2024年12月02日
本日の全校朝礼のお話です。◎昔から日本では12月を師走(しわす)と呼びます。諸説ありますが、語源は師(お寺のお坊さん)が経をあげるために忙しく走り回る姿から発生したということです。大掃除、お正月の準備等、お坊さんだけでなく誰もが忙しくなる時期になります。◎オーストラリアで、16歳未満のSNSの利用を禁止する法案が議会で可決され、YouTubeは教育効果もあるため除外されましたが、オーストラリアの子どもはInstagram、TikTok、XなどのSNSが利用できなくなりそうです。一日4時間以上ネットをしていたらネット依存に陥り、脳の発達に影響が出てくるので、ネット利用には自分自身でコントロールして、上手に活用していく必要があります。◎この11月から自転車運転中にスマートフォン等を使用する「ながら運転」(ながらスマホ)の罰則が強化され、「自転車の酒気帯び運転」が新たに罰則の対象とされたことを踏まえ、安全に自転車を利用することについて等のお話がありました。いよいよ今年も1ヶ月をきりました。
2024年12月03日
本校のインスタグラム(1年生が投稿内容を考え、本校や本村の魅力を発信しています)で取材させていただいた「プティットフィーユ」さん(「小さな道の駅 ひよしの里マルシェ」の近くにあるケーキ屋さん)から、共同開発のケーキを作りませんかというお話をいただきました。1年生が2班に分かれて、自分たちが食べたいケーキを考えました。本日、「プティットフィーユ」さんにプレゼンテーションするために、お店を訪問しました。各班から、それぞれに自分たちが名付けたケーキ名「New Flavor」「狼のお菓子の国(スィーツランド)」のケーキをお店のパティシエさんに説明していきました。パティシエさんからも生徒のアイデアを踏まえた上で、よりおいしく、素敵なケーキにするためのアイデアの提案があり、共同開発のディスカッション(いちご・・、チーズケーキ・・、タルト・・、ブリュレ・・、スポンジケーキ・・、シフォンケーキ・・、チョコレート・・)が進められました。さあ、どんなケーキになるか楽しみです。
2024年12月04日
東吉野まるごとフェステイバルの文化展覧会で本校の美術科の作品が展示されました。1年生「アートな文字」デザイン画では、自分の好きな漢字一文字を選び、意味を説明するために装飾したり、イメージの色を着色したりしてレタリングしました。2年生「透視図法で描く立方体の世界」素描画では、自分のイメージに合う図法(1点透視図法・2点透視図法)を使って立方体を構成して、面に沿った線で立方体に見えるように描きました。2年生「私たちの村の風景」アクリル絵の具画では、いつも見慣れた美しい風景を油絵のタッチで、遠近法が感じられるように、構図を工夫して画面におさめました。3年生「学校生活」単色木版画では、学校生活のワンシーンを切り取った様子を版画にしました。3年生「自分を表現したマーク」デザイン画では、自分自身を表現するために、自分の好きなものや興味のあるものなどの具体物の形や色を単純化したり特徴を記号化したりしました。どの作品も素晴らしく、若さ溢れるエネルギーを感じました。
2024年12月05日
本日、14:30に校舎内に非常ベルが鳴り響きました。「訓練です。職員室で火災が発生しました。落ち着いて、グラウンドに避難しなさい」生徒は、先生の誘導により、避難経路を通り、速やかにグラウンドに避難しました。今回は、抜き打ちの避難訓練でしたが、生徒は落ち着いて避難できました。グラウンドで、消火訓練を行いました。生徒は初めての経験のようで、消防の方から説明いただき、一人一人体験していきました。その後、視聴覚室で煙体験を行いました。煙の中での視界の悪さや怖さを体験し、どんな動きをしたらいいかを学びました。放課後は、職員で「消火栓使用訓練」を行いました。地震や火事はいつ起こるか分かりません。命を守るために防災訓練を行うことが大切です。「自分の命は自分で守る」が基本ですが、「自分だけでなく、周りの人みんなの命を守る」ことが大切です。非常事態には、パニックになってしまうこともあります。常日頃から意識し、訓練することが、落ち着いて行動できることにつながると思います。
2024年12月06日
ここにきて、一段と寒さが増してきました。12月を過ぎましたが、本村では紅葉もまだまだ見頃です。本日、来年4月に本校へ入学する小学校6年生児童の保護者対象に、新入生保護者説明会を開催しました。お忙しい中、ご来校いただきましてありがとうございました。学校長挨拶の後、本校の教育概要(教育方針、学校生活、通学、諸費、PTA活動等について)、中学校の学習について、中学校生活について、保健関係について等の説明を各担当から行いました。また、先日(11/20)、臨時保護者会で説明した案件(①制服の改定に関すること②今後の部活動に関すること③今後の修学旅行等学校行事に関すること)もお伝えしました。大変熱心に聞いていただいたのが印象的でした。中学校入学にあたって、ご準備いただくことがたくさんあります。また、不安なことや不明なこともあると思います。何かございましたら、本校までお問い合わせ願います。4月に元気な新入生が入学してくれることを職員一同楽しみにしています。
2024年12月09日
共同募金は、戦後間もない昭和22年に、市民が主体の民間運動として始まり、社会の変化の中、「自分の町を良くするしくみ」として取り組まれています。共同募金が、地域において、あらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら生活していくことのできる地域コミュニティづくりのための資金として、よりいっそう活用されるものとなるために、本年度においても「つながりをたやさない社会づくり~あなたは一人じゃない~」を共通助成テーマとしています。毎年、本校では、赤い羽根共同募金活動を生徒会執行委員が中心となって実施しています。(本年度募金額:8,745円)また、本年度はボランティア環境グループが、東吉野まるごとフェスティバルにおいて、学校で回収した衣類(古着)の販売をし、その集まったお金を共同募金に全額寄付します。(衣類(古着)販売での募金額:24,816円)本日、校長室で、執行委員会、ボランィア環境グループのそれぞれの代表から、東吉野村共同募金委員会 会長さんに募金が手渡されました。
2024年12月10日
今日12/10は、「世界人権デー」です。先日、各学級で、「人権を確かめあうアンケート」を実施しました。今、「人権週間」期間中です。法務省の人権擁護機関が1949年に制定しました。「人権週間」の期間は、12/10の「世界人権デー」を最終日とする12/4~12/10の一週間です。法務省の人権擁護機関では、その時々の社会情勢や人権侵犯事件の動向を勘案して、年度を通じて特に重点的に啓発するテーマを定め、共通の目標の下に組織を挙げて人権啓発活動を展開しています。令和6年度の啓発活動重点目標は、引き続き(5年連続)、「『誰か』のこと じゃない。」と定めました。「世界人権デー」は、1948年12月10日、フランス・パリで行われた第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択されたことに由来します。「人権週間」を機会に、誰もが幸せに生きていくことのできる世の中を願い、そうなるように真剣に考え、『誰か』のことじゃなく、『自分事』として考えてほしいと思います。
2024年12月11日
本日12/11は、ユニセフの創設記念日です。今から78年前の1946年12月11日、子どもたちのための国連機関、ユニセフが誕生しました。第2次世界大戦後、世界には、家族や家を失い、食べ物もなく、厳しい暮らしをおくる子どもたちが多くいました。そうした子どもたちを国際連合で助けようと、子ども支援のための機関がこの日に創設されました。その後、ユニセフは戦争の被害を受けた子どもだけでなく、世界中の子どもたちの命と健康を守るための活動を行っています。文化祭のときに生徒会執行部がユニセフ募金を実施しました。集まったお金(本年度募金額:9,347円)は、保健、栄養、水と衛生、子どもの保護など、150以上の国と地域で行われているユニセフの活動全体を支える大切な募金として使用されます。今なお、紛争や暴力、極度の貧困に直面し、支援を必要とする子どもたちは世界各地にいます。すべての子どもが、人生において公平なチャンスを持てる、子どものための活動をこれからも応援したいです。
2024年12月12日
本日(12/12)は漢字の日です。京都市東山区に本部を置き、日本語・漢字に関する普及啓発・支援、調査・研究などを行う日本漢字能力検定協会が1995年に制定しました。12(いい字)月12日(一字)の語呂合わせからこの日に設定されました。毎年、その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字」を全国から募集し、一番多かった漢字を、「今年の漢字」として京都の清水寺で発表しています。本日、「金」が選ばれ、披露されました。とても縁起のいい字ですね。パリ五輪・パラリンピックでの多くの日本人選手の金メダル獲得、佐渡金山の世界文化遺産登録、政治資金の裏金問題、金目当ての闇バイトによる強盗事件、止まらない物価高騰などが注目されたことが理由のようです。この漢字(金)が選ばれるのは21年以来で5回目になります。ちなみに2位は「災」、3位は「翔」、地震、豪雨等の災害、メジャーリーガー大谷翔平選手の活躍が理由のようです。皆さんにとって、今年の漢字一字は何でしょうか。
2024年12月13日
本日、生徒会役員選挙(立会演説会及び投票)が行われました。この度、選挙に立候補してくれた生徒は、学校生活をよりよくしようという気持ちから立候補してくれたことと思います。立候補してくれたその思いに敬意を表します。4限目、視聴覚室で立会演説会がありました。まず、選挙管理委員長から立会演説会と投票、開票についての説明がありました。そして、会長・副会長の候補者と応援者から演説がありました。その後、会議室で投票があり、開票作業を経て、帰りの会で、開票の結果報告がありました。今回の選挙では、会長立候補者、副会長立候補者はそれぞれ1名であったため、信任投票となりました。結果は、二人とも信任されました。、今日までの準備・運営、選挙管理委員の皆さん、ありがとうございました。東吉野中学校をさらによりよくしていく役割は、選挙で選ばれた役員だけにあるのではなく、生徒会全員にあります。みんなで協力して、生徒、教職員が共に素晴らしい学校を築いていきましょう。
2024年12月16日
12月も後半に入り、寒さも厳しくなってきました。本日、今年、最後の全校朝会となりました。始めに、生徒会執行委員会から、執行委員会が行った11月月別目標の振り返りアンケートの結果が報告されました。執行委員会とのコラボ企画を発信していく生徒指導部だより「心の笑顔+(プラス)」第4号が配布され、学校の挨拶王や挨拶をするときに意識していること等が報告されました。「相手に届くよう、いきいきとした声で、最後まで挨拶に、繋げていこう、挨拶!」と締めくくられました。次に、保健委員会から「寒さ対策」について、自分たちで撮影し、編集した作成動画が披露されました。映像の中では、「薄着は寒いが、厚着をすれば暖かいー♩」「窓全開は寒いが、窓を閉めれば暖かいー♩」とどこかのCMで聞いたようなフレーズも交えながら、楽しく寒さ対策をPRしてくれました。「一人は寒いが、みんなもこんな風に体を暖めよう」「健康第一、保健」で締めくくられました。活発な生徒会活動が学校を盛り上げてくれています。
2024年12月17日
昨日12/16、6限目、視聴覚室で、奈良県学校薬剤師部会の部会長の薬剤師さんを講師にお招きし、保護者の方にも参加いただいて薬物乱用防止教室を実施しました。質問コーナーやクイズも交えながら、一般的な薬を飲むときの約束や、薬物をすすめられた時の断り方、「依存」や「耐性」という薬物乱用の危険性などを学びました。大麻、覚醒剤、危険ドラッグ、私たちの周りに、気づかないうちに様々な薬物が出回っています。オーバードーズの問題や、一度でも危険ドラッグに手を出してしまうと身体や脳に様々な影響が出ることや、売人は薬物の呼び方を変えて上手に誘ってくることなど、薬物の危険はいつも身近にひそんでいます。自分や自分の大切な人を守るためにも、薬物の怖さについて正しい知識を身に付けることが大切であり、何かおかしいなというセンサーを働かせ、危険に気づき、きっぱり、はっきり断ることが大切であり、悩んだときは信頼できる大人に相談することが大切であるということを生徒は学んでくれました。
2024年12月18日
ボランティア活動は、「総合的な学習の時間」に、地域のよさを知り、地域の人と関わりをもつことで、郷土愛を育み、将来の生き方につながることをねらいとして実施しています。本日、4限目に視聴覚室で、ボランティア活動発表会を実施しました。東吉野小学校6年生のみなさんにもオンライン参加してもらいました。生徒は、2つのグループのいずれかに所属して活動しています。「環境グループ」は、地域の自然を守っていこうとする活動、「福祉・地域振興グループ」は、地域の人との関わりあいを深める活動をしています。この2つのグループが、ゴミ拾い、牛乳パックのリサイクル、古着のリユース、まるごとフェスティバル、高齢者福祉交流会、こども園との交流等の活動発表をしてくれました。YouTubeやInstagramを活用しての広報活動も紹介されました。また、質問・感想コーナーでは、生徒・児童・先生からの質問にも丁寧に回答し、素晴らしい発表会となりました。生徒のボランティア活動に感謝と敬意を表します。
2024年12月19日
本日、4限目に体育館で生徒会執行委員会主催の東中カップを実施しました。前半は、3グループに分かれて、ジェスチャーゲームを行いました。ジェスチャーゲームは、言葉を使わずに身振りや手振りで、他の人に特定の言葉やフレーズを伝えるゲームです。3つのグループに分かれて、それぞれのグループで8つのお題が出されました。途中、ヘルプカード、ヒントカードも使えます。ただし、使うと1点減点されます。24点満点中、Aチーム17点、Bチーム18点、Cチーム18点となり、Bチーム、Cチームが1位、Cチームが3位となりました。後半は、生徒2グールプ(Aチーム、Bチーム)に分かれてドッジボールを行いました。勝利したBチームは先生選抜チームと試合を行い、連勝しました。最後は、全生徒チームと全先生チームの試合となりましたが、全生徒チームが勝利しました。生徒会執行委員の皆さん、楽しい企画、ありがとうございました。楽しいひとときを過ごすことができました。参加した皆さんの和らいだ表情が印象的でした。
2024年12月20日
本日、3限目に図書室で生徒会文化委員会主催の文化集会を実施しました。文化委員さんから、内容の説明があり、3チーム対抗戦となりました。始めに名言クイズです。選択肢問題、穴埋め問題、記述問題、工夫された問題が出題されました。次にタイトル当てクイズです。答えは「はらぺこあおむし」「かさじぞう」「おとなになれなかった弟たちへ」「ぼく、ニホンオオカミになる!!」「14歳の里山レシピ」でした。次に、ギネスに挑戦ということで、ピンポン玉スプーンリレーを行いました。1分間に何回パスできるかで、世界記録は40回ですが、24回できたチームがありました。最後に、文化委員さんから自分推しの本の紹介がありました。「スピノザの診察室」「ぐでたま哲学2」「くもをさがす」「レーエンデ国物語」「中学生 中間・期末テストの勉強法」が紹介されました。文化集会は、とても楽しい時間となりました。文化委員さんが、本に関わるクイズを考え、読書の楽しさを示し、図書室の利用を呼びかけてくれました。
2024年12月23日
本日、終業式終了後、保護者の方にもご参加いただき、川口好彦教育・文化基金イベントを実施しました。川口好彦教育・文化基金は、旧四郷中学校に勤務された故川口好彦先生の遺産寄贈を受けて、東吉野村の教育・文化の振興に役立て、東吉野の教育や子育ての取組を支援しているものです。始めに、視聴覚室で、源流と水についての講演・演奏会(森と水の源流館の事務局長さんと村内在住の音楽家による)がありました。次に、家庭科室に場所を変えて、地産地消の食事会・素材の説明(村内在住の料理家による)があり、その後、視聴覚室に戻って、地域の水と菌で育てる菌野菜についての講話(村内在住の菌ちゃん農法研究家)がありました。今回のイベントは、水の大切さや東吉野村での自然と関わる暮らし、自身の健康について、感謝したり見直したりするいい機会となりました。どの講師の先生からも、それぞれの取組に対しての熱い思いと、愛情を感じました。川口好彦先生の思いは受け継いでいかれます。