産業マネジメント学科では,入学直後の1年生前期の必修科目として「初年次プロジェクト演習」を開講しています.この科目は,実際の企業や自治体などの方々に協力していただきながら,実際に社会人が取り組んでいるような「正解のない課題」を提示してもらい,それに対する解決策をチームとして提案するというものです.
授業時間内にPCやスマホを使って教室で調査するだけでなく、アンケートを実施するといった時間外の調査を行うなど、授業時間外の学修時間が長い科目でもあります。
この「初年次プロジェクト演習」は,その後に続く各種のプロジェクト演習(ゼミ)の導入科目であると同時に,現在の自分に不足している能力や専門知識について自覚し,その後の大学での学びを有意義にするための科目でもあります.
前半には,比較的馴染みのあるB to C(消費者相手の)企業として,株式会社母恵夢、NHK松山放送局から学生に向けてそれぞれ課題を提示していただきました.
それらのうち株式会社母恵夢からの課題『母恵夢スイーツパークの売上を150%にするためには?』に対しては、「仮想、仮装、花草の3つの"かそう"によるインスタ映えを狙った企画などの提案がなされました。
課題提示者からは、「より具体的なイメージを描きやすいプレゼンテーションにした方がいい」「実際に顧客確保につながるか」など、データの取り方やプレゼンの手法も含め、日頃課題解決を実践している立場からのご意見やご指摘をいただきました。また、実際に採用できそうだとのコメントをいただく場面もありました。
後半にはB to B企業として,株式会社オカベから「ECショッピングサイトで年間売上を1000万円にするための具体的な施策を提案せよ」、株式会社日本エイジェントからは「中央商店街に提案する店舗誘致の施策を提案せよ」という課題を提示いただきました.
B to C企業からの課題(前半)として,
「地域に,幸せの種」を理念に各種情報誌の出版などを行っている株式会社 エスピーシー
創業140周年を迎えた愛媛の大手地銀である株式会社 伊予銀行
の2社(団体)から提示していただいた課題に,
B to B企業の課題(後半) として,
日本を代表する化学素材企業の一つである東レ 株式会社
地域活性化へ貢献しつつ,愛媛の優れた食材を全国・世界へ発信する株式会社 ビージョイ
の2社(団体)から提示していただいた課題に取り組みました.
上のYouTube動画は主に,この年の株式会社エスピーシー様からの課題に取り組む場面を取り上げています。
B to C企業からの課題(前半)として,
の2社(団体)から提示していただいた課題に,
B to B企業からの課題(後半)として,
地域の自治体・企業に情報システムを提供する株式会社 NTTデータ四国
農商工連携・6次産業化を進めている建設業である株式会社 愛亀
の2社(団体)から提示していただいた課題に取り組みました.
B to C企業からの課題(前半)として,
今治の活性化のためにバリィさんを生み出した第一印刷 株式会社
全国の食品業界への安定した食品の供給を目的とするエヒメフードテクノロジー協同組合
の2社(団体)から提示していただいた課題に,
B to B企業からの課題(後半)として,
松山市で創業したIT企業である株式会社 コモテック
ミカンやちゃんぽんでも有名な南予の自治体である八幡浜市
の2社(団体)から提示していただいた課題に取り組みました.