2014年(平成26年)3月、私たちは37年もの間 私たちを見守り、育んできてくれた 西平井地区・三本松の「ボーイスカウトの森」とお別れし、ここ三輪野山に引っ越してきました。
この森との出会いは、2013年(平成25年)のはじめのこと。地主様をはじめ、私たちの活動に理解を示してくださるたくさんの方々のご支援により、私たちはこの森で新しいスタートを切ることができました。
この森のおとなりには、おおたかの住む森があります。
おおたかはとてもデリケートな生き物。絶滅の危機に瀕していたおおたかを守るために、たくさんの方々が長いながい時間をかけて、おおたかの森を守って来られました。
あとから来たぼくたちが、先住民の彼らの生活を脅やかすようなことは、決してあってはならない。彼らの、そしてぼくらの森を守るのはほかでもない、ぼくら自身なんだ。』
2014年夏、カブスカウト隊は『ぼくらの新しい森を、自分たちの手で守ろう!』という約束の意味を込めて、森にトーテムポールを立てました。
森のそこここにあるテーブルやベンチは、懐かしい『ボーイスカウトの森』のシンボルでもあった竪穴式住居の「さす」(柱)の丸太を再利用してローバースカウトたちが作りました。青春の汗と涙の結晶だった竪穴式住居の思い出は、いま、流山第5団家族みんなの憩いの場と形をかえ、いつも私たちのそばにあるのです。
ベンチャースカウトは、この新しい森で「石窯プロジェクト」に挑戦。
お手製の石窯で焼いた「手作りピザ」の美味しさといったら!
私たち大家族のお腹とココロをぞんぶんに満たしてくれています。
「わくわくの森」という名前は、スカウトたちが一生懸命考えて名付けました。新しい森、新しい出会いへの期待がこもっています。
皆さんもぜひ、「わくわくの森」に遊びに来て、そして新たな出会い、たくさんの発見と「わくわく」を、私たちと一緒に見つけませんか?