チーム名:Blue Tears
制作者名:勝俣 颯太&合田 晴哉
タイトル:-Core-
展示場所:教室E10&11(1・アニメゼミ)
チーム名:Blue Tears
制作者名:勝俣 颯太&合田 晴哉
タイトル:-Core-
展示場所:教室E10&11(1・アニメゼミ)
あらすじ
AI「ユグドラシル」によって人類の9割を滅ぼされ
世界に残された荒廃の都市「岩永街(いわながまち)」
街外では侵略が続く中、女型アンドロイドが街を守り続けていた。
その名は「ヤト」。
ヤトは長い間、製造者である「葉山博士」の帰りを待ち
街を外敵から守るという、博士との約束(program)を守り続けていた。
新月の夜、街に現れたのは戦闘特化のアンドロイドであった。
敵性体を排除すべくヤトはアンドロイドと激突するが___________
戦いの末
戦闘特化型アンドロイドは博士が改造された姿である事を悟る。
ヤトは博士から受け継いだCORE(コア)を胸に、新たな旅へ出る。
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企画意図
企画意図
「親子愛と意図せぬ束縛からの解放」
アンドロイドのヤトとその製造者である博士は実の親子である。博士が不慮の事故で亡くした娘をアンドロイドへ作り変えたのだ。
博士は暴走したAIを破壊する任務に赴く際、ヤトに「街を守れ」と命令を下し旅立った。再び娘を失うことを彼は何より恐れていたからだ。
彼らの再会は博士の敗北により果たされなくなった。
結果「街を守れ」という博士の優しさがヤトを街へと縛りつけてしまった。
子供は親に依存しなければ生きていけない生き物だ。
いつかは脱却し、自らの進む道を選択していかなくてはならない。
依存からの離脱は相手への思いが強いほど困難であり、
自らの中にある親を殺すことにも等しい。
作中では、改造された博士がヤトの手によって壊される。
お互いに愛があるからこそ、その縛りから解放しなくてはならない。
博士は「AIの支配」と「自責の念」からの解放。
ヤトは「街を守る」と「博士の帰郷を待つ」束縛からの解放。
この物語は親子の依存関係から脱却し、ヤトが自分の意思で歩んでいくための闘いだ。
苦しみの果てに導き出された答えは間違いではない。人生は前に進むしかないのだ。