2024年06月03日
6月に入りましたが、5月の最終の給食に「ししゃもの新茶揚げ」が出ました。5月は新茶の季節です。茶は日本に中国から3回にわたって伝えられました。最初は平安時代に唐から茶を煮だして飲む方法、2度目は鎌倉時代に宋から抹茶に湯を注いで飲む方法、3度目は江戸時代に明から茶を湯に浸し、そのエキスを飲む方法が伝えられました。東吉野村では涼しい気候を利用して茶葉がつくられていて、村の美しい自然の中で育ったお茶は、品質が高く、村を代表する特産品です。新芽の時から太陽の光をたっぷり浴び栄養を蓄えた茶葉を、摘み取ってすぐ発酵を止め、蒸してつくられたものを煎茶といいます。鮮やかな緑色と、爽やかな香りが特徴で、煎茶をさらに炒ったものが焙じ茶です。渋みが少なく、口当たりが柔らかく、5月15日の給食では「焙じ茶プリン」で登場しました。「ししゃもの新茶揚げ」は、本村の煎茶を使用していて、粉末煎茶を天ぷらの衣に加えたもので、ほのかなお茶の香りは心を癒してくれます。おいしくいただきました。
2024年06月04日
昨日、「川口好彦教育文化基金」管理委員会から会長はじめ事務局の方々が来校され、目録贈呈式があり、目録が会長から学校長に手渡されました。川口好彦文化基金は、1970年代の中頃、旧四郷中学校で教えられておられた川口好彦先生のご遺族の方から寄付で創設されました。先生は四郷中学校時代の教育に強い思い入れをもっておられました。ご遺族の方から、川口先生の教育に寄せる熱い思いと感謝を伝えたい、地方(へき地)で人が育ち、組織団体が育つ活動をされている方々に役立ててほしいという願いがあり、設立されました。今回、「川口好彦教育文化基金」活用募集に応募し、本校の取組計画に対し、「川口好彦教育文化基金」から補助金を活用できるようになりました。会長さんからは、川口好彦先生の教育に寄せる強い思いやご遺族の方の願いを聞かせていただきました。今回、この事業を通して、川口好彦先生の思いを生かし、また伝え、東吉野村の子どもたちの教育や文化のために教育活動を進めていこうと思いました。
2024年06月05日
毎年、6月4日〜10日は「歯と口の健康週間」です。この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的としています。毎年、児童・生徒から標語を「歯・口の健康啓発標語コンクール」で募集して決めているようです。本年度の標語は和歌山県の中学2年生が考えた「歯を見せて 笑える今を 未来にも」です。8020運動というものがありますが、8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動」は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。いくつになっても健康で笑顔でいられたら素敵ですね。本校では、6月13日(木)に歯科検診を予定しています。早期発見!早期治療!は、健康で豊かな生活を送る第一歩です。一生付き合う自分の歯を大切にしたいですね。
2024年06月06日
1・2年生は大阪へ校外学習に行きました。近鉄榛原駅からは電車で移動します。2班に分かれ、総合的な学習の時間に、自分たちで、行き先や利用交通機関を計画立案し、取り組んできました。生徒は、見学地リスト等をもとに、班活動出発地点のNHK大阪からの見学地を決めました。見学地リストやインターネットを用いて、見学地や活通手段を調べ、交通機関の乗り継ぎや行動日程、必要経費などの計画を立てました。オリエンテーションでは、公共マナー、非常時対応の確認をしました。本日は、天候にも恵まれました。最初の見学地、NHK大阪は全員で見学しました。その後、班別行動となりました。1班の目標は「大阪の歴史を知り、大阪を楽しもう」、2班の目標は「万博の歴史について触れ、動物とふれあい詳しくなる」です。1班は、大阪城、梅田スカイビル、2班は万博公園、ニフレルを見学しました。班別行動を通して、相互に協力し合うとともに親睦を深めることができました。後日、体験したことを報告・発表する機会があります。
2024年06月07日
校門前の花壇に咲いているサツキの花も終わりに近づきましたが、サツキの花の横に、白い可愛らしい花が咲いています。理科の先生に尋ねるとドクダミという花だということです。ドクダミという名前を聞き、何か毒が入っているのかと思いきや、名前の由来は、その独特の臭気から「毒溜め」と呼ばれ、それが転じてドクダミに変化したとも、毒を消す「毒矯み」から転じたとも言われているようです。少し前になりますが、連続テレビ小説『らんまん』第6週のサブタイトルは「ドクダミ」でした。ドクダミは生命力がすごくて、放っておくと群生します。日本では昔から薬草としてなじみ深く、純白の花と濃い緑の葉とのコントラストが鮮やかです。ドラマでは日が当たらない長屋に咲く姿を見た主人公の万太郎が、「恵まれない環境でも元気に咲いて嬉しくなる」と愛おしむシーンがありました。植物学者の牧野富太郎博士も好きだった花のようです。ドクダミの純白の花が、梅雨どきの蒸し暑さに涼しさを与えてくれます。
2024年06月10日
吉野郡中学校体育大会が、6月8日に吉野運動公園で、卓球の部、野球の部、吉野さくら学園で、水泳の部、バレーボールの部、黒滝村農林トレーニングセンターで、バドミントンの部、6月8日・9日に橿原公苑陸上競技場で、陸上の部が行われました。本大会は、吉野郡内の中学生の心身の健やかな発育・発達、体力の保持増進、生徒相互の交流を目的として実施しています。本校は、卓球の部と陸上の部に出場しました。卓球の部では、リーグ戦を行い、決定した順位に基づき、トーナメントを行いました。(個人男子の部で優勝、3位2人)陸上の部では、本校は100m走(1・3年男子優勝、2年女子2位)、200m走(3年男子優勝)、円盤投(女子優勝)に出場しました。両部員ともよくがんばり、素晴らしい結果となりました。日々の練習を通して、心身を鍛え、技を磨き、良き仲間と競い合いながら自らを高めてきた成果です。指導いただいた先生や保護者、応援してくださる方々への感謝の気持ちを大切にしてほしいです。
2024年06月11日
俳句教室を実施しました。講師は木割大雄先生です。生徒は、小学生のときからご指導いただいています。学校の下にある河川敷におり、俳句づくりの材料を探した後、学校に戻り、視聴覚室で俳句教室です。先生は、野外に出て体験したり触ったり遊んだりすることからのびのびと表現することを大切にされていて、俳句を通じて好きなものを見つけ、個性を発見してもらいたいという思いをもっておられます。先生は、「言葉には『話し言葉』と『書き言葉』があり、大切なことは『自分の考えを書けるか』である。俳句は言葉で書く絵である。感じたことを自由に俳句にすればいい。東吉野では自然が生活の中にあふれている。思ったこと、感じたことをそのまま俳句にすればいい」とお話くださいました。生徒は、頭に浮かんだこと、感じたことを俳句にしてすらすら書いていきました。生徒が詠んだ俳句を、木割先生が一つ一つ取り上げ、感想を言いながら生徒とやりとりをしていきました。俳句作りのひとときを、生徒は心豊かに過ごしました。
2024年06月12日
6月9日(日)、東吉野村の鮎釣り解禁日でした。解禁日に先立ち、4月10(水)日と5月9日(木)の二日間、村内各地の河川に、和歌山県産の鮎の稚魚およそ1500Kgが、放流されたそうです。役場下の河川では、5月9日(木)に本村の児童・園児らが自然体験学習の一環として放流体験を行ったと聞いています。鮎釣り解禁後、本校下の河川でも、朝早くから釣り人の姿が見えます。昨日は、俳句教室で、本校下の河川敷に行きましたが、平日でも多くの釣り人がいました。本村では、以前は鮎の解禁日がくると、家庭で、柿の葉寿司や朴の葉寿司を作っていたようです。鮎料理と言えば定番の塩焼きがあります。おいしいですよね。釣りたての鮎は最高だと思います。鮎料理は、東吉野村教育委員会が発行・販売している「ふるさとの味-東吉野村-」で、アユの塩焼き、アユの味噌煮、アユのにら焼き、アユのなんばん漬、アユのうるか味噌、アユ御飯、アユ雑炊のレシピが紹介されています。食べてみたいです。
2024年06月13日
本日、午後、3年生保護者対象の第1回進路説明会がありました。午前中は、3年生の学年PTA活動として親子活動(調理実習)があったので、保護者の方には朝から学校に来ていただきました。朝10時に保護者の方は学校に集まり、ハンバーガー作りの準備をし、3・4限目に生徒(3年生)と一緒に3年担当教員も交じってハンバーガー作りをしました。おいしく、そして楽しくいただくことができました。保護者の方には、事前にバンズ、具材の準備等でお世話をおかけしました。午後の保護者対象の進路説明会では、進路担当から、進路選択に向けての心構え、中学校卒業後の進路について、高校入試制度(私立高校、公立高校特色選抜、公立高校一般選抜)と合否の判定基準についての説明等がありました。ここ数日、進路担当より毎日、進路通信を出していますが、生徒に伝えている内容を、保護者の方にも同じように理解してもらうことで、学校、保護者と両輪で子どもを支えていきたいという進路担当の思いも告げられました。
2024年06月14日
真夏並みの厳しい暑い日になりました。本校では、熱中症を防止するためには、生徒が自ら体調管理等を行うことができるよう、6月1日から体育や部活動の運動前に、「健康観察カード」を基に自分の体調を確認することや、生徒同士で互いに水分補給の声かけを行うこと、体調不良を感じた場合には躊躇なく教職員に申し出ることなどについて、生徒への指導を行っています。また、本校の「熱中症危機管理マニュアル」に従って、WBGT測定器で、暑さ指数をこまめにチェックしています。WBGT指数(暑さ指数)とは、人間の熱バランスに影響の大きい気温・湿度・輻射熱(地面や建物・体から出る熱)の3つを取り入れた温度の指標で、熱中症の危険度を判断する数値です。WBGT指数は気温と同じ(°C)が単位ですが、湿度が重要な指数になっています。これは、湿度が高い場所では汗が蒸発しにくいので、身体から空気へ熱を放出しにくくなり、熱中症のリスクが高まるためです。熱中症対策が必要な時期になりました。
2024年06月17日
本日の、全校集会は盛りだくさんでした。始めに、郡中体の賞状伝達がありました。陸上部は3年男子100m走1位、3年男子200m走1位、女子円盤投1位、2年女子100m走2位、1年男子100m走1位、卓球部は個人の部で男子1位、男子3位(2名)という素晴らしい結果で、みんなで喜び合いました。次に、保健委員会から、保健委員会の活動方針「safe sports sleep ~健康は3Sから~」についてのプレゼンテーションがありました。次に、執行委員会から「あいさつ運動」についての説明があり、1学期は、相手の目を見てあいさつをしようという重点目標を発表してくれました。次に、生徒指導担当の先生から、生徒指導部だより「心の笑顔+(プラス)」についてのお話がありました。今回の生徒指導部だよりは、生徒会執行委員会とのコラボ企画で、「あいさつ」についてのことです。最後に、3年生が、1・2年生に対して熱中症対策について、WBGT指数、エアコンの使用についてのことを説明してくれました。
2024年06月18日
今日は、昨夜から続いている雨が今朝から大雨になりました。昨日から警報級の大雨になるかもしれないというニュースが出ていたため、警戒していました。四国、和歌山県北部や奈良県でも一部警報が出ている地域もあったため、警報が出ないか心配していましたが、昼には雨も上がり、通常通りの授業がありました。本日は、奈良県教育委員会の学校訪問があり、3限目に授業も見てもらいました。1年生の技術の授業は、技術室で製作実習でけがきをする授業内容でした。2・3年生の音楽の授業は、音楽室でリコーダーを用いての授業内容でした。どちらの授業もみんな楽しそうに、集中して取り組んでいました。生徒のみんなが頑張っている様子を県教委の方にも見てもらえたと思います。音楽室から高見川を見ると、川の水の量が増えていました。さすがに、今日は鮎釣りをする人はいません。明日からいよいよ水泳の授業が始まります。天気が少し心配ですが、天気予報ではいい天気になるということです。
2024年06月19日
昨日の雨とは打って変わって、今日はいい天気となりました。2時間目の授業が終わると、生徒は水着、水泳キャップ、ゴーグル、サンダル、タオルを青ナップまたはかばんに入れて、玄関前のピロティに集合しました。全校生徒が、2台の村有車に分乗して東吉野小学校へと移動しました。本年度の本校の体育での水泳指導については本校のプールの劣化が進んでいるため、東吉野小学校のプールをお借りして行います。午後は小学校がプールを使用するので、午前の3・4限目に中学校の水泳の授業を入れています。小学校のプールに到着し、更衣室で水着に着替えて、プールサイドに移動しました。シャワーを浴び、準備体操を行い、プールに入りました。今年、初めてのプールです。みんな気持ちよさそうです。楽しい水泳の時間は過ぎていきました。4限目も終わりに近づき、更衣を終えて、2台の村有車に分乗して中学校に戻りました。水泳の後の給食は、よりおいしくいただけたようです。いよいよ夏本番です。
2024年06月20日
朝から村内で、熊の目撃情報があり、安全面から部活動中止、一斉下校とし、下校指導を行いました。本日、吉野郡(東)科学教育研究会の公開授業が本校でありました。吉野郡内の理科担当の先生、本校教員が授業を参観しました。1年理科の授業で、単元「いろいろな生物とその共通点」の学習です。本時は、無脊椎動物にはどのような特徴をもったなかまがいるかを、形態的特徴から見いだし、その特徴を表現するという授業内容でした。身近な動物のアリをタブレットを使い、ロイロノート(アプリ)のカード①に描いていきました。実際にアリを観察し、気づいたことを発表していきます。NHK for school「ものすごい図鑑」を活用して、クロオオアリを自由に拡大・回転して観察していきました。生徒たちは楽しそうにタブレットを操作しています。そして、アリを再度、ロイロノートのカード②に描いていきました。最後に振り返りをして授業を終えました。生徒の表情を見ていると、効果的なICTの活用ができているようです。
2024年06月21日
昨日に続き今朝も熊の目撃情報があり、生徒に注意喚起しました。本日、人権擁護委員の方に来校いただき、人権出前教室を行いました。視聴覚室で、始めにDVDを視聴しました。内容は、「未来を拓く5つの扉 ~全国中学生人権作文コンテスト入賞作品朗読集~」です。全国中学生人権作文コンテストでは、中学生が、身の周りで起きたいろいろな出来事や自分の体験などから、人権について考えています。DVDでは、入賞作品の中から5編の作文(「本当の国際化とは」「電車内に咲いた笑顔の花」「立ち止まる」「NO!と言える強い心をもつ」「絆」)を朗読して、アニメーションやイラストで紹介しています。中学生が作文の中でつぶやいている言葉を通じて、人権について考えさせられました。DVD視聴後、人権擁護委員の方からお話があり、啓発物品のプレゼントをいただきました。その後、生徒は振り返りをし、感想文を書きました。本日の人権学習が、新しい明日への一歩につながっていってくれることと思います。
2024年06月24日
気象庁は、6月21日(金)に、近畿地方が梅雨入りしたと発表しました。一方、沖縄地方は20日(木)に梅雨明けしたようです。気象庁では速報的に「梅雨入り」「梅雨明け」の発表を行っています。あくまで予報を用いた速報であるため、平年値等の統計に用いられる確定値は、実際の天候経過を考慮して秋になってから更新されることがあるようです。梅雨明けした沖縄では、23日(日)、第2次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎え、最後の激戦地となった平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が営まれました。式典で朗読された宮古高校3年生の仲間友佑さんの詩「これから」の中で、心に響いたのは「それでも世界はまだ繰り返してる 七十九年の祈りでさえも まだ足りないというのなら それでも変わらないというのなら もっともっとこれからも 僕らが祈りを繋ぎ続けよう」というところです。平和祈念公園で、4月に平和宣言「当たり前である日常」を行った3年生も、きっと共感できるところだと思います。
2024年06月25日
本日は、東吉野村教育委員会の学校訪問があり、4限目の授業を見てもらいました。1年生は数学の授業でした。一次式の乗法の学習で、タブレットでロイロノート(アプリ)を活用して、生徒は上手に使いこなしていました。2年生は英語の授業で、「エイゴダーケ」というカードゲームをしていました。日本語のお題を英語で説明し、みんなに当ててもらうゲームで、使ってはいけないNGワードもあります。英語担任、ALTの先生、生徒2名での授業ですが、大変盛り上がっていました。3年生は社会の授業(公民)でした。東京都知事選が連日報道されていることもあり、生徒の関心も高いようです。テレビに映し出された映像を見て、学習していきました。参観後、ランチルームに入って、給食を食べてもらいました。生徒・教職員がそろって、このランチルームで楽しい給食の時間を過ごしていることをお伝えしました。ちなみに、このランチルームは平成28年の大規模改修のときに新設し、それ以来、続いています。
2024年06月26日
来月のパリ五輪開幕まで、ちょうど1ヶ月となりました。各競技で代表選考や出場権争いが大詰めを迎えています。6月23日(日)までバンコク(タイ)で開催されていたバレーボールのネーションズリーグ女子で、日本女子は同大会で初の準優勝を果たし、五輪に向けて調子を上げてきています。最近のスポーツ界から感じることは、メジャーリーガーの大谷翔平選手の活躍など、日本のアスリートの躍進が続いています。先日、元北京五輪400mリレー銀メダリストの朝原宣治さんのお話を聴く機会がありました。そのお話の中で印象的だったのは、成功するには「マインドセット」を変えることが大切だということです。「マインドセット」とは、これまでの経験や学習、先入観から作られる思考パターンや固定された考え方のことです。大谷選手のWBCでの名言「憧れるのをやめましょう」もそうですが、いろんな分野での成功者をお手本にしたマインドセットに変えていき、必ず成功するというマインドセットを見つけたいですね。
2024年06月27日
本村の農業は畑作中心であるため、そういった風景はあまり見ることはありませんが、奈良県では、6月に入り、一斉に田植えが行われて、美しい水田風景が見られます。そして、青々した稲がずいぶん生長してきました。もう6月の終わりを迎えようとしています。水田では、水分や温度、肥料の管理、病気の予防、効率を上げるための機械化などの技術を用いて、稲を育てていきます。米作りの土台となる田んぼを耕す際にはトラクタが使われ、均一かつ正確に苗を植えるために田植え機が使われます。秋には効率的に稲を収穫するためにコンバインを使い、農作業のあらゆる場面に機械が使われています。こうして、おいしいお米が作られます。稲作だけでなく、作物や家畜、水産生物、樹木などの生物を育てる技術の発展により、私たちは環境を調整しながら、豊かな生活を送ることができています。本校ではいよいよ明日から期末テストになります。しっかり、ご飯を食べて、期末テストに万全の体制で臨んでほしいと思います。
2024年06月28日
本日は、期末テスト初日となります。昨夜から雨が続いていますが、昨年12月に土砂崩れが発生した下北山村上池原の国道169号で応急対策のために整備していた仮橋について、斜面の変状を監視する体制が整ったため、今日午前5時半から交互通行による一般車両の通行が可能となりました。まずは安全も確保された中、地域住民の方の生活や経済の安定につながることができてよかったと思います。梅雨時は梅雨前線により大雨になる場合もあるため、雨量規制も心配されるところです。災害には、土砂災害、大雨・台風、地震等さまざまな災害があります。近年、激甚化・頻発化する災害から命を守るためには、私たち一人一人の災害に対する心構えや知識と備えが重要かと思います。そのためには、災害発生の理屈を知ること、社会と地域の実態を知ること、備え方を学ぶこと、災害発生時の対処の仕方を学ぶことなどの防災教育を進めていくことが必要だと感じています。本校では、近日シェイクアウト訓練を実施します。