プログラムと
大会長挨拶、話題提供者
プログラム 10/28(土)
<参加申し込みサイトはこちらです。>
プログラム概要:10月28日(土) 会場:5階
第1部(午前)現地発表・参加のみ 座長:青野桂子
10:10 〜 10:20 大会長・実行委員長挨拶
10:25 〜 11:50 インタラクティブセッション(ポスター発表)
第2部(午後)ハイブリッド(&後日配信)司会:沢井佳子
12:50 〜 13:00 桐山伸也「大会長挨拶」
13:00 〜 14:00 「基調講演」安西祐一郎(文化功労者、元慶応義塾長) 座長:桐山伸也
「心のエンジン ―ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために― 」
14:15 〜 14:45 橋田浩一・竹林洋一「AIの学習と人の学び」
15:00 〜 15:50 青野修一・岡田太造・沢井佳子「痛み・社会・子どもを繋ぐ場を考える」
16:00 〜 16:30 石川翔吾・小川敬之「認知症世界への没入がもたらす「想像」と「経験」の新境地」
16:40 〜 17:10 中山健夫・桐山伸也・水野拓宏「心身健康ケアへのXR技術の可能性」
並行して2階において、㈱アルファコードによるVR体験ブースを設置します。
【VR体験ブースの体験予約について】
・13時、14時、15時、16時に各6名を定員として、当日、受付で(10時~14時)先着順に受け付けます。
(ご希望が多い場合は増員を検討します)
大会長挨拶(静岡大学教授 桐山伸也)
みんなの認知症情報学会から、新たな一歩を踏み出し、みんなのケア情報学会として初の年次大会を開催することを大変嬉しく思います。
少子高齢化、地域間の紛争や気候変動など、私たちの社会の急速な変化は、デジタル革命と相俟って、ケアのあり方やその実現方法に大きな影響を与えています。今大会のテーマは、「ケアの新しいかたち 〜AIとXRが変えるみんなの学びとセルフケア〜」です。これはリニューアルしたみんなのケア情報学会が目指す方向そのもので、多元的AIとXR(Virtual Reality, Augmented Reality, Mixed Reality)技術が、学びとケアの世界にどのように変革をもたらすかに焦点を当てます。
専門家、ケア提供者、研究者、当事者本人と家族、そしてケアに関わる全ての方々にとって、この大会が有益な知識の獲得と交流の場となることを期待しております。皆様と共に、本学会の新たな旅路を歩みましょう。年次大会でお会いできることを楽しみにしております。
話題提供者
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安西 祐一郎
文化功労者、元慶応義塾長
1946年生まれ。東京財団政策研究所所長、慶應義塾学事顧問。慶應義塾大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(哲学)。慶應義塾大学理工学部教授、慶應義塾長、日本学術振興会理事長、中央教育審議会会長、日本ユネスコ国内委員会会長などを歴任。交詢社理事長、日本学術振興会顧問、内閣府AI戦略実行会議座長。紫綬褒章受章、文化功労者。専門は認知科学、著書に「問題解決の心理学」「教育が日本をひらく」「心と脳一認知科学入門」などがある(著書:教育の未来から引用)
橋田 浩一
東京大学 教授/理化学研究所
1958年愛媛県生まれ。1986年東京大学大学院理学系研究科修了。理学博士。1986~2001年 電子技術総合研究所(1988~1992年 新世代コンピュータ技術開発機構に出向)、2001~2013年 産業技術総合研究所。2013年から東京大学大学院情報理工学系研究科ソーシャルICT研究センター教授。2017年から理化学研究所革新知能統合研究センター兼任。研究分野は自然言語処理、人工知能、認知科学など。言語処理学会会長、日本認知科学会会長などを歴任。本学会副理事長。パーソナルデータの分散管理による価値創造のための技術とビジネスモデルを提唱し、自治体や民間企業と連携してこのモデルの普及を進めている。
http://www.sict.i.u-tokyo.ac.jp/members/hasida/
https://aip.riken.jp/labs/ai_soc/decentralize_bigdata/
竹林 洋一
みんなのケア情報学会 理事長
東北大学大学院博士課程修了。工学博士。東芝入社。MITメディアラボ滞在中に人工知能研究の巨人・ミンスキー博士の知遇を得る。東芝研究開発センター技監などを経て、静岡大学教授。これまで音響信号処理、人工知能、音声対話システム、ナレッジマネジメント、医療情報システムの研究実用化に従事。情報処理学会ヒューマンインタフェース研究会主査、情報処理学会高齢社会デザイン研究会主査、人工知能学会理事、情報処理学会理事などを歴任、情報処理学会フェローなど受賞。デジタルセンセーション株式会社取締役会長(2004年〜2017年)、株式会社エクサウィザーズ取締役フェロー(2017年6月から2019年6月)。現在、静岡大学創造科学技術大学院特任教授、日本子ども学会理事。
青野 修一
玉川大学 准教授
2009年3月徳島大学大学院修了、博士(工学)。静岡大学工学部学術研究員、愛知医科大学医学部講師などを経て、2022年から玉川大学工学部ソフトウェアサイエンス学科准教授、愛知医科大学医学部疼痛医学講座客員研究員。疼痛医療分野におけるAIの研究開発に取り組んでいる。厚生労働省慢性の痛み政策研究事業「痛みセンターを中心とした慢性疼痛診療システムの均てん化と診療データベースの活用による医療向上を目指す研究」研究分担者(痛みセンター共通問診システム、慢性疼痛レジストリ構築担当)。一般財団法人日本いたみ財団教育委員会委員。
石川 翔吾
静岡大学 講師
2005年3月静岡大学情報学部卒。2011年9月 静岡大学 博士(情報学) 取得。研究分野は認知症情報学、子どもの発達理解、発達モデル、高齢社会デザイン など。 「コンピューターの力を使って新しい価値を創造する」として、全国の介護施設や病院と共同研究を続けている。 日本子ども学会、電子情報通信学会、情報処理学会、人工知能学会 各会員。情報処理学会高齢社会デザイン研究会主査。
小川敬之
京都橘大学 教授
2016年宮崎大学大学院(内科学講座 循環体液制御学分野)卒業(医学博士)。認知症専門作業療法士、介護支援専門員、京都橘大学 健康科学部作業療法学科 学科長、2020年NPO法人地域共生開発機構ともつく副理事長。認知症の人に対する作業療法(リハビリテーション)の模索を30年以上にわたって行っています。未だ出口は見えませんが、そのもがきのなかで新しい発見や出会いがあることに救われ、喜びを感じています。障害を持っても自分の持てる力を発揮できる環境(人的・物理的)の構築に力を注いでいます。「認知症であっても稼げる街づくり!」「できないことは手伝って、できることは奪わない!」をモットーに研究・活動をしています。 本学会理事。
沢井 佳子
チャイルド・ラボ 所長
認知発達支援と視聴覚教育メディア設計を専門とする。専攻は発達心理学。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。同大学院人間文化研究科博士課程単位取得退学。幼児教育番組『ひらけ! ポンキッキ』(フジテレビ)の心理学スタッフ、文教大学人間科学部講師、お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 研究員、静岡大学情報学部 客員教授を歴任。日本子ども学会常任理事、日本こども成育協会理事、人工知能学会「コモンセンス知識と情動研究会」幹事。幼児教育シリーズ『こどもちゃれんじ』(ベネッセコーポレーション)の「考える力」プログラム監修、幼児教育番組『しまじろうのわお!』(テレビ東京系列/2016年国際エミー賞子ども番組部門ノミネート、2019年アジアテレビ賞受賞)の監修など、多様な視聴覚メディアを用いた子ども向け教材・教育玩具の開発やテレビ番組の制作におけるコンテンツ開発に携わっている。 本学会理事。
岡田 太造
兵庫県立大学 客員教授
1980年一橋大学経済学部卒業、厚生省入省。厚生労働省社会・援護局保護課長、年金局総務課長、内閣府共生社会政策担当審議官、厚生労働省障害保健福祉部長、社会・援護局長、2014年退官。厚生労働省では、生活保護や生活困窮者の支援、障害者の支援についての制度立案、運営等に従事。退官後は、NPO法人すまい・まちづくり支援機構寄りそい支援検定研修制度検討委員会委員長、一般社団法人パーソナルサポートセンター顧問、一般社団法人居住支援全国ネットワーク理事などとして、精神障害等様々生活課題を抱えて生活に困窮している方々の支援に取り組んでいる。 本学会監事。
中山 健夫
京都大学 教授
東京医科歯科大学医学部卒業後、東京厚生年金病院(現在東京新宿メディカルセンター)や国立がんセンター研究所がん情報研究部 室長などを経て現在は京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 教授を務める。健康情報学を専門とし、公益財団法人日本医療機能評価機構Minds(マインズ)やEBM・診療ガイドラインに関する厚生労働科学研究にも携わっており、日本の医療情報の分野において大きく貢献している。 本学会理事。
桐山伸也
静岡大学 教授
東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。博士(工学)。2002年静岡大学情報学部助手、2021年より教授。静岡大学ケア情報学研究所所長。人間のように多様で柔軟な問題解決ができる気の利いた情報システムの開発を目指し、自然知能の観察に基づく人工知能研究に従事。子どもの行動観察に基づく人間の常識的思考(コモンセンス)の発達モデル構築、高齢者の多様な個性に適応した住空間デザイン、認知症ケア高度化/ヘルスケア支援のためのマルチモーダルセンシング基盤の開発が主要研究テーマ。人工知能学会「コモンセンスと感情研究会」主査。日本子ども学会理事。本学会理事。
水野 拓宏
VRコンテンツプロデューサー/株式会社アルファコード 代表取締役社長
1974年生。芝浦工業大学卒。 株式会社ドワンゴで数百万人規模のWebサービスのシステム設計を担当。2006年、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)により天才プログラマー/スーパークリエータに認定。2015年、前身の会社からMBOし「株式会社アルファコード」代表取締役社長 CEOを現任。 「バーチャル・リアリティ百科 深化するVRの現在と可能性」他、VRに関する寄稿・監修も行っている。
株式会社アルファコード https://www.alphacode.co.jp/
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