日本学生支援機構(JASSO)奨学金
申込・手続き等について

■日本学生支援機構について

日本学生支援機構は、教育の機会均等を推進し、国家と社会に貢献できる人材を育成することを目ざして設立された団体です。

経済的理由で修学が困難な優れた学生に学資の貸与を行い、また、経済・社会情勢等を踏まえ、学生等が安心して学べるよう、「貸与」または「給付」の事業をおこなっています。

■日本学生支援機構(JASSO)奨学金について

日本学生支援機構(JASSO)奨学金は、大きく分けて給付型と貸与型の2つがあります。

経済的理由で大学・専門学校への進学をあきらめないよう、2020年4月から新制度がスタートしています。
世帯収入の基準を満たしていれば、成績だけで判断せず、しっかりとした「学ぶ意欲」があれば支援を受けることができます。
また、給付型奨学金の対象となれば、大学の授業料・入学金も免除又は減額されます。
※国が制定した「高等教育の修学支援新制度」にあたります。

【令和6年度からの制度改正(多子世帯への支援拡大)】                                                          2023年分の世帯収入が700万円程度で、2023年12月31日時点で生計維持者が扶養している子どもの数が3人以上である場合、今年度より新設される「第4区分」として採用される可能性があります。

返済時に無利子の第一種奨学金と、有利子の第二種奨学金の二種類があります。
第一種奨学金は、特に優れた学生及び生徒で経済的理由により著しく修学困難な者に貸与します。申込には所定の学力基準を満たすことが必要です。
(低所得世帯の場合は、学修意欲を有していることが確認できること)
第二種奨学金は、年利3%を上限とする利息付(在学中は無利息)で、勉学の意欲のあることが条件となります。
貸与額は本人が11種類(2万・3万・4万・5万・6万・7万・8万・9万・10万・11万・12万)の貸与月額から自由に選択できます。
また、定期一次(春)採用の場合は申込年度の4月から、定期二次(秋)採用の場合は申込年度の10月から遡って貸与を受けることができます。

第一種奨学金(無利子)または第二種奨学金(有利子)に加えて、入学した月の分の奨学金の月額に一時金として増額して貸与する有利子の奨学金です。
日本政策金融公庫の「国の教育ローン」に申し込んだけれども利用できなかった世帯の学生・生徒を対象とする制度です。
※入学時特別増額貸与奨学金だけの貸与はできません。また、入学前の貸与ではありません。
※原則、貸与型の採用後の手続きとなるため、振込までには時間を要します。

以下の通り、給付型と貸与型を併用して奨学金を受給することもできます。
・給付型奨学金+第一種奨学金(無利子)
・給付型奨学金+第二種奨学金(有利子)
・第一種奨学金(無利子)+第二種奨学金(有利子)
※上記に入学時特別増額貸与奨学金を追加することも可能です。
ただし、給付型+第一種奨学金は、支援区分に応じて第一種奨学金の貸与月額が調整(0円もしくは減額)されますので、確実な受給を求めるのであれば第二種奨学金の併用を推奨します。貸与型の併用は、返還時の負担が増えるなどの影響がありますが、採用後に見直しを行い、貸与月額の変更を行うことも可能です。

■高等教育の修学支援新制度について

2020年4月から始まった、日本学生支援機構の給付型奨学金と併せて授業料などの減免が行われる制度です。世帯収入の基準を満たし、しっかりとした「学ぶ意欲」があれば支援を受けることができます。採用基準は日本学生支援機構の給付型奨学金と同じであり、給付奨学金に申込む際に「授業料等減免の対象者の認定に関する申請書」を提出することで申請を受け付けます。

【令和6年度からの制度改正(多子世帯への支援拡大)】                                                          2023年分の世帯収入が700万円程度で、2023年12月31日時点で生計維持者が扶養している子どもの数が3人以上である場合、今年度より新設される「第Ⅳ区分」として採用される可能性があります。その場合、日本学生支援機構の給付型奨学金の受給とともに入学金(1年生のみ)と授業料が、満額の1/4の割合で減免されることとなります。

 【参考】

  文部科学省 高等教育修学支援新制度(文部科学省Youtube チャンネル)

  高等教育の修学支援新制度リーフレット(文部科学省)

  高等教育の修学支援新制度(文部科学省)

  学びたい気持ちを応援します(文部科学省)

  2024年度(令和6年度) 亜細亜大学 授業料等減免額一覧

■新規申し込みについて

4月と10月に定期採用の募集を行います。これを「在学採用」といいます。
大学では、募集時期に「奨学金申込説明会」を開催していますので、希望者は参加してください。
※秋学期の募集説明会は終了しました。説明会に参加できなかった方は、当サイトの申し込み方法を確認し、学生センターで申込書類を受け取ってください

なお、上記以外に家計急変等による臨時採用を随時受け付けています。
事由が発生してから申請が受理される期間に期限がありますので、該当した場合は速やかに学生センターにご相談ください。

2024年度奨学金申込み説明会について

今春に奨学金申込みを希望する方は、「奨学金申込み説明会」に参加してください。

■1年生で高校で既に奨学生としての採用が決定している学生向けの説明会 … 2024年4月5日(金) 11:15~12:45 3号館講堂

■2~3年生および1年生で大学から奨学金申込む学生向けの説明会     … 2024年4月5日(金) 11:15~12:45 200教室


今秋から奨学金申し込み、もしくは現在利用している奨学金に加えて新たな種類の奨学金の追加を希望する方は、「奨学金二次採用説明会」に参加してください。

■日本学生支援機構奨学金・修学支援新制度二次採用説明会 … 2024年10月4日(金) 17:15~ 200教室 

・終了しました。説明会に参加できなかった方は、当サイトの申し込み方法を確認し、学生センターで申込書類を受け取ってください。 

※家計急変等による緊急・応急採用を希望する場合は、下記の『緊急・応急採用による申し込み』をご確認ください。

■申し込み方法について

高校時代に既に採用が決定している1年生に対する予約採用、1年生の大学進学後および在学生に対する在学採用ごとに申込み方法を記載しています

※2024年度の予約採用の受付は既に終了しています。

給付奨学金の家計急変採用、貸与奨学金の緊急採用・応急採用について

進学前または在学中に被災や父母等の病気、死亡、失職等で家計が急変し、急変後の収入状況が住民税情報に反映される前に奨学金を必要とする場合は、急変後の年収見込みにより選考が行われる奨学金制度があります。

応募随時受け付けていますが、事由が発生してから申請できる期間に期限がありますので、事由が発生したら速やかに学生センターにご相談ください。