仙台で販売されていた! 照射ジャガイモを監視しよう

放射線(ガンマ線)を当てて発芽を止めた「照射ジャガイモ」が出回っています。監視活動にご協力ください。近くのスーパーで、「芽どめじゃが」(ガンマ線照射済み)があったら、お店の人に「売らないでください」と要望しましょう。そして、照射食品反対連絡会に通報してください。

春先の端境期となる2月~5月頃に北海道士幌町農協から照射ジャガイモが出荷されます。その流通実態はよく分かっていません。照射食品反対連絡会は、毎年この時期に照射ジャガイモ監視活動を行っています。

今年4月、宮城県仙台市にあるスーパーで照射ジャガイモが販売されているという通報がありました。すでに新ジャガが出回る季節、鹿児島産新ジャガは一袋131円ですが、「芽どめじゃが メークイン」(北海道産)は78円とかなり安め。値段だけで選ぶと、照射ジャガイモを買ってしまいますね。

昨年までには、北海道、宮城県、千葉県、埼玉県、広島県などで照射ジャガイモが見つかっています。販売しているのは全国展開するような大手チェーン店ではなく、地元密着の中小規模のスーパーです。近所のスーパーに行って、照射ジャガイモが販売されていないか、見てくださいませんか? そして、「芽どめじゃが」と書かれたシール(写真)のある照射ジャガイモがあったら、「売らないように」と要望しましょう。

段ボール箱から自分で袋に詰めるという最近よくある販売形式の場合、シールではなく、近くにある表示(POP)や段ボール箱を確認してください。「ガンマ線照射」と書いてあれば、照射ジャガイモです。

照射ジャガイモを見つけたら、本連絡会に連絡くい。できれば現物を購入し、当会まで送ってください(購入代金と送料はお支払いします)。