昨日、肘内障の1歳半の女の子が来院されました。
ママと手をつないだ状態で転んだとのこと。 前夜に救急病院に行って整復、痛み止めのくすりを処方されたものの まだ痛がる様子があり、ほとんど右手を使わない状態。
たしかに、来院時も右腕は下垂・回内位で動かそうとしない。 整復が不完全であったか、再発したのか、だと考え整復にとりかかる。
前日の病院では激しく泣いて、のけぞったりして苦労したとのことで、 まずは白衣を脱いで一緒に遊ぶところから開始。 落ち着いてきたところで回内・屈曲の整復を実施。
確認のため、iphoneアプリ「Sound Touch」を使う。 右手側の高い位置に画面を持ってきて、動物のイラストにタッチしてもらう。 すると動物の写真が大きくなって鳴き声がするという仕組み。
夢中になって右手を伸ばしてタッチしまくっていたので うまくいったかな、と思いつつもまだ積極的には右手を使っていなかったので 少し心配していましたが、
今朝、ママにメールで確認すると、一昨夜のように泣きじゃくることもなく爆睡したそうで 朝のお着替え、食事もいつもどおりに右手を使っており、痛がる様子もなくなったとのこと。
それを聞いてひと安心しました。 反復性があるので、今後はなるべく、手を引っ張らないように ママにご指導して、治療完了!!
肘内障は小さいお子さんにはよく起こることです。 しっかり整復すれば心配ないので、 あわてずに近所の整骨院や整形外科を受診されることをおすすめします。 |