生といった若者にとっても、非常に身近で深刻な問題です。パートナー間の日常的なやり取りが、場合によっては、犯罪に当たる又は犯罪に発展する可能性のある行為となることもあります。その場合、暴力を受けたその被害者は心身に大きな傷を受けることとなります。また、デートDVは被害者が、一人で抱え込んでしまうケースが多く、当人同士だけでは解決することが困難な問題であるといえます。若者がデートDVに関する正しい知識を身に付け、被害者にも加害者にもならずに、パートナーと対等な関係を築いていくためにはどうすればよいかを考える機会となりました。DVD視聴後、人権擁護委員の方からお話があり、啓発物品のプレゼントをいただきました。その後、生徒は振り返りをし、感想文を書きました。
2025年06月13日
本日6/13(金)、校外学習(全校)で「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げる大阪・関西万博に行ってきました。予約していたオーストラリア館では、パビリオンのテーマ「Chasing the Sun ― 太陽の大地へ」を体感し、活力や開放的な雰囲気、美しい自然を感じました。また、パビリオンの一部(シアター館の舞台の前部床材)に、東吉野村の木材が使われている河瀬直美さんプロデュースのシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater –いのちのあかし–」は、奈良(十津川村立折立中学校)と京都の廃校となった校舎を活用されていて、自然に溶け込んでいました。そして複数の国・地域が共同利用するパビリオン、コモンズ館ではB館、C館を班別行動で見学しました。大屋根リングからの素晴らしい眺めを楽しんだり、それぞれのパビリオンを体験したりと、万博をめいっぱい楽しむことができました。天気も心配されましたが、雨も降らず、過ごしやすい環境で、たくさんの学びであふれた、充実した校外学習を行うことができました。
2025年06月16日
吉野郡中学校体育大会(郡中体)陸上の部が、6/14(土)・15(日)に橿原公苑陸上競技場で行われました。先週6/7(土)は本大会卓球の部がありました。郡中体は、吉野郡内の中学生の心身の健やかな発育・発達、体力の保持増進、生徒相互の交流を目的として実施しています。郡中体陸上の部は、以前は6月の平日に、全ての吉野郡中学校が参加して、奈良県中学校総合体育大会(総体)予選として実施されていました。また、郡中体は陸上の部のみならず、他の競技の部においても同様に総体予選でした。今は、郡中体陸上の部は、奈良市以外の郡市の学校で共同大会運営された各地区(ブロック)大会として位置づけられ、吉野郡の中学校は郡中体として参加しています。本校陸上部員は、100m走に出場し、2年男子3位、2年女子3位に入賞する等、全員自己ベスト記録を更新しました。会場は、たくさんの学校の陸上部の選手や関係者、応援する観客で、いっぱいでした。次は総体です。がんばってほしいです。
2025年06月17日
少人数の本校では、生徒が他校の生徒や教員と交流することで多様な考え方に触れる機会を得るということや他校との生徒と交流することでコミュニケーション能力や協調性を養うこと等をねらいとして、学校間交流授業を行っています。6/11(木)3限目に、1年生が保健体育で学校間交流授業を行いました。健康的な生活と病気の予防「食生活と健康」の単元の授業でした。GoogleClassroomのMeetを使いオンラインで、互いの顔が見れる中で進められました。本日のめあては「健康のためには、食生活でどんなことに気をつける必要があるか考えよう!」です。互いの自己紹介後、教科書、資料、タブレット(ロイロノート)を使って授業は展開されていきます。3つのポイント(①自作できる②エネルギーや栄養素のバランスを考える③気分があがるような献立)を押さえて朝食メニューを考えて、意見交流を行いました。いつもとは違う雰囲気の中で、新鮮な気持ちで、適度な緊張感をもって授業は行われ、交流することができました。
2025年06月18日
ここ数日、奈良県内は、高気圧に覆われて梅雨の晴れ間が広がり、暑い日が続いています。今日も暑くなりそうです。気温と湿度が高いため、熱中症に注意が必要です。昨日6/17(火)は、奈良県教育委員会の学校訪問がありました。この日は、朝から雨が降っていましたが、授業が始まる頃には雨が止み、太陽が強く照りつけ、暑い日となりました。生徒は3限目に授業も見てもらいました。1年生は数学、2年生は技術、3年生は保健体育の授業でした。どの授業もみんな楽しそうに、集中して取り組んでいました。生徒のみんなが頑張っている様子を県教育委員会の方にも見てもらえたと思います。2階廊下から高見川を見ると、釣り人の姿が見えます。6/8(日)に、東吉野村の鮎釣りが解禁日となりましたが、解禁日もあいにくの雨となり、また6/9(月)に近畿地方が梅雨入りに入り、雨が続いていました。ここにきて梅雨の晴れ間に釣り客が増えてきました。今週金曜日6/20からは、いよいよプールの授業が始まります。
2025年06月19日
梅雨が始まるころになると、村内のいたるところで、樹々の緑の中に白い葉が目立ち始めます。ところどころに白い葉が混じり、花かと見間違えるくらいです。不思議なことに、この白色が真夏になると再び緑色に戻ります。マタタビという蔓性の植物です。旅人がマタタビの実を食べたことで、「また旅」を続けられたという言い伝えから、名付けられたという説があります。マタタビの花は控えめで、目立ちませんが、目立つのは、白く変色した葉っぱです。葉が白くなるメカニズムは、葉の表皮と葉肉との間に空気が入るためと言われ、真夏になって再び葉が緑色に戻るのは、葉の表皮と葉肉の間にあった空気が抜けて密着するか、水分が充填されるなどして光の透過性が高くなるためだと言われています。非常に好きなもののたとえとして「猫にマタタビ」という諺がありますが、マタタビの実の中に含まれている成分が、発情期のネコの尿に似た臭いを発し、これがネコの脳の中枢神経を刺激し、軽い麻痺状態にさせるものだそうです。
2025年06月20日
昨日6/19(木)、俳句教室を実施しました。講師は水野露草先生です。先生は、四季折々の美しい自然や、そこに住む人々の素朴な生活をテーマに俳句を創られている俳人で、朝日新聞「大和俳壇」選者です。講義では、俳句のきまり・作り方(①五音・七音・五音のリズムであること②音の数え方③季節を表す言葉(季語)を入れること④季語は一つだけ入れること⑤五感(目・手・鼻・口・耳)を大事にして、実際に自分の生活の中で経験したことや発見したことを言葉で表現すること)を学びました。講義後、校舎外に出て、自然を感じ、俳句を作りました。先生から生徒へのメッセージは「命を大切にしてほしい。一人一人命がある。蝶もトンボもカエルも、草花も、命を持っている。誰も一人では生きていけない。植物、生き物、家庭、友達、全部、支え合って生きている。俳句を通じて命の大切さを分かってほしい」です。最後に、水野先生とみんなで記念写真を撮って終了しました。俳句作りのひとときを、生徒は心豊かに過ごしました。
2025年06月23日
6月になり、学校周辺にまた新しい景色が見られるようになりました。白い花が咲いています。初夏から本格的な夏への橋渡しの季節、梅雨の季節に咲く花、ホタルブクロという花です。ホタルブクロは、アジサイとともに6月を代表する花で、キキョウ科ホタルブクロ属の多年草です。日当たりのよい丘陵地や土手、道端などに自生し、草丈は30~80㎝。初夏から夏にかけ、4~5㎝の釣り鐘型の白あるいは赤紫の花を複数個、縦一列につけます。その和名の由来は、子どもたちが蛍を捕らえて釣鐘のような花の中に入れて遊んだから「蛍袋」という説や、ぶら下がって咲く花の姿が「ちょうちん」のようだから「火垂る袋」という説など名の由来が幾つもあるようです。花言葉は「忠実」「正義」「貞節」「愛らしさ」など、非常に誠実な意味を持つ言葉が数多く含まれています。教会の鐘を連想させる形をしていることから、「忠実」という花言葉がついたといわれています。信念を持ち続ける強さや、純粋さを象徴しているのだと思います。
2025年06月24日
学校下の高見川では、梅雨の晴れ間に鮎釣りを楽しんでいるのどかな光景が広がっています。沖縄は昨日6/23(月)、住民を巻き込んで20万人超が犠牲となった沖縄戦から80年の「慰霊の日」を迎えました。沖縄県では沖縄戦が終了したとされる1945年6月23日を尊び「慰霊の日」として条例で定め、正午に南の方角に向かって黙祷をし、戦没者の霊を慰めると共に世界の恒久平和を願い、祈りを捧げます。激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では、沖縄全戦没者追悼式が営まれました。この式典で、毎年、沖縄の子どもたちが「平和の詩」を読み上げます。今年の式典では豊見城市立伊良波小学校6年生の城間一歩輝さんが「おばあちゃんの歌」と題した「平和の詩」を朗読しました。おばあちゃんから聞いた沖縄戦のことを伝え続け、つないでくれた命を大切に、一生懸命生きていきたいという思いが感じ取れました。戦火が拡大・激化している世界に再び平和を呼び戻すために、何ができるのか考えていかなければなりません。
2025年06月25日
6/23(月)の給食献立は、麦ご飯、豚の角煮、にんじんシリシリ、アーサ汁、カットパイン、牛乳ということで沖縄料理でした。沖縄慰霊の日に合わせて、この日の給食は沖縄料理ということでした。豚の角煮は、沖縄では「ラフテー」とも呼ばれて人気の沖縄料理のひとつです。「ラフテー」は豚の皮付き三枚肉を泡盛や醤油、砂糖などで甘辛く煮込んだ角煮です。にんじんシリシリは、にんじんをすりおろすときの「すりすり」という音が沖縄の方言で「しりしりー」ということから、この名前になったそうです。にんじんシリシリは、日常的な家庭料理として沖縄県全域で食されています。アーサ汁は、「アーサ」とは沖縄の方言で「あおさ」のことらしいです。「あおさ」の美味しさが味わえる沖縄では定番の逸品です。カットパインは沖縄県の特産物であるパインアップルで、生産量は日本一で、全国シェア99%を占めます。温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれ、独特の甘みとジューシーさが特徴です。沖縄料理をおいしくいただきました。
2025年06月26日
21日は二十四節気の一つ、夏至でした。夏至が過ぎるといよいよ本格的な夏の到来です。 これから暑さは日に日に増していきます。6/20(金)、本年度第1回目の水泳の授業でした。2時間目の授業が終わると、生徒は水着、水泳キャップ、ゴーグル、サンダル、タオルをかばんに入れて、玄関前のピロティに集合しました。全校生徒は、車で東吉野小学校へと移動しました。本校の体育での水泳指導については本校のプールの劣化が進んでいるため、昨年度から東吉野小学校のプールをお借りして行っています。午後は小学校がプールを使用するので、午前の3・4限目に中学校の水泳の授業を入れています。小学校のプールに到着し、更衣室で水着に着替えて、プールサイドに移動しました。シャワーを浴び、準備体操を行い、プールに入りました。みんな気持ちよさそうです。楽しい水泳の時間は過ぎていきました。4限目も終わりに近づき、更衣を終えて、バスで中学校に戻りました。水泳の後の給食は、よりおいしくいただけたようです。
2025年06月27日
昨日6/26(木)は、本村に雷注意報が出ていて、午後から雨となり、雷も響き渡る場面もありました。6/26は雷記念日で、平安時代だった930年のこの日、日照りが続いていて、雨ごいの儀式を行うかどうか平安京の清涼殿で会議を行っていたところ、落雷があり、時の大納言・藤原清貴をはじめ、朝廷の要人に多くの死傷者が出ました。それを目撃した醍醐天皇も体調を崩し、3ヶ月後に崩御しました。この事件を目撃した人々は、藤原時平の政治的な策略によって太宰府に左遷され亡くなった菅原道真の祟りだと信じ、恐れおののきました。人々は彼を手厚く祀って怒りを鎮めることとし、947年、菅原道真は北野社に天神(雷神)として祀られることになりました。全国にある天満宮では、学者として大変優秀だった道真が「学問の神様」として祀られています。現在では、どのような原理で雷が発生するのか解明されていますが、当時は雷といえば 神秘的な現象であり、神様が怒っているときに雷が落ちると考えられていたそうです。
2025年06月30日
学校前の道端に黄色い梅の実がたくさん落ちていました。梅が収穫される6~7月頃は、日本では雨が多い「つゆ」の季節です。つゆが「梅雨(ばいう)」と書かれるのは中国が由来で、梅の実がちょうど熟す頃の雨だからといわれています。もともとカビ(黴)が生えやすい時期のため「黴雨(ばいう)」だったものの、読みが同じで季節的にも合っていた「梅」の字が当てられたという説もあります。また、日本で梅雨と書いて「つゆ」と読むのは、熟した梅の実が潰える時期なので「潰(つい)ゆ」が転じた、雨の「露」から転じたなど諸説あり、具体的にはよくわかっていないようです。6/27(金)に気象庁は近畿含め西日本各地が梅雨明けしたとみられると発表しました。青い梅の実は黄熟して落ちて、樹の下は美しい黄色の点描のようになります。梅が中国大陸から伝わり、国内での栽培が普及していく様子は、 稲作が広まってゆくのとほぼ同じらしいです。当時の人々も花の美しさと香りのよさに魅了されたことでしょう。