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Cancer Agenda は一般社団法人CancerXより「クリエイティブ・コモンズ CC BY」で提供しています。原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示することを主な条件とし、改変、営利目的での二次利用も許可されます。Cancer Agenda に関するお問い合わせは info@cancerx.jp までご連絡ください。

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1)がんのイメージをアップデートする

2)がんになっても多様な働き方ができるようにする

3)がんに関するアンメットニーズ*を可視化する

*世の中に認知されていない潜在的なニーズ(欲求・要求・需要)のこと。それを求める人数が少ない


4)がん領域におけるマイノリティ*への公平なサポートを拡充する

*マイノリティとは、障がい者/併存疾患/LGBTQ+/ジェンダー/世代/国籍/信条・宗教等の配慮が要される人たちを示す



5)市民が主役のがんに向き合えるコミュニティ形成をする

6)がんになっても自分らしく人生を送ることをあたりまえにする

7)最期の話を話したい時にできる空気をつくる

8)患者だけではなくケアギバー*も支える環境を整える

9)持続可能な医療のしくみを構築する

10)がんに関する情報の信頼性を高める

11)誰もが必要な時に適切ながん情報を得られるようにする

12)患者力*が育つ環境をつくる

*自分の病気を医療者任せにせず、自分事として受け止め、いろいろな知識を習得したり、医療者と十分なコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、人生を前向きに生きようとする患者の姿勢 (引用元:PEP(Patient Empowerment Program)


13)最適な医療を選択できるようにする

14)患者のQOL*を重視した医療を提供する

*Quality of Life の略。ひとりひとりの生活の質のこと


15)医療の公平性を担保する

16)研究開発・医療を行う人材やチームの質を高める

17)最良の治療と予防をより早く提供するための研究開発を進める

18)科学的根拠がある検診と予防を世の中に広める

19がん領域以外の多様な立場の人とも学び合う