Q&A

Q1. なぜ縦割り保育なのですか?

A1. 異年齢のかかわりのなかで、自然な形で教えあい、助けあい、学びあうことができます。年上のお友だちを身近なお手本としながら、自ら成長したいという意志・意欲を育みます。

〈保護者の声〉

*縦割りのおかげで一人っ子の我が子が、年少さんや年中さんのお世話をし、思いやりや、自立心が生まれました。(年長TAさん)

*縦割り保育で本当に良かったと思います。さくらの子ども達を見ていると、みんな本当に仲が良くて一つの家族のようです。自然に自分より小さな子のお世話をする姿がよく見られますし、年上の子ども達を憧れのお兄さん、お姉さんとして観察しながら、色々なことに挑戦しています。みんながありのままの自分を受けとめてくれる環境があり、子ども達間でコミュニケーションをうまくとっているなぁと感心する事が多いです。子ども達一人ひとりがのびのびと楽しんでいる姿にいつも安心しています。(年中Nさん)

Q2. 少人数制はなぜなのですか?

A2. 家庭の延長のような目の行き届く温かい雰囲気のなかで、一人ひとりの成長をていねいに支えていくことを大事にしています。子ども達は、人と人とのかかわりの基礎をきめ細やかに学んでいます。

〈保護者の声〉

*上の子のときは、大人数の園で、仲の良い子はそのなかの2,3名でしたが、さくらでは、会話のなかで毎日たくさんのお友だちの名前が出てきて、それほどお友だち同士のかかわりが豊かなのを感じます。さくらの人数編成は子どもにちょうどよく、一人ひとりとしっかり関わっているので、コミュニケーション能力がはるかに高いように感じます。(年長TEさん)

Q3. 送迎バスはありますか?

A3. 保護者の方に送迎をお願いしています。送迎時に、おうちでの様子や園での子どもの様子をお伝えしあい、お顔を見ながら、相互にコミュニケーションがとれるようにしています。

〈保護者の声〉

*登園、降園時に先生は保護者一人ひとりと握手をされ、降園時には子どもの一日の様子をお話して下さいます。朝、家で気になることがあれば、登園時に直接お伝えすることができるのも安心です。また、降園後の時間に、些細の事でも何かあればすぐに相談する機会を作って下さり、子どもへの接し方などのアドバイスを聞くことができるのも有難いです。(年長Nさん)

*雨や雪の時は小さい子を連れて歩くのは大変なので、園門の前に車を置かせてもらっています。また、親御さん同士で調子の悪いときなど、助け合っています。(年少Aさん)

Q4. なぜ駐車場が園から離れたところにあるのですか?

A4. 歩くことは幼児期の子どもにとって、体作りの一番の基礎となります。また、親子で園まで歩き、四季の移り変わりや生き物との出会いを共に体験してほしい、親子のコミュニケーションを大事にしてほしいと願っています。

〈保護者の声〉

*駐車場から園までの“近道”と、川沿いの桜並木のある“さくら道”(子ども達が呼んでいます)と、道が2通りあります。雨が降っていても子ども達は歩きたがりますし、特にさくら道が大好きです。朝の空気はすがすがしくて、私自身、子ども達と一緒にさくら道を歩く事でリフレッシュしています。一緒になったお友達やお母さん方と色々な事を話しながら歩いたり、毎日本当に楽しく歩いています。(年中Nさん)

*母親は朝の忙しさで、その日の子どもの体調、心境など見過ごしてしまうこともよくあることだと思いますが、送迎中の車の中での子どもとの会話、駐車場から園まで歩く間の自然の中での小さな発見の共有、この何分かの時間は思い返せば、子どもと親とを結ぶ大切な時間だったと思います。(卒園児母TAさん)

Q5. 入園金、保育料は?

A5. 市などからの補助金がないなかで運営していますので、公立に比べると負担額は多くなりますが、質の高い保育、環境の豊かさには自信を持っています。

〈保護者の声〉

*月額納付金は、保育料、教材費、給食費、冷暖房費等すべて込みで、追加でお支払するお金はほとんどないので、他の私立と変わらないと思います。食事面や保育の内容面からも、大変満足しています。(年少Aさん)

*梅や柿、いちじくの収穫や栗拾い、竹の子堀りなども体験でき、家庭ではなかなかできない染め物や織り物、木工などの体験も保育のなかで行われ、先生方は子ども達に本当に色々と貴重な経験をさせてくださり、その意味でも保育料は高くないと思います。(年中Nさん)

Q6. ひらがなや計算などを教えていなくても、小学校へ行って大丈夫でしょうか?

A6. さくらでは、勉強そのものよりも、幼児期に発達するからだづくり、意志、意欲、また集中力、発想力、考える力、表現力など、遊びや生活体験のなかで、小学校で学ぶための基礎力を自然に育んでいくことを大事にしています。入学当初は学習に差があるように感じられるかもしれませんが、次第に力を発揮していきます。

〈保護者の声〉

*さくらでは、ひらがなを教わりません。“先生のお話をしっかり聴く力と筆圧、手首の動きが出来ていれば問題はありません”と言われましたが、正直少し不安でした。しかし、さくらの保育で、しっかりと遊びこむことで、集中力、発想力、想像力が伸びました。また、クレヨン画を自由にのびのびと描かせてもらうなかで筆圧もつきました。昔話を語り聞かせてもらい、集中してお話を聞く力、理解力も自然に身についたように思います。

実際に小学生になってみると、授業中先生のお話をしっかりと集中して聞くことができる力が身についているので、どんどん吸収して学んでいます。子どもの体や意識が学齢期の段階にないときに、無理に教え込まなくてよかったです。(年長TAさん)

Q7. キャラクターものは禁止ですか?

A7. 子どもの身の回りのものは、できるだけシンプルで使いやすいものをお勧めしています。たとえば、キャラクターのついたお洋服を着てくると、子どもの意識がキャラクターの絵柄に縛られ、子ども本来の自由な遊びが限定されていくのを感じます。子どもの環境をどのように整えてあげていくか、ご一緒に考えていきましょう。

〈保護者の声〉

*子どもの好きなキャラクターはありますが、ぱっと目を引くキャラクターの強いイメージや刺激によって、子どもの持つ世界が阻害されないように、シンプルで自然なものを選ぶようにしています。子ども自身もキャラクターにこだわらず、家のなかもキャラクターのがちゃがちゃした雰囲気から解放され、気持ちも落ち着くような気がします。

Q8. テレビは禁止ですか?

A8.幼児期の子どもにとって、テレビは視覚刺激が強く、また受動的な意識になりやすいと言われています。ただ、現代の生活環境、ご兄弟の関係など、テレビを見せないという生活は難しい場合もあります。その場合には、時間を決めて見る、また大人は幼児が寝てから等と工夫しながらテレビとうまく付き合ていく方法をお勧めしています。

〈保護者の声〉

*徐々にテレビを見る時間を少なくし、今ではほとんど見なくなりました。テレビに頼らなくても、子どもは遊ぶ力を身につけていくので、子どもの心が安定しているのを感じます。

Q9. 習い事についてどうお考えですか?

A9. 幼児は、全身が感覚器官であると言われています。さくらの園生活では、日々様々な経験をし、たくさんのことを感じ、考え、吸収し、子どもたちは心身共に満タンの状態で降園します。降園後は、子どもの“自由な時間”を保障してあげることで、幼児はその日に体験したことを消化し、自分の糧にしていきます。

〈保護者の声〉

*幼児期は体を作る大事な時期と知り、さくらでの体験を大切に過ごそうと、習い事はしませんでした。周りの人の様子から、早く習い事を始めるべきなのかと思った時期もありましたが、やはり無理をせず、小学校での生活に慣れてからで充分だったことを親子で実感しています。さくらでは、運動や学ぶことへの意欲を育ててもらい、子どもたちは小学校での生活を楽しんでいます。(卒園児母KAさん)