ユパンキ工房

ルーピング(Looping)とは?

織技術の出現前から世界中で使われていた古代技法のひとつ。一つ穴の針で、糸をループ状に絡めながら編み目を作ります。多彩なヴァリエーションがあり、植物素材で作られた袋や帽子などは今でも見かけられます。

南米のアンデス地域では、極細の獣毛糸のカラフルで美しい縁飾りがたくさん作られました。ちょうどスプラングが発達した同時代、今から約2000年前のものです。ルーピングの編み目はニットに似ていますが、作り方はまったく違います。必ず筒状の形になり、一部が破れてもニットのようにほどけることはありません。

ルーピングオリジナルアクセサリー