中華街の片隅にある、
薄暗い屋台「秘伝の蒸籠」で誕生した
「KOZUKO」
彼には普通の小籠包とは違う運命が・・・!
なんと、おっちょこちょいのシェフ
「めがね君」のミスで鉄板の上に落ちてしまい、
もちもちの皮にはこんがり焼き目、
中のスープは驚くほどアツアツに!
運命を受け入れたKOZUKOは、
ある日「世界を救う小籠包になりたい」と決意。
蒸籠でぬくぬくしている仲間に笑われながらも
「普通の小籠包なんてつまらない・・・」
アウトローな雰囲気を纏って、
屋台を飛び出してしまいました。
「焼き目こそが俺のアイデンティティだ!」を口癖に
街をさまよう日々の中、
KOZUKOは同じように
“はみ出した”料理たちと出会います。
ひび割れた杏仁豆腐「クラック杏仁」
焦げすぎた春巻き「ブラックハル」
冷凍庫で眠っていたゴマ団子の「ごまトロ」
彼らと共に「アウトローチーム」を結成。
敗者のようで、実は誰より熱い魂を持つ料理たち。
KOZUKOの中に秘められた
「奇跡のスープ」は、さらにアツアツに!
こうして、彼らの「誰かの笑顔を作る」
冒険の旅が始まりました。