教職支援センター概要
全学組織の「教職支援センター」
本センターは2015年10月に開設されました。開設理由の一つは、2014年に新しく教育学部がスタートしたことで小学校教員養成課程が導入され、本学に幼・小・中・高のすべての教職課程が揃ったことです。もう一つの理由は、教員免許法の大幅改定やそれに伴う教職課程カリキュラムの大規模な改編に即応できる組織が必要となったためです。
本センターでは、幼小保教職課程委員会および中高教職課程委員会と連携し、全学の教職課程(保育士養成も含む)に関する教育実習や教員採用試験対策を行っています。また、各種情報収集や調査、相談、企画立案をはじめ教員免許状更新講習など多くの業務に当たっています。
教職に関する学生支援
主な学生支援は次の6つです。
教員採用試験対策支援:全学年を対象に、4年次夏に実施される採用試験までの間、学生を継続的かつ総合的に支援するための様々な特別対策講座を開設しています。公立(公務員)を念頭とした幼稚園教諭と保育士養成についても、一般教養の対策講座に包摂しています。
教育実習支援:実習校の選定から、実習の事前指導・実施・事後指導に関わる諸事項について、幼・小・中・高の各教職課程委員会と連携しながら支援を行います。
介護等体験支援:介護施設や特別支援学校での体験に関する実施先の配属をはじめ、事前指導などを行います。
教職や教員採用に関する文献・資料の閲覧が可能です。
各種相談:教職に関するあらゆる情報を取り揃え、教職の進路選択や教職課程の履修、履修カルテなどに関する様々な質問や相談に応じます。
本センターの情報提供として「教職支援センター通信」「教職支援センター・ニュース」を併せて年間数回発行しています。
教職課程カリキュラム改編に関する情報収集と対応策資料の作成
2015年12月に中央教育審議会答申「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」が出されてから、教職課程カリキュラムの戦後最大規模での改編が継続的に進行しています。本学は2018年の教職課程再課程認定に合格し、2019年度から新たなカリキュラムを開始しました。今後ともカリキュラム改編に関する参考資料を作成し全学に提供します。
全国組織との交流
本学は「一般社団法人全国私立大学教職課程協会」(全私教協)に加盟しています。協議会では全国研究大会や東海・北陸地区定例研究会などを定期的に開催しており、本センターからも毎回参加し、全国の教職関係者との交流を行い情報収集につとめています。