Team Caramelersがいよいよ
株式会社Alteonusに!
10月10日に設立いたしました。
世界中の“歯磨きが難しい人”に、やさしい選択を。
鹿児島大学発「歯磨きスイーツ」
– たべる × オーラルケア –
Team Caramelersがいよいよ
株式会社Alteonusに!
10月10日に設立いたしました。
世界中の“歯磨きが難しい人”に、やさしい選択を。
鹿児島大学発「歯磨きスイーツ」
– たべる × オーラルケア –
歯科医師や口の健康を心配する人たちは、
これまで500年以上歯磨きの大切さを語り、細かな磨き方などを指導してきました。
しかし、いまだに世界中の子どもたちを虫歯が、そして大人たちを歯周病が苦しめています。
そして、高齢者や被災地では、口の中が汚れ誤嚥性の肺炎を起こしてしまうケースがたくさんあります。
いつの時代までに歯磨きに頼らなくてはいけない時代が続くのでしょうか?
私たちが提案するのは、ただの“お菓子”ではありません。
それは、“口腔の健康”を大切に思っている人々をサポートするために、
歯磨きがしたくてもできない「歯磨き弱者」とその支援者のために
私たちは、歯科医療の常識を“おいしく”覆します。
🍬 歯磨きスイーツ誕生ストーリー
環状オリゴ糖には、
プラークコントロール(プラーク生成抑制効果)を助ける働きがあります。
でも、それだけでは意味がない。
毎日摂取できなければ、困っている人は救えない。
私の専門である行動科学では、人が毎日摂れるもの——
それが、「甘くおいしいもの」であることは明らかでした。
「でも、甘い=砂糖=虫歯になりやすい」
「虫歯の原因となる砂糖を使わずに甘くおいしいものを作ることができるのか』
そんな両極ともいえる矛盾をどう乗り越えるか。
そこで当初は、環状オリゴ糖を配合したシロップを歯に塗ることを考えました。
けれどそれでは塗る動作だ大変
もっと食べて広がるカタチが必要だ。
誰かに塗られるのではなく、自分から進んで食べたいと思えるもの・・・
でも、どんな形がいいのか……?
そんな悩みを抱え続けていたある日、私はふと街角で1枚の看板に目を奪われました。
「低糖質スイーツ専門店」——ここならカタチを実現できるかもしれない。
なんとなく、でももしかしたら・・そんな可能性を感じたのです。
看板の名前は「Patisserie Le Vert」。
その店は、砂糖を使わずに、誰もが安心して
食べられるスイーツを数多く作っていました。
私はその場で店のドアを叩き、事情を話しました。
話を聞いてくれたのは、当時、オーナーパティシエの高谷浩史さん。
私の話を黙って聞いたあと、彼は一言——
「それなら、生キャラメルがいいと思いますよ。」
キャラメル!? その発想はなかった。
でも確かに、長く口に残り、唾液にもよくなじむ。
しかし、調べても砂糖を使わずキャラメルを作れる技術など、当時どこにも載っていませんでした。
でもにこやかに高谷さんは、「任せてください」と笑うと、翌日には「試作完成しましたよ」との連絡が!
数日後、再度店舗を訪れると、彼は3種の“生キャラメル”を試食させてくれました。
しかも、砂糖不使用。幼児でも高齢者でも食べられる、やさしい味。
最初に食べた子どもが、目を丸くして言いました。
「おいしいー!!」
高谷さんは、「今はキャラメルですが、その他の様々なお菓子も砂糖なしで作れますよ。」と言いました。
アイスクリームやゼリー、チョコレート、いろんなお菓子が頭を駆け巡りました。
そして、その瞬間、私は確信しました。
これが、歯みがきが難しい人たちの、新しい“武器”になる。
そして、私のビジョン——
「世界中の歯磨き弱者を救う」
が、ついに動き出したのです。
髙谷 浩史
低糖質スイーツスペシャリスト、自身が30年以上、一型糖尿病でもあり、砂糖の摂取を控えないと自身の命に係わるパティシエ
その経験から糖尿病患者でも
食べられる、美味しくて糖質吸収の少ないケーキを製作(代表作:低糖質希少糖プレミアムバニラプリン)、2024年3月に、経済産業省より『はばたく中小企業・小規模事業者300社』に選出